埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ

埼玉西武ライオンズファンブログ

2022年11月

今季最優秀中継ぎ投手となった水上由伸が、新人王を受賞しました。

20221125_182450


水上投手177票、オリックス阿部投手58票と大差をつけての受賞となりました。




パ・リーグでは、育成出身選手として初の快挙です。



20221125_192151






昨年育成から支配下入りし、あれから1年で新人王に輝く躍進ぶりです。記念グッズ販売がフライングで情報漏れしましたが、、、新人王おめでとうございます。



Screenshot_20221125-182325~2







今季は勝ちパ入りし、60試合もの登板をしました。


Screenshot_20221125-122757~2





前半戦から登板過多だった事もあり、シーズン終盤は失速してしまいましたが、大きな成長を見せたシーズンです。




キレの良い速いストレートに、スライダー、シュートと横の揺さぶりで抑えて行く投手です。打球管理にも優れていますしメンタルも強く、来季も勝ちパとして期待がかかります。



フォークも投げられるため、スライダー、シュートの横の揺さぶりに加えてフォークで縦の変化も入れられますが、まだまだ精度が高くないですし、まずは今季浮き気味だったウイニングショットのスライダーの精度を高めたいです。




奪三振や与四球を見るとそこまで優れた成績ではありませんが、内野ゴロ率が高く、またフライアウトも内野フライが多いことから、今の横の変化で抑える投球スタイルが打球を捕らえさせていないという結果です。



ライオンズの勝利にも大きく貢献してくれました。





シーズン終盤に打ち込まれた事もありましたが、登板過多によりだいぶ疲弊してましたし、この辺は使う側が気をつけたい所です。



とはいえ、来季もフル回転が予測されますので、水上投手は今季60試合もの登板をしましたし、オフはトレーニングを行いながらもしっかり身体のメンテナンスを行なってもらいたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします












貴重な中継ぎ左腕投手でもある、公文克彦投手、佐々木健投手です。


20221009_174823



ライオンズは左キラーの中継ぎ投手が不在で、左打者対策が必須のチームです。


昨年までは、左打者が特別得意ではないが左腕投手と言う事で、小川、武隈投手が担っていましたが、今季は公文、佐々木投手がその役割りを担い、シーズン通してとは行きませんでしたが存在感を出しました。







今季の成績は、



公文投手

Screenshot_20221118-105550~2

18試合9回

WHIP1.11 K/BB1.60

奪三振率8.00 与四球率5.00




出遅れましたが、シーズン終盤は左キラーとして大活躍でした。



四球率が高いですがシーズン終盤は制球も悪くなく、左打者に対して.174と左キラーとしての役割りを担えました。


全盛期とも言える2018、2019年と比べると、年々空振りが取れなくなってきましたが、今季は登板数は少ないですがスライダーの空振り率15%と、スライダーで空振りが取れたのは大きかったです。



来季も左キラーとしての起用がメインになると思いますが、調子が良ければ右打者の胸元へクロスファイヤーも投げ込めますので、その日の調子を見て1イニング起用、ワンポイントを判断したいです。



今季は左打者に対して、アウトローのストレートで追い込み、最後は同じようなコースからボールになるスライダーを投げ抑えるシーンもあり、左投手が講じる、左打者対策のお手本となるような投球も見せました。


全盛期は過ぎている投手ですし、来季も同様な投球が出来るかは分かりませんが、制球、スライダーの出来次第ではまだまだ活躍出来ると思います。


来季はシーズン通して1軍のブルペンに居られるように、コンディションを整えたいです。











佐々木投手

Screenshot_20221118-101614~2


37試合29.2回

WHIP1.58 K/BB1.33

奪三振率7.28 与四球率5.54




制球に課題はあるものの、高い奪三振能力でシーズン序盤は大きな戦力となりました。



ルーキーイヤーの昨年は、150キロ近いストレートを武器にファームでも良かったため1軍でも登板しましたが、制球難から戦力化までは行きませんでした。さらに、コロナ自粛期間中に球団ルールを破った事で謹慎となる、反省も多いルーキーイヤーでした。


しかしシーズン後のフェニックスリーグでは、先発としてK/BB15.00と驚異的な数字を残し頭角を現しました。



先発としてはスタミナに課題もあり、今季は中継ぎとして開幕を迎えましたが、開幕から中継ぎとして大活躍です。速いストレートとキレの良いチェンジアップのコンビネーションが効果的でした。


特にチェンジアップは、空振り率26%と大きな武器となっています。



被本塁打0、GO/AO2.29とゴロアウトが多いことからも、鉄壁の二遊間がいるライオンズ向きの投手です。左打者に多く起用されましたが、右.324、左.240とベンチの期待に応えました。




