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2022年11月

ライオンズの外崎、源田選手がゴールデングラブ賞を受賞しました。

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外崎選手は2年ぶり2回目、源田選手は5年連続5回目の受賞です。両者の同時受賞は2年ぶりとなります。



外崎選手は2位のロッテ中村選手と21票差、源田選手は2位のソフトバンク今宮選手と81票差と文句なしの受賞です。



オグレディ選手に2票入っているくらい、選考基準が曖昧ではありますが、外崎、源田選手に関しては納得の受賞です。





外崎選手、源田選手共にUZRでも12球団トップですし、名実ともに12球団No.1の鉄壁の二遊間となります。

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今季は得点力不足ではありましたが、投手と守備のディフェンス力で3位となりました。



毎年のようにリーグ最下位だった投手が、チーム防御率リーグ1位となった事で投手力が注目されていますが、防御率で見るとリーグ1位ではあるものの、他の指標的にはようやく他球団と同じくらいになったといった所です。



そのため、今季のディフェンス力で勝ち上がった功労者は守備によるものが大きいです。



特に外崎、源田選手の二遊間は失点を防ぐという意味でも大きく貢献しています。



二遊間なのでエラー0は難しいですが、今季はイージーミスによるエラーが多かったですので、この辺は来季は気をつけたいです。


また、トレーニング方法が進化し選手寿命も伸びているとはいえ、両者共にすぐにではないですが、年齢的には今後下り坂になる頃です。



理想は中日で一時代を築いた荒木選手、井端選手のアライバのように、長くチームを支えるコンビになってもらいたいので、今後を見据えたトレーニングも模索したいです。








ライオンズは外崎選手を残す決断をしました。



おそらく来季FA取得する源田選手にも残留交渉をすると思います。山田選手をトレードに出したことからも、源田選手の残留交渉に手応えがあるのかも知れません。



森選手は移籍濃厚、山川選手も来オフ移籍の噂もありますので、打線を考えると迫力不足は否めません。今季苦しんだ得点力不足も加速しそうです。




経営的にもコア4全員は残せない球団ですので、仕方ない部分はありますが、外崎、源田選手には打力でもチームに貢献してもらいたいです。



もし再来年、森、山川選手が居ないとなると、外崎、源田選手が中日のアライバのように上位打線を担い、中軸を担う外国人が返す打線となると思います。また、外国人以外でもドラ1蛭間選手が長距離砲として育ってくれれば中軸を任せられます。



そのためにも、源田選手は四球も増やし出塁率を上げたいですし、外崎選手は長打も増やしたいです。



守備での貢献度が高い両者ですが、来季は打つ方も期待したいです。




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FAとなった森友哉選手が、オリックスと交渉を行いました。


4年16億規模の条件に加えて、背番号も4と8を提示されたようです。


オリックス入団が既定路線となっていますが、具体的に話も進んで来ました。



今後は、ライオンズ球団と直接会いお断りを入れ、迷ったけど選手としてレベルアップしたいとかいう、いつもの移籍テンプレコメントでファンと球団に感謝を述べて移籍となりそうです。




4年16億程度なら、負けない条件を出して引き止められない条件ではありませんが、おそらく出来高部分を厚くしているのでしょう。



打線の中心選手且つ、同一リーグへの正捕手移籍となると大きな戦力ダウンとなりそうです。




個人的には、数年前から長期契約を主張してましたので、戦力としてだけでなく好きな選手でもあります。ただ、それはライオンズの森友哉選手だからです。



浅村選手にも同じ感情でしたが森選手は特に、炭谷選手を事実上の放出をしたにも関わらず、移籍となると今まで我慢して育成し、育ったら移籍の流れは予想はしていたとはいえ耐え難いものです。



また、コア4の中では森選手の残留が最優先であり、最悪森選手しか残らなくてもやむ無しと思っていただけに残念です。



そういう経緯もありますし、移籍と同時に敵となるので、今まで有難うの気持ちはありません。






さらに、



ライオンズも獲得を目指す近藤健介選手は、ソフトバンクから大型長期契約を提示されました。



ソフトバンクは、当初報道されていた4年契約から条件を引き上げ、6年30億以上の長期契約を提示したようです。




単年の金額も凄いですが、選手からしたら6年契約なので腰を据えて取り組めるメリットはあります。また万が一怪我をした場合、ソフトバンクのような巨大戦力のチームだと、生え抜きの松田選手ですら切るチームですので、外様だともっと簡単に切られる恐れはありますが、少なくとも6年は保証されるのは大きいです。



やはり、条件面ではソフトバンクには勝てません。





またソフトバンクは、DeNAの嶺井捕手も獲得秒読みです。




レギュラー捕手が、わざわざ控え捕手になりにソフトバンクへ行くのは違和感もありますが、もちろん甲斐選手を超える自信もあるのでしょうし、条件=選手評価という考え方もあります。嶺井選手は今季推定2700万ですので大幅アップです。




