前半戦終了時のポジション別攻撃力です。
前半戦は、山川選手の守る1塁が圧倒的な攻撃力でした。
29HRはぶっちぎりのパ・リーグトップです。
OPS1.015もパ・リーグトップと、山川選手の長打力がチームの得点に大きく貢献しています。
前半戦終盤は調子を落とし、チャンスで力んでしまうこともありましたが、ライオンズ打線の中心ですので、山川選手の前にランナーを貯める事がライオンズ打線の基本の形です。
森選手の離脱、不調もあり、一時期は大きなマイナスとなっていた捕手も巻き返しています。
岡田、牧野選手が今季絶望となりましたので、森選手を中心に、柘植、古賀選手の3人で戦って行くことになります。
負担の大きな捕手ですので、古賀、柘植選手も使い、森選手を適度に休ませながらシーズン終盤へと向かいたいです。
森選手の打撃はチームに必要ですので、シーズン終盤に息切れさせないようにしたいです。
外崎選手のセカンドは、大きなマイナスとなっています。
守備では高い貢献度ですが、打撃はイマイチ安定感に欠けています。対左には強いですが、右相手にも結果を出したいです。
守備を考えれば外せない選手ですが、後半戦はもう少し打撃に安定感も欲しいです。
ショートの源田選手は、前半戦2度の離脱がありましたが、不幸中の幸いでバックアップの充実が図れました。
滝澤選手が頭角を現し、山田選手と共に守備に関しては大きな戦力となっています。
ただ、まだ源田選手には及びません。攻撃力に関しても、ミスター.270の源田選手の打撃は安定感もありますので、後半戦は出塁率を高めて上位打線を担ってもらいたいです。
前半戦は、投手、守備のディフェンス力で勝ってきたライオンズですが、さらなる貯金をするためには失点を減らすつつも、得点力を上げる事が必要です。
コア4と呼ばれるこの4選手の活躍なしでは、優勝争いを出来ません。後半戦は、中心選手としての意地を見せてもらいたいです。
ただ、この4人だけでは得点力を伸ばしきれないため、打線の起爆剤となるような選手も必要です。
例年後半戦は、栗山、中村選手頼みとなりがちですが、そろそろ起爆剤には中堅や若手選手から出てもらいたいです。
中堅選手なら、呉、愛斗、鈴木選手、若手はブランドン選手です。ポジション的には、攻撃力的にマイナスとなっている、サード、外野の選手です。
昨年は、外野3ポジション全てがマイナスでしたが、オグレディ選手の加入でレフトは改善されてきましたが、日本人選手の活躍でもう一つ外野を埋めたいです。
愛斗選手は、守備ならリーグ随一の外野手ですので、もう少しボール球を見極めて、アプローチ良く打てるようになればレギュラーです。
鈴木選手も、再昇格後は打撃好調です。オープン戦の頃のような、四球も選べ長打もある打撃が出来れば課題の1番打者も埋めることが出来ます。
ミート力は高いので当てに行く打撃をしてしまう事もありますが、強い打球を外野に打つイメージで、かと言って振り回さずにじっくりボールを見て四球も増やして行きたいです。
サードは、結局中村選手に頼ることになりそうですが、呉、ブランドン選手を併用起用出来る状態にしたいです。
呉選手は打撃不調で苦しんでいますが、前半戦終盤にヒットも出ましたし、もう一度スタメンへチャレンジしたいです。サード守備は不安定ですが、四球も選べる選手ですので、打線には必要な選手です。
ブランドン選手はファームで2度の離脱と、大きく出遅れましたが、ファームでは格の違いを見せる打撃をしています。ただ、1軍レベルのスライダーに当たる気配がない打撃を、どこまで改善出来たかはポイントです。
期待をされているのは長打力ですので、昨年終盤に1軍で見せた打撃を後半戦はしてもらいたいです。
前半戦好調だった投手陣には疲れも見えます。打線の活躍で勝てる試合も増やして行きたいです。
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