シーズン後半は、序盤の登板過多に加えてコロナ感染もあり調子を落としました。



今季を見ていると、調子を落とすと復調までやや時間のかかるタイプです。特にストレートの球速が140後半出ていないと、武器であるチェンジアップを活かしきれないため、球速はキーになりそうです。


ライオンズには少ない左の中継ぎ投手として重宝されていますが、便利屋としての起用が続きました。今季は左の平井投手のような使われ方です。


シーズン序盤のような投球が出来れば、勝ちパ入りしても可笑しくない内容でしたので、来季はそこを目指して課題の制球をレベルアップさせたいです。





にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします
















オーナー会議で2024年から、ファームに新たに2球団参加する事が決まりました。




今シーズン中にも巨人から提案がありましたが、2024年シーズンから新たに2チーム増やして新ファームリーグ構想「NPBビジョン」がオーナー会議で承認されました。




来年春から公募を始めるとの事です。




今回は新規参入ではなく、あくまでファームリーグに参加の形を取ることで、野球協約にある30億円の機構への納入はありません。



既に、「ハヤトインベストメント社」が静岡を本拠地に構え参加を希望しています。




新規参入ではなくファームリーグへの参加ですので、ドラフトには参加はしないため選手集めをどうするか、経営的に維持できるかなどの課題はありますが、詳細は今後決まってくると思います。



ただ、ファームを興行化するとしても、ある程度体力のある企業でないと厳しいので、やると決めたからには経営的に健全且つある程度の赤字も耐えられる企業を選定したい所です。





個人的には、ビジネスとしてファームの試合を運営出来るアイデアがある企業が良いです。そのアイデアが上手く行けば、ライオンズも真似して取り入れられます。



昔と比べて、ファーム施設も改善されてきていますし、今後プロ野球ビジネスを拡大するためにも、ファームの試合も興行として考えていくことも必要です。



新たに参加する企業にとっては、独立リーグに参入するよりも注目度も高まりますし、媒体に取り上げられる機会も独立リーグよりも多くなると思いますので広告効果もあります。メリットはあると思います。



プロを目指す選手達にとっても、2軍とはいえプロの選手と対戦出来ますし、プロ球団の眼にもとまりやすくなりますので、入団したい選手も多いと思います。




しかしそうなると、独立リーグは維持出来るでしょうか。




今回の承認で言わば独立リーグがファームチームとして正式に参加するような形となりましたので、有力選手は新ファームリーグに流れそうです。



独立リーグはおらが街のチームとして、地域密着が売りではありますが、選手達にとっては地域貢献よりもプロを目指したいのが本音だと思います。



新ファームリーグが始まる事で、独立リーグとのバランスもどうなるのか注目となります。








2024年シーズンからファームは14球団となります。




現在イースタン7球団、ウエスタン5球団なので収まりの良くイースタン8、ウエスタン6にすると思います。



現状、プロ志望のアマチュア選手はドラフトでのみ入団出来る決まりですので、今回のファーム拡大により囲い込みなどの裏道を使う事は出来ません。



裏道が出来てしまうと廃止の流れになる可能性もありますので、純粋にファームの興行化、野球ビジネスの拡大の方向で進めてもらいたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします













山川穂高選手が3年ぶりにベストナイン受賞です。

20221124_171508



ここ2年、怪我の影響もあり満足な成績が残せませんでしたが、今季V字回復です。


20221124_171457



昨年までも悪くはなかったのですが、山川選手の力からすると物足りない成績でした。


昨シーズン中からFAが迫るコア4を考えたときに、ライオンズの経営状態だとコア4全員を残すことは難しく、優先順位をつけて残留交渉をしなくてはならない状況だと個人的にも書きました。


山川選手は2年間満足な成績が残せず、それが今季も続くようなら森>源田=外崎>山川選手と考えていましたが、今季のV字回復でライオンズでの立場も大きく変わりました。ライオンズに必要な4番打者です。




連覇を果たした2018、2019年の浅村、秋山選手のチームから森、山川選手のチームになりましたが、2020、2021年と優勝からも遠ざかり、山川選手の不調も目立ちましたが、今季はようやく森、山川選手のチームとなりました。



しかし、来季からは森選手は移籍し打線は山川選手頼みとなります。




さらに山川選手は来季FA取得見込みです。



既に移籍の噂も出ています。



本人は何も言っていませんので、あくまで噂というか楽天のあの選手の戯言ですが、ライオンズは中心選手を残せない球団ですので不安は強いです。



何となくですが、山川選手も出ていくんだろうなという感じもあります。。。




個人的には、奥様が源田選手の奥様に誹謗中傷してしまった山田選手をトレードにも出しましたので、源田選手の残留に手応えがあるのではないかと考えています。



松井監督もスピード感のある野球を目指すと言ってますし、外崎、源田選手を中心に据えたチームを作ろうとしているのではないかと感じます。




そうなると、最も資金が必要な山川選手残留に向けた予算が足りなくなる可能性も出てきます。




山川選手は来季32歳となります。



来季FA取得後から複数年契約を結ぶとなると、33歳になるシーズンからの複数年契約となるため、毎年のように怪我をしている選手ですしリスクも高まります。そこを球団がどう判断するかです。



