埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ

埼玉西武ライオンズファンブログ

2022年11月

今季の振り返りと、来季への期待を今年もちょっとずつ書いていきます。

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まずは、来季40歳となる栗山巧、中村剛也選手です。

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今季の成績は、


栗山選手


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出塁率.326 長打率.360 OPS.686

三振率21.3% 四球率8.6%

89試合に出場し勝負強さを見せるシーンもありましたが、流石にシーズン通してとなると難しくなり、年齢的な衰えもあります。


昨年は自己ワーストのOPS.654、長打率.320でしたが、そこからは向上しています。しかし、三振率13%→21.3%、四球率11%→8.6%と空振りも増えてきました。


ただ、昨年よりも長打が増えたのは良かったです。おそらく来季も、指名打者での出場となりますので、2ベースを量産するような打撃を期待したいです。










中村選手


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出塁率.241 長打率.355 OPS.597

三振率25.8% 四球率4.7%


88試合に出場しました。昨年は、.284、18HR、74打点、OPS.783と健在ぶりを見せましたが、今季は不完全燃焼でした。


一時は、ホームラン量産体制に入ったかと思う場面もありましたが、コンディションの問題なのか、休み休みのシーズンとなり、大事な試合が続く終盤も出たり出なかったりでした。


元々膝も悪く心配ではありますが、天性のホームランアーティストですので、その技術力はまだまだ活かせます。それに、晩年に入り、若い時よりも勝負強い打撃を見せるようにもなりました。


期待されるのは打撃ですが、未だにサードが埋まらないライオンズですので、コンディションを整えてサード守備にも付いてもらうしかない選手です。








2人共、来季で複数年契約が切れます。



両者共に、ライオンズのレジェンドですので、打てても打てなくても、当然本人が納得するまで現役は続けられます。



ただ、性格的にもチームに迷惑をかけると思えば、自ら身を引くタイプです。戦力云々は抜きにして、ライオンズファンとしては近い将来訪れるとはいえ、2人の終わりはあまり考えたくないので、何とか成績を残してもらいたいです。



成績的には今季落としていますが、それでも他球団に比べて補強の少ないライオンズにとっては、まだまだ2人は戦力です。



来季40歳になる両者に頼りすぎてはいけませんが、栗山選手は勝負強い打撃を、中村選手はホームランを、もう一度期待させてもらいたいです。




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亜大のエース、ドラ4青山美夏人投手です。



あおやま みなと投手です。



渡辺GMからは、まさか4位で取れるとはと、事前の評価も上位評価を受けていた投手です。



大学リーグ通算で、防御率1.77、奪三振率7.65、四球率2.39、今季春はリーグMVPを獲得するなど亜細亜大学のエースとして活躍した先発投手です。



最速151キロのストレートに、スライダー、カット、カーブ、スプリットと、先発投手として基本的な変化球は投げられます。飛び抜けたものは今の所ないですが、先発投手としてまとまった能力を持っています。




渡辺GMは、制球の良さと投げる体力があることで、ローテーション候補と評価しています。




本人も、キャンプ初日から100球投げ込める身体を作ると、やる気満々です。



現状ライオンズの来季先発陣予想は、高橋、今井、松本、隅田、與座、エンス投手に加えて、佐藤、平井、渡邉投手と一時期に比べれば良い陣容となっています。



ここにルーキーで割って入るのは、なかなか難しいかも知れませんが、まずはファームで結果を出して、1軍先発を検討される段階に行きたいです。



また、先発としてまとまった能力を持っていますが、球速でも変化球でも制球でも、大きな武器となる能力も欲しい所です。



全体的に、もう少し出力を上げても崩れない投球が出来るように、将来を期待したい投手です。




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甲子園通算11勝のスター、山田陽翔選手です。




甲子園では投打ともに大活躍でしたが、ライオンズは投手として指名しました。


本人も、自信があるのは投手とコメントしています。



最速149キロのストレート中心に、スライダー、ツーシーム、カット、スプリットを投げる伸び盛りの投手です。


ウイニングショットはスライダーですが、空振りを取れるボールを持っているのは大きな武器です。



ストレートもまだ速くなるでしょうし、将来が非常に楽しみな投手です。




他球団のスカウトからは、スライダー、ツーシームが評価されていますが、最も高い評価を受けているのは気持ちの強さです。



渡辺GMも評価している部分です。




元々は打者としての評価が高かったですが、今夏の甲子園での強気の投球で、一気に投手としての評価も上がりました。


高校日本代表にも選出され、大学日本代表との試合では、守護神として3奪三振と大舞台でのスター性も見せました。




素材はピカ一ですし、こういったスター性のある選手はなかなかいませんので、ライオンズとしてはドラフト5位で指名できたのはラッキーです。





まずは先発として育成すると思いますが、先発としてなら髙橋光成投手を超えるエース、中継ぎなら平良海馬投手を超える守護神と、大きく育てたいです。それだけの素材だと思います。







