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2021年12月

地元埼玉の浦和実業出身育成ルーキー、豆田泰志投手です。



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今季はイースタンで9試合登板し、内4試合は先発としてマウンドに上がりました。



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奪三振率7.76 与四球7.21



三振を取れる魅力はありますが、与四球率がかなり高く、制球に大きな課題がある投手です。






武器は、空振りの取れる浮き上がるようなストレートです。



浮き上がるようなストレートと言えば多和田ですが、豆田はまだそこまでではありませんが、イースタンクラスなら、球速こそさほど出ませんが、高めで空振りも取れるストレートを投げています。




先日まで行われていた、秋季練習でのシート打撃でも、打者8人相手に1安打5三振2四球と、らしさ全開の投球でした。




変化球は、スライダー、カーブ、フォークと投げますが、精度が低く、今の所はストレート次第の投手です。








課題は与四球率からも分かるように、制球です。


イースタンでは何度か炎上もしていますが、制球難が大きく影響しています。また、変化球の精度も低いので、ストレートで空振りが取れないと、投げる球が無くなってしまうので、ここも改善したいです。



投手の基本はストレートですので、空振りの取れるストレートは維持したまま、先発をやるなら、カウント球、決め球の変化球は身に着けたいです。




育成は、何か光るものがある素材型選手です。


東野、大窪、出井と今までの育成投手は、どちらかと言えば軟投派でしたが、今季から加入した豆田、赤上投手は制球難ではありますが、ストレートで空振りの取れる投手です。




小さくまとまった選手よりも、可能性的にもストレートが武器になる投手は育成としては魅力的です。ただ、ライオンズの場合は支配下でも制球難の投手が多く、どこまで改善させられるかはチームとしても課題です。







来季のファームは先発投手不足ですので、豆田投手にもチャンスは多く回ってくると思われます。



豆田投手は、カーブも投げるので精度を高めて緩急を使ったり、オフの間にビルドアップしてストレートの球速を上げたりと、長所であるストレートを活かした投球を期待したいです。





渡辺GMからは、来季は支配下を空けて育成からの昇格をさせると発言がありました。



今の所は、野手の長谷川選手くらいしか支配下昇格は思い当たりませんが、まだ10代と若い豆田投手も、オフの取り組み次第で来季飛躍する可能性も秘めています。



ファームの先発投手不足は、豆田投手にとっては大チャンスですので、アピール出来るようにオフはしっかりとトレーニングして準備をしておきたいです。




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今季トミー・ジョン手術を行った、斎藤大将、粟津、伊藤翔、上間の4投手、今季で育成期間が終了した中熊選手が、育成契約を結びました。




投手4人は、来季は登板出来ずリハビリです。




球団が、来季投げられないのを承知で、手術する事を認めてくれたので、仮に経過が良くても無理に早期復帰を目指して、高橋朋己投手の様に別の部位を痛めるような事が無いようにしてもらいたいです。



勝負するのは再来年です。







上間永遠投手


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井上、渡邉と並んで期待の若手投手です。キャンプからアピールをして、今季は1軍先発も経験できました。



球速こそ140程度と物足りませんが、キレの良い空振りの取れるストレートを投げます。手術をして球速が上がる投手もいますが、現状だと球威よりも内外とコースに投げ分けられる制球を高めたいです。



変化球はカット、スライダー、シンカー、カーブと投げますが、決め球としてはまだまだで、もっと精度を高めたいです。



期待の大きい若手先発投手です。



焦らずにじっくりリハビリをしてもらいたいです。







伊藤翔投手


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シーズン序盤は1軍の中継ぎとして存在感を出しました。ストレートの球速が増し、変化球のキレも良かったです。


ただ、制球難に加えて球速が出たり出なかったりと、ボールの質に不安定さがあり、イースタンでも打ち込まれる事が増えました。


シーズン中から徐々に腕を下げ、サイド気味に投げるようになりました。


制球改善のためかも知れませんが、球のキレがなくなっては意味がないです。変化球は良いものを持っているので、それを活かせる方法を考えながらリハビリに取り組んでもらいたいです。







斎藤大将投手


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伸び悩んでいるドラ1左腕です。背番号も大きい番号に変わり、今季は後がないシーズンでしたが手術となりました。