数十年前と比べると、選手会の力も大きくなっていますし、選手の年俸を釣り上げるだけの現行のFA制度だと、やはり高待遇を出せるチームは補強には有利です。







ソフトバンク、楽天と資金力のある球団はFA選手からの人気も高く、毎年のように補強も進めています。



また、元々資金力はありながらも、長くチームが低迷していた事もあり、大物FA選手獲得が叶わなかったオリックスは、リーグ連覇により弱小チームのレッテルを返上しましたので、FA戦線でも強敵となりました。



ロッテも意外とFA獲得に積極的ですし、パ・リーグではライオンズと日ハムは補強に関しては遅れをとっています。




日ハムに関してはその辺はドライな所もありますし、昨年のノンテンダーのように思い切ったコストカットも辞さないチームです。



ただ、ライオンズは比較的選手想いでもある球団ですし、出来るだけ選手を残そうと努力もしますが、流出が続きます。日ハム球団程割り切れていないだけに残念なチームです。居心地は良いけど主力レベルの選手からすれば、物足りないチームとなっています。






個人的には、流出やむなしのチームであれば、中心選手だけは残しそれ以外は育成と外国人補強で補えるのが理想です。



ただ、中心選手ほど去っていくので戦力としては非常に苦しくなります。



主力が抜けても誰か若手が出てくるなんて保証はありませんし、現実的には外国人頼みとなりそうです。






松井監督、球団もディフェンシブなチームを作ろうとしていますし、来オフ流出の噂もある山川選手は諦め、外崎、源田選手の二遊間を残し、投手と守備で勝ち抜こうとしているのかも知れません。




ただ、スモールベースボールでは長いシーズン戦うのは苦しいですし、そこまで勝負強い打者や小技が出来る打者もいないため、ライオンズとしては大砲の確保は最優先となります。




森選手、近藤選手の獲得は厳しいため、大砲を確保するためにも山川選手の複数年契約に資金を回したい所です。




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即戦力の期待がかかる、ドラ1蛭間拓哉選手です。

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ライオンズジュニア出身で、ナベUとも同じ高校の同級生、さらに渡辺GMもずっと追いかけていた選手です。蛭間選手自身も、一番行きたい球団だったと言ってくれましたし、相思相愛のドラ1です。



蛭間選手は、大学通算13本と六大学リーグ屈指の長距離砲です。ただ、三振率が高くコンタクトに課題はありますが、当たれば飛ぶ能力を持っています。



守備に関しては、肩は強くないですが足が速く、外野をレギュラーとして守れる能力はあるため、来季から外野のレギュラー争いに食い込んで来る選手です。




大学では、リーグの中で力の劣る東大戦で数字を伸ばしているとも言われてはいますが、アマチュアリーグの中ではレベルの高い、六大学リーグ出身ですし、日本代表にも選ばれる選手ですので期待したいです。




今秋のリーグ戦は不振でしたが、待望のホームランも出ました。




荒削りの選手ではありますが、飛ばす能力があるのは、今季貧打に泣いたライオンズ打線にとっては、力になってもらいたい選手です。



ライオンズは現状、1番打者が秋山翔吾選手が移籍して以来埋まりません。また、来季はおそらく3番も居なくなります。



そこにハマってくれればとも思いますが、いきなりは難しいとは思います。




将来的には、蛭間選手には打の中心選手になってもらいたいという期待もかかりますが、コンタクトに課題もありますので、始めは7番辺りで自由に打てるのが良いと思います。



ただ、キャンプ、オープン前とアピール出来れば、外国人次第では、もしかするといきなり中軸もあるかも知れません。




ルーキーですし、今は無限の可能性しかありません。おそらく来季は、森選手も近藤選手も打線には居ませんので、ドラ1の蛭間選手+新外国人の加入で、山川選手頼みの打線から脱却し得点力を上げて行けるように期待したいです。




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今季中継ぎとして大きな成長を見せた、水上由伸投手、本田圭佑投手です。

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昨年最下位から今季は3位となりましたが、中継ぎ投手の中でこの2人の成長は、上位進出の力になりましたし、大きな戦力アップでもありました。






今季の成績は、



水上投手

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60試合56回

WHIP0.91 K/BB2.35

奪三振率6.43 与四球率2.73



60試合56回を投げて、平良投手共に最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得です。


育成からここまでの投手になれたのは、本人の努力はもちろん、見つけたスカウトも良い仕事をしました。



昨年育成から支配下となりましたが、ファームでは制球は良かったですが、それほど目立った活躍ではありませんでした。ただ、1軍昇格してからは大活躍でチームの大きな戦力となりました。


今季は、勝ちパに入る躍進を見せタイトルまで取れたのは、水上投手にとっても自信となります。


ピンチでも動じず、強気にインコースに投げ込めるメンタルの強さは大きな武器です。ストレートも速いですし、スライダー、シュートと左右の揺さぶりで凡打を築きます。


ただ、今季はスライダーが浮き気味な事も多かったので、この辺の修正はしたいです。また、今年は登板過多が原因で終盤は失速してしまいます。


使う方の問題ではありますが、来季もおそらく登板は増えると思いますので、オフはしっかり身体を休ませたいです。


来季も勝ちパとしての登板が期待されます。今季の登板過多が来季に影響出ないように、使う方も適度に休ませながら、本人もケアにお金をかけながら、シーズンに臨みたいです。