今季からファームは投手コーチ4人体制です。



しっかり指導出来る体制ではありますが、高卒ですし、まずはプロとしての立ち振る舞いや練習への臨み方など、基本的な部分を指導したいです。また、将来のエースとしての資質も見出し伸ばしたいので、内海コーチに任せたい素材です。



特に高卒ルーキーは、まだまだ素材です。開花させるにはとにかく練習が必要ですので、練習量という部分では内海コーチという良いコーチがいますので、指導してもらいたいです。





個人的には、内海コーチはいつかは巨人に戻ると思います。憧れていた球団に入り、エースにまでなったにも関わらず、意図せずライオンズに来てしまいましたので、これは仕方ない事です。


ただ、それまでにファームの選手達にプロに入っても、一生懸命に練習する文化を根付かせてもらいたいです。


土井コーチがライオンズの野手育成文化を作ったように、内海コーチには投手の育成文化を作ってもらいたいです。




甲子園のスター山田陽翔選手を獲得しましたので、山田選手を育成すると共に、ファームを活性化させてもらいたいです。




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今季までライオンズを支えてくれた佐藤友亮コーチは、日ハム入りとなりました。



現役時代から、グラウンドの孔明と呼ばれるクレバーな選手でした。慶応出身ですが、野球だけでなく学問にも精通している文武両道の人材です。




ライオンズでは引退後、スカウトを経て守備走塁コーチとして活躍しました。相手投手の癖を見抜く事に長け、チームを支えてもくれました。




キャリア的にも、能力的にも野球だけではない人材ですので、いずれは球団社長を目指すルートに進んでもらいたかったですが、日ハム入りとなってしまいました。




ライオンズ一筋の人材でしたので、非常に残念です。





日ハムでは、2軍を統括するような役割になるとの事です。




他球団からすぐに誘われるくらいなので、決してライオンズびいきの評価ではなく、優秀な人材だと言うことが分かります。




名選手が名コーチになる訳ではありませんし、フロント入りとなると野球だけではなく、コミュニケーション能力や頭も使えなければなりません。そういう意味でも、現場で指導者として経験を積み、頭も使える佐藤コーチの流出は残念です。



難しいかも知れませんが、日ハムで2軍を統括するような立場なら、そこで管理能力を学んで、いずれはライオンズに戻り、腕を振るってもらいたいです。




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ポジション別WARや、来季予測チーム予算からの補強案を出している、興味深い記事です。






ポジション別WARでは、ライオンズは外野3ポジションとサードが弱点となっています。

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指名打者も山川選手が数値を上げているだけなので、本来は打力特化の選手をもう1人加えたい所です。




さらに、森選手のFAにより来季は強みであった捕手も弱点となる可能性があります。





森選手を一番必要としているのは、ライオンズです。


残せるなら当然残ってもらいたいですが、ネックは予算です。



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あくまで予測ではありますが、



観客動員数が減少したにも関わらず、高年俸の複数年契約選手を抱えているだけに、チーム総年俸はここ数年最高値になりそうです。




ここ数年、渡辺GMに代わってからFA引き止めも順調に成功してきました。ただこれは、正直コア4引き止めのための前段階であり、森選手が流出してしまっては意味がないです。



もちろん、ここ数年で複数年契約を結んだ選手のファンにとっては、戦力以上に嬉しい事だと思いますが、単純にチームの戦力として考えると、中心選手を残せないとなると、今まで残してきたレギュラー半クラスの選手の残留効果も減少します。





来季チーム総年俸予測を見ても、森選手を残せるのかも不安になる予算ですので、残留は厳しい状況です。



かと言って補強も難しいため、現実的には人的補償+育成からの支配下+外国人となりそうです。




ご祝儀的な補強を期待はしてますが、どうでしょうか。







来季は3位となった今季よりも戦力ダウンして臨むシーズンと見込まれます。




人的補償や育成からの昇格だと補強にはならないため、外国人を当てるしかありません。特に野手に関しては、オグレディ選手を残留させるかどうかが微妙な所ですが、中軸を打てる大砲を2人獲得したいです。




理想は、打てる外国人も獲得しつつ、2020年の野手偏重ドラフト組の中から、大卒の渡部、若林、ブランドン選手がレギュラーを奪うくらいの活躍をすることです。





流出が多く補強の少ないライオンズにとっては、ドラフトの失敗はチーム力の大きな低下を招きます。




暗黒期に入る可能性も出てきます。



ファームで一緒にやってきた松井監督の元、若手の飛躍を期待したいです。




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