個人的には、だからこそのまだ若い森選手の残留最優先だったのですが、叶いませんでしたので、もう1人の中心選手である山川選手に今オフから複数年契約を提示してもらいたいと思っています。



30代後半となる複数年契約後半は、今よりも怪我が増えるでしょうし不良債権化する可能性もあります。恐らくそうなると思います。




ただ、他所から中心選手を獲得出来るチームではありませんし、次世代野手が育っていない現状を考えても、気持ち的にも、生え抜きの打線の軸は残したいです。






現在ライオンズは、近藤選手に6年24億の予算を使う予定ですが、獲得出来るかは分かりません。もし獲得出来なければその予算は山川、源田選手の残留資金に回したいです。




また、来季で中村、栗山、金子選手の複数年契約が終わります。おそらく年俸ダウンが予測されますので、それも見越して野手の中心選手を残したいです。



若手が台頭してくれれば言うことないのですが、現状次世代の野手の育成が遅れています。




暗黒期を作るわけには行きません。



野手は勝敗に大きく影響を与えますし、育つか分からない選手に賭けるよりも、現状打てている中心選手を残したいです。



来季の契約に関しては下交渉は既に行っていると思いますので、ファンに朗報が届くことを待ちたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします










今季は怪我やコンディション不良に泣いた、川越誠司選手、岸潤一郎選手です。

20221009_174823



ライオンズの課題でもある外野を担う2人です。


1軍では結果を出せない外野手も多い中、両者共に昨年までレギュラー半くらいの活躍を見せていましたので今季は飛躍したかったですが、怪我やコンディション不良に苦しみました。






今季の成績は、




川越選手

Screenshot_20221117-122709~2


Screenshot_20221117-110855~2

50試合

出塁率.346 長打率.381 OPS.727

三振率25.7% 四球率11.3%



昨年は一時期OPS1.000を超えた時期があったり、今季も1週間で22打席中12出塁したりと、好調時は1軍でも大きな戦力となる選手です。


また、楽天田中投手に対しては.667(6-4)、1HR、5打点と田中将大キラーでもあります。



1軍では焦りからか、振りすぎて結果を出せない選手も多い中、川越選手はコンタクトに課題はあるものの、四球は選べていますし良いアプローチを見せています。


守備でも元投手という事もあり肩も強いですし、もう少し打席を与えて見たかった選手です。



1軍でも結果を出せているというのは、ライバル外野手達よりもリードしていますので、後はコンタクトを高めて、好調時のような打撃を出来るだけ継続して出来るようにしたいです。


ただ、走塁面ではミスもあるので、松井監督の目指す野球にフィットして使ってもらえるように、キャンプでみっちり練習もしたいです。










岸選手

Screenshot_20221117-123002~2


Screenshot_20221117-121633~2

45試合

出塁率.284 長打率.356 OPS.640

三振率10.8% 四球率6%




昨年の100試合から今季は45試合と、怪我もあり大きく出番を減らしました。


ただ、岸選手も川越選手同様に、1軍でも振りすぎる事なくアプローチが悪くない選手です。


爆発力こそ物足りませんが、昨年は9HRを放ち今年もIsoP0.151と長打力を秘めた打者です。



オフには2番打者を目指したいと話していましたが、上位打線としては出塁率が低いですし、どちらかと言えばパンチ力を活かして、7、8番くらいで自由に打ったほうが良さそうです。



守備に関しては打球判断が良くないです。


ミスを我慢してまで起用するという立ち位置ではないため、この辺はキャンプでみっちりやりたい所です。



外野手争いがなかなか決着しないライオンズですが、川越選手同様に1軍でのアプローチが悪くないというのは戦力化の期待もありますので、まずはコンディションを整えて来春のキャンプでアピールしたいです。









2軍で活躍しても1軍では打てない選手が多い中、川越、岸両選手共に課題はあるものの1軍でもアプローチが悪くない選手です。



西川、高木渉選手と比べるとファームでの爆発力は物足りませんが、1軍では振りすぎてしまう西川、高木渉選手に対して、川越、岸選手は落ち着いて打席に入れています。



川越、岸選手のように落ち着いて打席に入り、ボールも見れるようになり且つ、西川、高木渉選手のような爆発力があれば理想的です。



来季はドラ1蛭間選手が加入しますし、高いレベルで競争をしてもらいたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします













↑このページのトップヘ