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2022年02月

辻監督は、出遅れている平良に代わる守護神に、増田達至投手を指名しました。











今季のセットアッパー、守護神指名は、昨年の段階で早々に、8回増田、9階平良と辻監督は指名しました。





おそらく、昨季不調の増田、手術明けの平良の2人に、焦って状態を無理に上げて、キャンプでアピールしようとしないで、開幕に間に合えば良いと言う辻監督の親心での発言だったと思います。





増田投手は、無理にキャンプからアピールしようとはせずに、例年通りスローペース調整ですが、平良投手は、キャンプ直前にコロナ感染してしまい、ただでさえ遅れている調整が、さらに遅れてしまいました。




ライオンズにとって、平良投手はなくてはならない存在ですが、開幕に居なくても、1軍に合流してから、シーズン終了まで再調整せずにいてくれる事の方が、チームとしても助かります。



現在の平良投手は、そんなに時間はかからないと言う情報も来ていると辻監督は話していますが、手術明けですし、満足にオフのトレーニングも出来ていません。平良投手自身は、開幕に間に合わせようとすると思いますが、周りのスタッフも介入して、無理はさせずに万全になるまで待ちたいです。








代役守護神となった増田投手ですが、昨季不調だったとはいえ、代役と呼ぶには失礼な実績を持っています。




キャンプでも、無理はせずマイペースに調整していますし、オープン戦中盤くらいに状態を上げてくれれば問題ないと思います。





ただ、バロメーターはストレートです。




調整は順調にしていると思いますが、そのストレートの出来が悪ければ、不安を残します。



良い時の増田投手は、高めのストレートで空振りが取れますし、制球も良い投手です。


オープン戦中盤くらいから、ストレートで空振りが取れ、四球も出さない投球が出来るようになれば大丈夫だと思いますので、今後の実戦で注目したいです。



増田投手は、2018年も不調でヒースに守護神を譲りましたが、翌年は守護神に返り咲きました。当時は、不調の原因は下半身が上手く使えずに、投げ急ぎ、投球フォームが崩れていたと分析し、修正したことで復活をしました。



今キャンプでも、当時と同様に、投げ急がない投球フォームを意識して取り組んでいました。平良投手が戻っても、守護神を譲らない活躍を期待したいです。






そして、平良投手不在となると、勝ちパの形成も不安となります。




キャンプの段階では、森脇投手、田村投手の仕上がりが良いです。



今の所は、この2人が勝ちパ候補ですが、平井投手、宮川投手と他にも候補がいますので、今後のオープン戦での出来や、シーズンに入ってからもその時の状態や相手との相性を考えて、しばらくは流動的に起用をしてもらいたいです。




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本日から始まる対外試合の初戦は、今井達也投手が登板します。











今キャンプでは、首脳陣も驚く出来の良さを見せていましたし、先発投手の柱の一人として、自覚も出てきています。




常時150キロを超える、威力あるストレートが注目されがちですが、変化球の空振り率は、スライダー17%、チェンジアップ11%、カット13%と、昨年は変化球が非常に良い年でもありました。



 
ストレートを中心に、右にはスライダー、カット、左にはチェンジアップが、昨年の基本スタイルです。




空振り率的にはスライダーが効果的でしたが、昨年はカットで併殺を狙って取る場面もあり、力押しだけではない大人の投球も見せてくれました。




今井投手は、対外試合初戦に向けて、色々な球種で空振りを取りたいと話していますが、威力あるストレートを活かすためにも、変化球の出来は今季も重要になってきます。




制球難の投手でもありますが、昨年はストレートがシュート回転して制御出来なくても、変化球でカウントを稼げる投球も見せていましたので、先発投手として長い回を投げるためにも、開幕までに変化球の調整もしたいです。






ただ、今井投手の強みはストレートです。




あの、威力あるストレートがあってこその変化球です。細かい制球があるわけではないので、少なくともストレートをゾーン内に投げこみ、空振りが取れなくてもファールを打たせられるようにしたいです。




紅白戦では、ランナーを出してからの制球に課題を残しました。ブルペンでは、足を左右に動かしながら投げるフォームがハマり、凄いストレートを投げていましたが、ランナーを出すとそのフォームは使えません。




本人は、タイミングを取るために足を動かしていると話していましたが、ランナーが居ても居なくても、球威を落とさずに投げられるポテンシャルはある投手ですので、こちらもしっくりくる投手フォームを開幕までには調整したいです。







