仙台での楽天戦です。
スタメンは、
【結果】
ライオンズは連敗脱出です。
逆転された直後に、すぐに追いつき追い越せたのが良かったです。
また、9回はクリスキー投手が締めています。
【投手】
隅田
7回途中2失点と中盤から球速も落ち、7回は変化球も甘く入るようになりましたが、それまでは素晴らしい投球を見せていました。今日はストレートで空振りも取れましたし、高めのストレート、低めのチェンジアップのコンビネーションも使えました。
また、カーブがカウントも空振りも取れ、非常に良かったです。
昨季オフは、鴻江寿治氏の元でトレーニングをし、カーブが特に良いと太鼓判を押されていましたが、そのカーブが今季の投球を支えています。
決め球にチェンジアップ、スプリットと落ちる球を持っていながらも、カウント球がストレートしか使えず、そのストレートも球威不足の中、今季はカーブが使えるようになったことで投球の幅も広がりました。
また、イマイチだったスライダー、カットと横変化の変化球をほとんど使わず、代わりにカーブ、チェンジアップ、スプリットと使える変化球で投球を組み立てるようになったのも好投に繋がっています。
終盤にかけて、球速が落ちたり変化球が浮くようになったりとしたのは反省ですが、この辺はオフに鍛えて来季は開幕から勝てる投手へとなりたいです。
豆田
1アウト1、2塁からの火消し登板でしたが、逆転タイムリーを打たれてしまいました。【試合速報📣】
— パ・リーグ Special【RakutenTV公式】 (@Rakuten_Pacific) August 31, 2023
E-L 7回裏#楽天イーグルス「#鈴木大地 選手」
センターへのタイムリーツーベースヒット❗️
逆転❗️#プロ野球#RakutenEagles
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ただ、2奪三振と空振りも取れましたし、打たれた後も動揺せずに三振を奪えたメンタルは良かったです。
1軍デビュー後、順調に来てましたがそう上手いことばかりではないのは本人も分かっていると思います。
1軍相手だと豆田投手の球威を持ってしても弾き返して来ますので、さらなるレベルアップを期待したいです。
公文
左が続くこともあり、緊迫した場面でしたがキャリアもある公文投手が1点リードの8回に登板です。四球でランナーを出しましたが、古賀捕手が盗塁を刺し公文投手を助けました。ストレートは散らばってましたが、スライダーを打たせて無失点で抑えています。
思い切った起用でしたが、期待に応えました。
クリスキー
注目の新守護神は、クリスキー投手でした。個人的には、田村投手も良いと思っていましたが、クリスキー投手はまだ登板数は少ないので分からない所もありますが、空振りが取れるという部分では良いと思います。
契約は今季までですが、4500万とこの時期にしては高額ですので、おそらく来季も見据えての獲得でしょうし試しておきたいです。
今日は最速154キロと球速も出ていましたし、スプリットとのコンビネーションでゴロアウト3つで抑えました。
#クリスキー 投手が3者凡退に抑える!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) August 31, 2023
テンポのいい投球で入団後初セーブを記録し、試合を締めました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/8Zd8r4JAjz
キャリアのある外国人投手らしく、9回のプレッシャーもあまり感じていないような良い投球でした。久しぶりに、リードの9回をあっさり終えることが出来ました。
開幕時は想像もしていなかった、豆田ー公文ークリスキーの勝ちパです。公文投手は状況によってでしようけども、しばらく守護神はクリスキー投手が担えそうです。
【野手】
試合を振り返ると、
4回。渡部選手の2ベースから、
外崎選手のタイムリーで先制です。
#渡部健人 選手が作ったチャンスで、#外崎修汰 選手が適時二塁打を放つ!#隅田知一郎 投手に先制点をプレゼントします!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/ycBsLlICb2
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) August 31, 2023
6回には、岸、中村選手が出塁すると、
蛭間、外崎選手の連続タイムリーで追加点です。
#蛭間拓哉 選手、#外崎修汰 選手の連続適時打で2点を追加!
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勝利に向けて一丸となって戦っていきます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/lldAazQ8Ik
蛭間選手が中軸として機能しています。今後は厳しい球を投げられる場面も増えると思いますが、あまり打ちたい打ちたいにならず、四球も選ぶなどのアプローチの良さは継続させたいです。
逆転された直後の8回には、
中村選手のホームランで同点です。
#中村剛也 選手の打球はきれいな放物線を描いてスタンドへ!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) August 31, 2023
その後、#渡部健人 選手の二塁打をきっかけに、勝ち越しに成功です!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/0Oen2IyPkT
流石、頼りになります。渡部選手の良いお手本でもありますので、シーズン最後まで元気に打線に存在してもらいたいです。
さらに、渡部選手が2ベースで出塁すると、続く蛭間選手のバントを相手が送球ミスし、渡部選手が一気にホームインと思わぬ形で勝ち越しです。
打撃の期待値が高く、チームとしても育てようと思っている蛭間選手へのバント指示はどうかと思いますが、ラッキーな得点でした。
その後もランナーを3塁まで進めましたが、追加点とはなりませんでした。今日はペイトン選手がストップです。
ライオンズは連敗脱出です。
まだ頼っているのかと他球団ファンからは思われそうですが、まだ中村選手を頼っています。
中村選手のホームランが今日の勝因です。
ただ、若手や新戦力の活躍も見られました。
打たれはしましたが豆田投手は2奪三振ですし、新外国人クリスキー投手も守護神を務められました。
大きな課題でもある打線では、
蛭間選手がちゃんと戦力になっているのが、低迷するライオンズの光明です。
試合に出続けていれば、疲労も溜まりますし調子も波が出てくると思いますが今の内に経験して、コンディション管理を含めて来季の備えにしたいです。
また、渡部選手も打撃復調傾向です。
三振も減ってきましたし、打球も外野に強い打球が飛ぶようになって来ました。この調子で状態を上げていければ、そろそろ待望のホームランも見れそうです。
限りなくAクラス入りは厳しい状況ではありますが、ただ試合に若手を出すのではなく、負け癖がつかないように勝ちながらも育てたいです。
今日のように、接戦をものにする活躍は自信にもなりますし、逆に活躍出来なければ大差負けゲームよりも悔しさが成長のためのバネになります。
松井監督には、残り少ない試合を有意義に使ってもらいたいです。
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