本田投手

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45試合50.1回

WHIP1.03 K/BB2.20

奪三振率5.90 与四球率2.69


先発投手としてまとまってはいるものの、突き抜けたものがなく、1.5軍クラスを抜け出せない投手でしたが、まさかの中継ぎ転向で覚醒しました。


中継ぎとして、45試合50.1回を投げました。



シーズン序盤は、ファームでイニングイーターをやらせていたのが恥ずかしくなるような活躍です。


本人は、ファームでイニングイーターをしたことが役に立ったと言ってくれましたが、故障のリスクも高まるので来季は避けたいです。



今季の飛躍に繋がった要因は、個人的には高めのストレートを投げ込めた事だと思います。


元々制球は悪くない投手でしたが、パワー不足ですし、フライボールピッチャーですので、中継ぎとしては一発の怖さもある投手でした。


ただ、中継ぎ転向されてから、高めのストレートを勇気を持って投げられた事で、低めのチェンジアップやスライダーも効果的に使えるようになり、道が開けました。


ストレートの球速も、今季は140後半が出ることもあり、非常に良かったです。


一時期は勝ちパに入る大活躍でしたが、シーズン中に慣れない中継ぎに転向しましたし、連投も重なり、終盤は失速しました。


ただ、慣れない中継ぎや連投もこなすなど、今季は本当に頑張ったと思います。



秋季キャンプでは、100球前後の投げ込みをしているようですが、出来れば身体を休ませたいです。


来季も、今季プロとしての活路を見出した中継ぎで行きたいですし、連投に耐えうる身体作りに加えて、消耗した肩、肘を休ませたいです。


来季は開幕から、僅差登板を任される中継ぎ投手としてブルペンを支えてもらいたいです。




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化ければ大きい、育成のヘレラ投手、コドラド選手です。

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シーズン途中に、育成外国人として加入しました。正直期待はしておらず、ファームの数合わせ程度の獲得かと思いました。



しかし、意外な活躍を見せたヘレラ投手、荒削りですが長距離砲としての片鱗を見せたコドラド選手と、楽しみな選手でもあります。






今期のイースタンの成績は、




ヘレラ投手

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WHIP1.23 K/BB2.15 QS60%

奪三振率6.24 与四球率2.90



想像してた以上の好成績です。


球は速くないですが、与四球率2.90と制球も悪くないです。ほぼストレートとスライダーの2ピッチですが、そのスライダーで空振りを量産出来るキレもあります。


空振りが取れるボールがあり、四球も少ないという結果は、1軍でも活躍出来る可能性を感じさせました。


また、ファームは投手不足でもあり、ヘレラ投手は必然的に長い回を投げることになりましたが、QS60%と炎天下の中でも投げ続ける事の出来るタフさも、ライオンズとしては助けられましたし、ヘレラ投手の武器でもあります。


一時は、ファームのエースクラスの立ち位置でした。


ただ、シーズン終盤は突然投げなくなり、怪我が心配されましたが、現在はウインターリーグに参加中です。


育成保有名簿にも入っているので、戻って来てくれるはずです。化ける可能性があるだけに、他球団には取られたくない素材です。


来季の外国人選手はまだ決まっていませんが、ヘレラ投手は支配下有力の投手です。


育成からの支配下となれば、年俸も抑えられると思いますので、出来れば外国人は今季同様に5人+ヘレラ投手の6人で行きたいです。










コドラド選手

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出塁率.270 長打率.370 OPS.641

三振率32.1% 四球率6.1%



飛距離を見ると、他のファームの選手とは桁違いの打球を飛ばしています。


まさに、長距離砲の打球といった所ですし、貧打のライオンズにとっては化けてもらいたい選手です。


ただ、課題はコンタクトの低さです。


荒削りですので確実性はありませんし、当たれば飛ぶけどなかなか当たりません。三振率は32.1%とかなり高いです。



今季は積極的に試合で経験を積ませましたが、来季後半くらいには目処が立たないと、契約を続けるのも厳しくなります。


外野はライオンズの課題ですし、長距離砲の外国人獲得も課題です。


コドラド選手が開花すれば、その両方の課題を一気にクリアー出来るだけに期待をしたいですが、今後の指導と努力次第です。



ただ試合に出して経験を積ませるのではなく、今季のデータや動作分析から、理論的に解決策を見つけて、しっかり指導したいです。


育成契約ながら、見知らぬ地で頑張っていますので、頑張ってもらいたいですし頑張ってもいると思いますが、外国人選手は度々オフに太ってしまう選手もいますので、そこは管理し具体的な練習メニューや具体的な改善ポイントを伝えて、しっかり練習をさせるように環境を整えたいです。









両者共に、化けることが前提の選手です。


ヘレラ投手は可能性も感じるシーズンでしたが、コドラド選手はまだまだです。ただ、ドラフトで入団した選手ではないため、育成とはいえ可能性を感じなくなれば、そこまでで契約終了です。



ここで活躍すれば生活も一変しますし、ハングリー精神を全面に出し、ライオンズの戦力となれるように頑張りたいです。




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