地元埼玉の浦和実業出身育成ルーキー、豆田泰志投手です。

今季はイースタンで9試合登板し、内4試合は先発としてマウンドに上がりました。

奪三振率7.76 与四球7.21
三振を取れる魅力はありますが、与四球率がかなり高く、制球に大きな課題がある投手です。
武器は、空振りの取れる浮き上がるようなストレートです。
浮き上がるようなストレートと言えば多和田ですが、豆田はまだそこまでではありませんが、イースタンクラスなら、球速こそさほど出ませんが、高めで空振りも取れるストレートを投げています。
先日まで行われていた、秋季練習でのシート打撃でも、打者8人相手に1安打5三振2四球と、らしさ全開の投球でした。
変化球は、スライダー、カーブ、フォークと投げますが、精度が低く、今の所はストレート次第の投手です。
課題は与四球率からも分かるように、制球です。
イースタンでは何度か炎上もしていますが、制球難が大きく影響しています。また、変化球の精度も低いので、ストレートで空振りが取れないと、投げる球が無くなってしまうので、ここも改善したいです。
投手の基本はストレートですので、空振りの取れるストレートは維持したまま、先発をやるなら、カウント球、決め球の変化球は身に着けたいです。
育成は、何か光るものがある素材型選手です。
東野、大窪、出井と今までの育成投手は、どちらかと言えば軟投派でしたが、今季から加入した豆田、赤上投手は制球難ではありますが、ストレートで空振りの取れる投手です。
小さくまとまった選手よりも、可能性的にもストレートが武器になる投手は育成としては魅力的です。ただ、ライオンズの場合は支配下でも制球難の投手が多く、どこまで改善させられるかはチームとしても課題です。
来季のファームは先発投手不足ですので、豆田投手にもチャンスは多く回ってくると思われます。
豆田投手は、カーブも投げるので精度を高めて緩急を使ったり、オフの間にビルドアップしてストレートの球速を上げたりと、長所であるストレートを活かした投球を期待したいです。
渡辺GMからは、来季は支配下を空けて育成からの昇格をさせると発言がありました。
今の所は、野手の長谷川選手くらいしか支配下昇格は思い当たりませんが、まだ10代と若い豆田投手も、オフの取り組み次第で来季飛躍する可能性も秘めています。
ファームの先発投手不足は、豆田投手にとっては大チャンスですので、アピール出来るようにオフはしっかりとトレーニングして準備をしておきたいです。
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