この投手も制球難です。先発、中継ぎと色々やりましたが、存在感を出せていません。


生き残るためには、左腕である事を活かして、スライダー投手として左キラーを目指したいです。


ライオンズにはスライダー使いが多くいますので、教えて貰ったり、握りを変えてみたりと色々研究して、左のスライダー投手として再起したいです。








粟津凱士投手


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3年目24歳のサイドスロー投手です。シンカーが持ち味です。サイドのシンカー使いと言えば、潮崎氏を思い出しますが、現状、戦力としては厳しい結果です。


後がない投手ですが、手術をさせてもらえたので、再来年に存在感を出せるように力をつけたいです。









中熊大智選手


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育成選手として3年が経過したため、一度戦力外にしてからの、育成再契約です。


打撃は良く、成長もしています。捕手としては、おそらく来季は牧野捕手、ルーキーの古賀捕手が中心になってくると思いますので、打撃で差別化を図りたいです。


そこそこ打てる捕手から、打てる捕手へとレベルアップしたいです。










戦力層の薄いライオンズにとっては、育成選手も戦力です。





リハビリ組が多いですが、再来年には戦力として考えているからこその育成契約です。



それぞれ課題を克服出来るように、この期間を大事にしてもらいたいです。




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外野手でありながら内野も出来、チームのムードメーカー、更にはイベント時は司会までこなす、ユーティリティプレイヤー熊代聖人選手です。


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プロ入り11年目32歳となりました。


レギュラーでも、代打の切り札でも、守備職人でもなく、それでも常に1軍で必要とされる選手は稀です。



元々は外野手として、守備が良く、打撃も悪くはなかったのですが、足を活かすためにスイッチをやらされたり、チーム事情で内野もやったりと、振り回された結果、守備的なユーティリティプレイヤーとなりました。



どちらかと言えばプレイよりも、試合前の訓示やベンチでの声出し、オフのイベントなどでの司会などムードメーカーぶりが注目されます。




ただ、本職は外野手でありながらも、ショート守備はファームの若手よりも上手いですし、そこに至るまでの努力は素晴らしいものがあります。



野球センスのある選手なだけに、器用貧乏になってしまいましたが、チームへの貢献度は高い選手です。






来季は12年目33歳となります。


内野は山田、平沼といったユーティリティがいますし、外野もバックアップであれば数は多くいます。




ライオンズは、次世代のための育成もしていかなくてはならないので、ベテランの熊代の1軍ベンチ枠の優先度はそれ程高くはないです。




個人的には、熊代をベンチに入れるなら、いざという時の保険は熊代だけでも足りるので、他の控え野手は全員使うつもりでいてもらいたいです。




また、




中継ぎ投手が疲れてくる夏場や終盤は、投手を多くベンチ入りさせたいので、第3捕手か熊代を外して、代わりに投手を入れたいです。







現状は、チーム事情によって上げ下げされる役割となってしまいます。




そういう役割もチームとしては大事ですが、もっと使い所のある選手になるためには、もう少し打撃を向上させたいです。




理想は、代打の切り札であった平尾的な役割です。



本来は、勝負強い栗山が代打の切り札になれる状況が一番なのですが、若手外野手の伸び悩みもあり、現状は規定打席に達するくらいのレギュラーです。



そのため、ベテランになり走・守の面で衰えも出てくるであろう熊代は、打撃面でも貢献し、1軍に生き残って行きたいです。





熊代は元々、打撃は悪くはなかったですが、チーム事情に振り回され、出番も少なくなり、打撃面の育成は上手く行きませんでした。





しかし、ベテランとなり若手よりは落ち着いて打席に入れるでしょうし、同じムードメーカーだった平尾のように、打てばチームも盛り上がります。




代打の切り札だった頃の平尾は、代打はバットに当てれば勝ちと言っていましたが、まずはバットを振れる事が重要です。


熊代は、平尾程の打撃力はありませんが、メンタル的には向いていると思うので、ベテランとなり今後も生き残って行くためにも、レベルアップしたいです。




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ライオンズから巨人にFA移籍した、野上亮磨投手の引退セレモニーが行われました。




