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2022年02月

昨日のキャンプでは、出遅れていた大曲投手が打廻りで登板しました。









全力で投げてはいないので、今後の実戦での登板でどうなるかですが、まずは打者相手に投げられる状態にはなりました。




球の力はありますが制球難の投手です。




昨季ファームでは、完璧に抑える事もあれば、炎上することもあり、球の力を活かしきれませんでした。ただ、後半になると、制球も以前よりはまとまり、ストレートの力を活かしたセットアッパーとして成長を見せました。




そして、終盤には1軍を経験し、ある程度通用する部分も見られました。変化球は精度に欠けますが、スプリットが低めに決まれば空振りも取れるボールです。




オフには、高島トレーナーの元で、オリックス山岡投手らとトレーニングを行い、今季の飛躍にかけましたが、コロナにより所沢残留組となり、他の選手が紅白戦を行う中、打廻り登板と出遅れが響いています。



本来は、オープン戦で競走をして開幕1軍を目指してもらいたかったですが、こういう状況なので、焦らずに、ファームの試合で実戦調整して、万全になってから1軍を目指してもらいたいです。









大曲投手の武器は、ストレートです。




まずは、ゾーン内にストレートを投げこみ、力で押し込めるように調整をしたいです。




変化球はまだ精度は低いですが、カット、スプリット、スライダーと投げます。



A班合流時に、新しい変化球を試したいと本人も言っていましたが、一緒に自主トレをしたオリックス山岡投手から、チェンジアップを教えてもらったようです。




同じ腕の振りで低めに投げられれば、威力あるストレートとのコンビネーションは武器になります。



また、右投手のチェンジアップは、左打者対策にもなりますし、今までは速い球中心でしたので、武器であるストレートを活かすためにも、モノにしてもらいたいです。






ただ、ストレート同様に制球面が重要になる投手です。



軟式野球からのプロ入りで、昨年は硬式への慣れが優先されましたが、1軍を経験し今季は飛躍の年にしたいです。



魅力のある球を投げる投手ですし、中継ぎはチャンスもありますし、長いシーズンですので、1軍で使える中継ぎ投手は何人居ても困りません。消去法で選ばれるのではなく、使いたいと思わせる活躍を期待したいです。





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プロ野球、Jリーグの新規外国人が、早ければ3月上旬に入国出来ることが決まりました。









先日、岸田首相から、新外国人の早期入国について善処すると発言がありましたが、善処してくれた形となりました。




ビザを取得し、隔離期間を経てチームに合流するのは、順調なら3月後半、開幕頃には出来そうです。




かと言って、ライオンズの場合は全員新外国人なので、そこから調整だけでなく、サインや連携など日本野球への適応確認もしなくてはならないので、しばらくはファームでとなります。




ただ、早ければ5月から1軍に合流出来る可能性も出てきましたし、外国人選手の状態にもよりますが、合流時期が不透明ではなくなったのは朗報です。






外国人選手達のコンディションも気になりますが、昨年のようにコロナ禍による社会不安もありますし、途中帰国されないように、メンタル面でのフォローもしてもらいたい所です。




特に外国人の場合は、家族との生活を重視する傾向もあります。それぞれの家族事情もあるのでタイミングもありますが、出来るだけ早期に入国して一緒に生活出来る環境を作ってもらいたいです。




右も左も分からない日本での生活には、不安もあると思いますが、選手だけでなくその家族も、球団がサポートしながら、選手が全力でプレイ出来るようになってもらいたいです。





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2022年シーズン開幕投手は、2年連続で高橋光成投手に決まりました。







高橋投手は投手陣の柱ですし、順当な選択です。




今季は投球フォームを変え、足をゆっくり上げ、テイクバックも小さくした、シンプルなフォームにしました。


長いシーズンを戦うために、パフォーマンスを落とさないように、無駄を省いた形を取りました。


キャンプ、紅白戦では制球が荒れ、結果はイマイチでしたが、ここから開幕に合わせて状態を上げて行けば問題ないです。


昨年は、ストレートがそれ程だった事もあり、フォークやスライダーといった落ちる球主体の投球でした。


ただ、ストレートの球威はある投手ですし、まずはそのストレートをコースに投げ分けられるように、調整をしたいです。









昨年まででも結果は出していましたが、更なるレベルアップのために、リスクを犯してまで投球フォームを変える決断をしました。



ライオンズのエースとしての自覚は十分です。



開幕からしばらくは、外国人不在の状況になり、戦力的に苦しい事が予測されますが、高橋投手を中心に、主力投手陣の力で、上位に喰らいついてもらいたいです。






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紅白戦2試合で、特にアピールした選手です。






【投手】

森脇

1回2三振と状態の良さを見せました。特に、ストレートが良かったです。元々、フォークが持ち味の投手ですが、一昨年の飛躍時はストレートが良くなり、フォークやカットがより活かせるようになったので、この調子で調整して、今季は一昨年レベルの投球を期待したいです。




田村

1回1安打2三振とアピールしました。速いストレートに、チェンジアップが低めに決まれば三振も奪える投手です。好不調の波もある投手ですが、昨年の初勝利からは、一皮剥けたような、安定した投球を見せています。

今季は、敗戦処理から僅差ゲーム登板へ、レベルアップを期待したいです。





隅田

初回にワンアウト満塁と、バタバタしましたが、そこからの連続三振で無失点は、ルーキーとは思えぬ修正能力です。

決め球のチェンジアップが、大きな武器になっていますが、それ以上に制球の良さが武器になっています。








【野手】

鈴木

2試合6打席で、3安打1打点と猛アピールです。元々、ミートは良い選手ですが、1軍投手相手だとパワー不足でしたので、紅白戦で長打が出たのは自信にしてもらいたいです。