今井投手の場合は、投球フォームが定まらない事も、長年の課題です。




昨年大きく飛躍しましたが、シーズン中も投球フォームが変わったりと、まだ安定していません。



投球フォームが安定しないのに、この球を投げられるのは凄いポテンシャルの持ち主ですが、今季こそはフォームを安定させて、高橋光成からエースの座を奪う気持ちで、さらなる飛躍を期待しています。




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ライオンズは春季キャンプが終わり、いよいよ対外試合が始まります。








今年のキャンプは、感染力の強いオミクロン株により出遅れた選手や、キャンプ中も赤田コーチの感染により練習が中止になるなどありましたが、クラスターも起こさず、大きな怪我人も出さずに、キャンプを終えることが出来ました。





今キャンプでは、投手陣の仕上がりの良さが目立ちましたが、その中でも特に、個人的にアピールしたと思う選手たちです。







今井投手

球威に関しての仕上がりの良さは最も良いです。左右に足を動かすフォームがハマっています。紅白戦では、ランナーを置くと制球が荒れていましたが、元々制球の良い投手ではないですし、強い球を投げられるように、開幕までにフォーム固めをしたいです。





森脇投手

紅白戦では、ストレートが非常に良かったです。ブレイクした時も、ストレートが良くなりフォークやカットが活きたので、今季は復活に期待が持てそうです。





田村投手

昨季の初勝利から、一皮剥けた投球を続けています。球威あるストレートに、チェンジアップが低めに決まれば、連投も出来るタフな投手ですし、僅差での起用も見えてきます。






隅田投手

キャンプでは、期待以上のパフォーマンスを見せています。チェンジアップが大きな武器になっていますが、ストレートも打者を差し込んでいますし、今後が楽しみな投手です。

佐藤投手と交互に起用する方針となりましたし、今季は来季以降、中6日でシーズン通してローテを守れるように、基礎体力も向上させたいです。









野手は、投手に比べると物足りなく感じますが、これから状態を上げてくる選手も多いので、オープン戦ではレギュラー争いも過熱させてくれると思います。





現状では、鈴木選手、ブランドン選手、山田選手は、紅白戦でも結果を出しましたし、アピールしています。





ファームからは、戸川、山村、中山選手が1軍に合流します。



他にもファームには、西川、川越選手もいますし、レギュラー確定と呼べるのは、森、源田、山川くらいですので、どの選手もチャンスがあります。



野手のレギュラー争いも活性化させてもらいたいです。





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辻監督より、今季先発ローテションの青写真が明かされました。












高橋、今井、松本投手の3本柱に加えて、渡邊、與座、隅田、佐藤投手をローテションとして考えているようです。






そして、注目のルーキー2人の起用法ですが、隅田、佐藤投手を交互に使っていくとも話されました。




ローテ投手として、バリバリ中6日で使われるのではないかと心配でしたが、将来を考えて育成しながら起用する選択をしてくれそうです。







モデルとなるのは昨年飛躍した、ヤクルト奥川投手の起用法となります。





奥川投手は、中10日の前半5日は体力強化、残り5日で登板調整をしてきました。隅田、佐藤投手を交互に使うことになれば、中13日空ける事になるので、育成と調整を分けたメニューを組んでもらいたいです。




例えば、前半6日は体力強化、中6日で回した場合の登板日に当たる日は、強度を高めたブルペン入り、残りの6日は次回登板調整といったメニューも考えられます。




本人に合う合わないや、回復までの時間もそれぞれでしょうから、運用しながらにはなりますが、隅田、佐藤投手に合うやり方で、今季は運用してもらいたいです。








ライオンズは、開幕はオリックス3連戦、移動日を挟んで日ハム3連戦の後は、4月の後半まで週5試合となります。




週5試合となると、高橋、今井、松本、隅田&佐藤は投げるでしょうから、渡邊、與座投手のどちらかは中継ぎ待機や、ファームでの先発調整となります。



また、早ければ5月からは先発予定のエンス、スミス投手も合流する可能性がありますので、ローテ再編となります。



與座投手は先発も中継ぎも出来る投手なので、もしかすると、週5試合の時は中継ぎ待機となるかも知れません。



先発が早期降板したときのロングリリーフや、左腕投手と組み合わせて第2先発的な起用など、色々使い道のある投手ですが、現状では渡邊投手がまだ調整段階のため、ローテを回せるか不透明です。



