今季の振り返りと、来季への期待を今年もちょっとずつ書いていきます。
まずは、来季40歳となる栗山巧、中村剛也選手です。
今季の成績は、
栗山選手
出塁率.326 長打率.360 OPS.686
三振率21.3% 四球率8.6%
89試合に出場し勝負強さを見せるシーンもありましたが、流石にシーズン通してとなると難しくなり、年齢的な衰えもあります。昨年は自己ワーストのOPS.654、長打率.320でしたが、そこからは向上しています。しかし、三振率13%→21.3%、四球率11%→8.6%と空振りも増えてきました。
ただ、昨年よりも長打が増えたのは良かったです。おそらく来季も、指名打者での出場となりますので、2ベースを量産するような打撃を期待したいです。
中村選手
出塁率.241 長打率.355 OPS.597
三振率25.8% 四球率4.7%
88試合に出場しました。昨年は、.284、18HR、74打点、OPS.783と健在ぶりを見せましたが、今季は不完全燃焼でした。
一時は、ホームラン量産体制に入ったかと思う場面もありましたが、コンディションの問題なのか、休み休みのシーズンとなり、大事な試合が続く終盤も出たり出なかったりでした。
元々膝も悪く心配ではありますが、天性のホームランアーティストですので、その技術力はまだまだ活かせます。それに、晩年に入り、若い時よりも勝負強い打撃を見せるようにもなりました。
期待されるのは打撃ですが、未だにサードが埋まらないライオンズですので、コンディションを整えてサード守備にも付いてもらうしかない選手です。
2人共、来季で複数年契約が切れます。
両者共に、ライオンズのレジェンドですので、打てても打てなくても、当然本人が納得するまで現役は続けられます。
ただ、性格的にもチームに迷惑をかけると思えば、自ら身を引くタイプです。戦力云々は抜きにして、ライオンズファンとしては近い将来訪れるとはいえ、2人の終わりはあまり考えたくないので、何とか成績を残してもらいたいです。
成績的には今季落としていますが、それでも他球団に比べて補強の少ないライオンズにとっては、まだまだ2人は戦力です。
来季40歳になる両者に頼りすぎてはいけませんが、栗山選手は勝負強い打撃を、中村選手はホームランを、もう一度期待させてもらいたいです。
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