守備は悪くない選手ですので、打てればレギュラー候補です。





ブランドン

ホームランにタイムリーと、状態の良さを見せました。昨年の成長で、今季の飛躍に大きな期待をかけられている選手です。オープン戦も打撃でアピールして、開幕スタメンを狙いたいです。






山田

2試合5打席で2安打1四球1盗塁と、元気だけでなく結果も出しています。外崎の調整次第では、セカンドでのスタメンもありえますので、打撃を磨きたいです。





源田

2試合6打席で2安打2四球と、主力の中では最も仕上がりが早いです。今季も上位を任されると思いますので、出塁率を意識してもらいたいです。







逆に、高橋、與座、渡部はアピール出来ませんでした。



ただ、高橋、與座は力不足と言うよりも調整次第といった感じですが、渡部は力不足です。


守備力の低さを打撃でカバーする選手ですので、打撃でアピール出来なかったのは残念です。


ただ、これで終わりではないので、長いシーズン1軍の戦力になれるように、それまでファームで圧倒的な成績を出したいです。




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西武春季キャンプ、第4クール2日目も紅白戦です。





注目のルーキー隅田、佐藤投手が登板です。また、若手野手陣も状態を上げてきていますので、今後のオープン戦に向けて、特に若手はアピールしてもらいたいです。








【紅白戦結果】

紅組3ー3白組


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源田 四球(ボーク2塁)、投安、見三振

森  中安+1、中飛、空三振

外崎 一失、左安、見三振

ブランドン 中安+1、四球、空三振

栗山 四球(暴投+1)、見三振、右安

渡部 投直併殺、空三振、左飛

岸  三ゴロ、左飛

高木 中飛、空三振

長谷川 捕邪飛、左飛

古賀 一飛、三邪飛





佐藤2回2安打1失点

味方エラーにボークで3塁にランナーを進塁させ、犠牲フライで1失点。前回のフリー打撃よりも制球が良く、ストライク先行で無四球なのが特に良かったです。

ストライクを取るのに苦労していないので、期待が持てます。



紅白戦初登板ながら、素晴らしい投球でした。








與座2回4安打2四死球1三振2失点

コースが甘く打ち込まれました。2四死球は反省点です。

ローテ入りの期待もかかる投手ですので、左右高低に投げ分けられるようにしたいです。






増田1回1四球1三振無失点

四球は余計ですが、スローペース調整ですので、まずまずだと思います。昨季不調とはいえ、実績のある投手ですし、オープン戦中盤くらいに仕上げて貰えれば良いと思ってます。






井上1回2安打無失点

球威あるストレートも投げていましたが、良いボール、悪いボールの差があり、安定感に欠けました。武隈、十亀といったB班選手が合流すれば、現状、開幕1軍は黄色信号ですので、オープン戦で状態を上げたいです。






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※予定から大幅に打順を変えています。



山川 中安、左飛、右飛、三飛

金子 左飛、右安+1→走塁時足負傷交代

愛斗 投併殺、左安+1、空三振

呉  中安、空三振、四球

中村 三失(ボーク2、3塁)、左飛、遊ゴロ

柘植 三飛、死球、左中二 

※柘植は途中ライト守備へ。昨日はサード守備も。

鈴木 右犠飛+1、中安、右越二

山田 中安→盗塁、四球、一ゴロ

牧野 左飛、三飛、ニゴロ





高橋2回2安打2四球3失点

立ち上がりに四球、ボークからタイムリーで失点。その後もタイムリー、暴投と初回3失点でした。

新フォームで臨みましたが荒れていました。フォーム固めをして、制球を調整したいです。






隅田2回2安打1四球3三振無失点

立ち上がりワンアウト満塁とバタバタしましたが、栗山、渡部と連続三振で切り抜けます。

マウンド上での、修正能力の高さも見られましたが、やはりチェンジアップが良いですね。



佐藤投手同様に、紅白戦初登板ながら素晴らしい投球でした。







森脇1回2三振無失点

源田、森を連続三振と素晴らしい投球。

特に森へのストレートでの空振り三振は、球のキレも良く、状態も上がってきた様子が見られました。






田村1回1安打2三振無失点

キャンプの好調ぶりをそのまま試合でも出せました。外崎、ブランドンを連続三振です。

ストレートの強さもありますが、野手の中では比較的状態の良いブランドンが、ボール球の変化球に手を出しているくらい、今日は変化球のキレも良かったです。









注目のルーキー隅田、佐藤投手は両者共にポテンシャルの高さを見せました。


隅田投手は、やはりチェンジアップが素晴らしく、困ったときに投げられる球があるのが大きいです。


佐藤投手は、四球を出す先発投手陣が多い中、ストライクを取るのに苦労せずに投げられ、無四球というのが素晴らしいです。







他にも投手では、森脇、田村投手が順調です。

開幕は、守護神の平良海馬投手不在となりそうなので、両投手が救世主となってもらえると助かります。特に森脇投手が良く、この調子で行けば、今季は開幕から期待が持てます。







野手では、鈴木選手が3打席で犠飛、ヒット、ツーベースと猛アピールです。

今季はオフのトレーニングで、体も大きくなりました。体を大きくすれば言い訳ではありませんが、打撃面でのパワー不足を改善するために、本人なりに考えた事だと思います。


今季こそ1軍で活躍するために必死なのは伝わりますので、この調子でオープン戦も結果を出したいです。





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