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奥様が元モーニング娘の石川梨華さんなので、そちらが注目されがちですが、野上投手も素晴らしい投手でした。



ライオンズ時代は、1.5軍クラスの投手からローテ投手まで上り詰め、FA取得年度はいい成績を収めて、FAマネーを手に入れる事が出来ました。



エース級ではありませんし、完投タイプでもなかったですが、安定してイニング消化をしてくれる先発投手でした。



巨人に移籍してからは怪我もあり、悔しい想いもしましたが、ライオンズ低迷期を支えてくれた投手です。



長い間お疲れ様でした。










トライアウトも終わり、今朝から自由契約選手の獲得調査報道が次々に出ています。


日ハム大田→DeNA
楽天藤田→DeNA
SB釜元→楽天
SB川島→楽天
ロッテ大嶺→中日
SB渡辺→阪神





トライアウトへの参加に関わらず、以前から獲得予定だった自由契約選手たちは、早めに獲得報道が出ます。




ライオンズはファームの若い選手たちの育成のためにも、イニング消化出来る投手が足りません。



野上投手のように、長い回ではありませんが、シーズン通してイニング消化してくれる投手は、チーム全体を考えると大切です。



自由契約選手なら、安い年俸で雇えますし、何でもやるという野球に対する意欲もあるでしょうから、是非とも投手の獲得をしてもらいたいです。



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ライオンズが恐れるFAですが、今年移籍の可能性があるFAは、中日又吉選手のみとなりました。





宣言残留したライオンズ岡田選手も含めて、今年のFA宣言は3人と、導入以来最小となっています。









コロナ禍により経営の厳しい球団も多く、大盤振る舞いしてまで強奪する流れが落ち着いて来ています。また社会不安もあり、選手も家族の事を考えて、環境を変えない選択をする人も増えています。もちろん球団も、複数年契約などで残留させる努力をしているのも大きいです。





FAには嫌な思い出が多いライオンズにとっては嬉しい流れですが、来季以降はあまり期待しない方が良いです。




日本ではコロナも落ち着きを見せ、今は感染予防と経済活動の両立を目指しています。




来季は上限撤廃により、多くのファンが球場に行ける見込みです。経済が活性化すれば、経営が上向く企業も出てきますし、その企業が球団を所有していれば、再びFA乱獲するチームも出てきます。




2023年には山川、源田、外崎はFA取得見込みです。森に関しては、2017年の強化試合での怪我の扱いがはっきりせず、FA取得が2022年説と2023年説がありますが、球団は流石に把握しているでしょうし、今季複数年契約を提示しなかったので、おそらく山川達と同じ2023年だと思われます。




コロナが落ち着き、選手達の外出も自由にできるようになり、経営も回復していけば、タンパリングも活性化されるでしょうし、今の残留する流れは限定的だと考えています。



森、山川、外崎、源田と他球団にとっては魅力的で、出せない金額ではない選手達のFAとなれば、ライオンズとしては全員残留はかなり厳しくなってきます。




ライオンズができる事は、たくさんのファンに球場に来てもらい、お金をたくさん落として貰う事や、高額なスポンサー契約、試合をしていない時のドーム使用などで、収入を増やすことです。



ライオンズは、試合の勝敗関係なく楽しめる球場を作りましたが、毎試合のように来場してグッズもたくさん買ってくれるファンにとっては、試合の勝敗は重要です。




現場は優勝を目指し、球団はそれをサポートしながらも収入を獲得するイベントやグッズ開発、企業への営業を、例年以上に行いたいです。




昨年の増田の引き止めを見ても、大盤振る舞いは無理でも、適正な金額よりやや多めには出して来ているので、後はそれが出来る経営状態にする事と、選手に必要だと言う熱意を伝える事は、シーズン中からやってもらいたいです。




森、山川、外崎、源田の全員残留は難しいとは思い、個人的にも森、源田、外崎、山川と残留の優先順位を付けましたが、出来るものなら当然全員残ってもらいたいです。





今のFAをしない流れは限定的です。



FA対策のためにも、少しでもライオンズの経営が上向いてもらいたいです。来季からはたくさんのファンが球場に行けるように、プロ野球を、ライオンズを盛り上げて行ってもらいたいです。




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