昨年は状態が上がらないにも関わらず、期待値込みで浜屋投手をローテ入りさせましたが、状態が上がりきらずに、ファーム再調整となりました。



渡邊投手も期待値の高い投手ですが、それだけで決めずに、オープン戦の状態を見て、與座投手と天秤にかけて、週5試合になった時に、どちらをローテに残すか考えてもらいたいです。





辻監督から先発ローテの青写真を明かされましたが、あくまで現時点でのことです。アクシデントもあるかも知れませんし、ここからアピールしてローテに喰い込む選手も出てくるかも知れません。




キャンプでは、佐々木投手がアピールしていましたし、ファームから本田投手も1軍に合流します。



3本柱は確定ですが、残りは流動的ですので、練習試合、オープン戦で結果を出して、ローテ争いを活性化させてもらいたいです。









また、育成の長谷川選手に続いて、同じく育成の赤上投手も1軍に合流することになりました。



渡辺GMから、育成からの昇格は最低2人は確定と話されていますので、この2人が有力と思われます。




赤上投手は、速いストレートを投げられますが、制球が課題です。細かい制球をすぐに身につけるのは難しいと思いますので、少なくとも力のある速いストレートは維持したまま、ゾーン内で散らばるくらいの制球を見せてもらいたいです。






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ファームは阪神と練習試合を行いました。


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最注目は、若林選手がセンターでスタメン出場です。1打席のみですが、出場出来たことに意義があります。少しずつプレイの強度を上げて行きたいですが、くれぐれも開幕に合わせようとはせずに、少しずつ段階を踏んで行きたいです。



また、ショートはルーキーの中山選手です。
ファームのショートには、川野、山村選手に加えて、育成の長谷川、滝澤選手もいますので、今季は誰がファームのショートを担うのかも注目です。








【結果】

西武1ー4阪神





【投手】

十亀 1回1安打無失点

武隈 1回1安打無失点

ベテラン2人は共に順調に仕上げてきています。



佐野 1安打2四球1三振1失点

立ち上がり、連続四球からのタイムリーで失点。四球からのタイムリーと言う悪い流れは、今季こそ修正したいです。



松岡 1回1安打無失点

手術からの復帰登板です。内容は、継続して投げられる状態になってから判断したいです。



赤上 1回1安打2四球2失点

150キロのストレートを投げていましたし、球の速さは魅力ですが、やはり制球が課題です。連続四球からエラーとタイムリーで失点です。それでも、ポテンシャル的には育成からの昇格有力候補ですので、ここから状態を上げたいです。



黒田 1回1安打1四球1三振無失点

高卒ルーキーの対外試合デビューです。ストレートに力があり、最速150キロ出ました。三振も取りましたし、デビュー戦としては良かったです。

フォークが評価されている投手ですが、今秋くらいにストレートの最速が150キロ中盤くらいになれば、夢も広がります。




豆田 3回2安打1四球3三振1失点

失点は、味方エラーで出したランナーをタイムリーで返されました。三振も取れましたし、ストレートも良かったです。変化球の精度が低いので、同じ腕の振りで投げられるようにしたいです。





佐野、赤上は1軍に合流予定ですので、不甲斐ない投球をしないようにしてもらいたいです。今日の登板はありませんでしたが、本田投手も1軍合流予定です。






【野手】

6安打1得点13三振と、まだまだ野手は低調ですが、その中で結果を出したのは、2安打1死球の平沼選手です。






ルーキーでは、スタメン出場の中山選手は4−0、古市選手は1ー0でしたが、代走から出場した滝澤選手は2ー0ながら1盗塁、代打で出場した川村選手は四球で出塁してます。





育成ルーキーながら、支配下昇格候補として評価の高い川村選手は、持ち前の選球眼を早速活かしました。大学時代同様のスイングがプロでも出来るように、打撃を磨きたいです。







そして、若林選手が待望の実戦復帰です。



1打席でしたが、実戦復帰の第一歩です。

全力で走っていませんが、普通には走れていました。段階的に強度を上げて行きたいです。






野手では、戸川、山村、中山選手が1軍合流予定です。山村、中山選手はお試し的な要素もありますが、辻監督の目に止まる活躍を期待したいです。





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