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2023年11月

トミージョン手術を行った佐々木健投手は、順調にリハビリを行っています。




手術して3ヶ月経ちますが、現在は可動域も拡がり痛みもなく順調との事です。


佐々木投手は貴重な中継ぎ左腕です。


今季は、肘の痛みにより離脱しましたが、1軍で21試合に登板し、防御率0.87、WHIP1.06、K/BB1.63の成績です。


昨年中継ぎとして頭角を現し、制球に課題はありますが、150キロ近い速いストレートにチェンジアップのコンビネーションで、空振りも取れる左腕中継ぎとして重宝されました。


起用法が便利屋となっていましたが、安定感さえあれば勝ちパ入りの可能性も感じる投球を見せていました。


対左打者で起用される事も多いため、今季からは投球スタイルを変え、ストレート主体の投球からツーシーム主体の投球にしました。



左打者のインコースにツーシームを投げ込みゴロを打たせる投球が特徴的で、GO/AO2.91と狙い通りゴロアウトを量産する結果も出しました。



空振りが欲しい時にはチェンジアップ、ゴロを打たせる時にはツーシームと投球の幅も拡がりましたが、肘の痛みもあってかストレートの球速が平均で140前半となかなか上がらなかったので、手術をしたことで球速も140後半を平均で出せるように戻したいです。


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トミージョン手術ですので、来季はリハビリの年になります。


本人は、長く野球をやるために肘の痛みに対して騙し騙しやるのではなく手術を決断したとの事ですし、再来年の本格復帰を目指して段階を踏みたいです。


左投手で左打者のインコースにツーシームが投げ込めるのは武器になりますし、速いストレートが復活すればチェンジアップで空振りを奪う場面も増やせると思います。


大卒社会人入団ですので、年齢的には来年28歳と決して若手ではありませんが、長くプロ野球選手でいるための手術の決断ですので、焦らずにじっくりリハビリを行い、再来年には支配下復帰し再び1軍マウンドで投げる姿を見せてもらいたいです。




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ライオンズの助っ人は、エンス投手は退団、マキノン選手は残留交渉継続との事です。





エンス投手は、噂のあったKBOへの移籍となりそうです。


中継ぎとしての起用をしたかったですが、難しかったです。


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来日2年目となる今季は、先発としては難しかったですが、短いイニングなら空振りも取れる事から、左のパワーピッチャーとして中継ぎをやってもらいたかっただけに残念です。






マキノン選手は、同じポジションの山川選手が移籍有力ですので、残留交渉は積極的にしていると思いますが未だ発表はありません。


一旦、自由契約になる可能性も高くなりました。



以前も書きましたが、山川、マキノン同時流出というライオンズあるあるの可能性も出て来ます。




カブレラ、メヒアと比べると、成績的には物足りなさはありますが、近年の投高打低の状況や外国人も大きく活躍出来なくなって来ている現状を考えれば、マキノン選手は当たり外国人です。


山川選手の去就に関わらず、残留させたい選手です。


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今季は127試合に出場して、打率.259、15HR、50打点、OPS.728と大きな戦力となりました。


外国人というと長打はあるが三振も多い選手が多く、ライオンズでも近年、スパンジェンバーグ、オグレディ選手と空振り率が高く適応に苦戦しました。


そのため、今季は3Aでの指標を単に長打力ではなく、三振率や四球率といったアプローチ面を重視したスカウトを行いマキノン選手の獲得に結び付きました。



結果的に期待通り、今季マキノン選手は三振率17.7%、四球率9.3%とアプローチの良さを日本でも発揮しています。



獲得時から、パワー不足が懸念されると書いてきましたが、IsoP.142と純粋な長打力には物足りなさはありますが、長打率.401と打ててはいますしアプローチが良いので出塁も出来るのは魅力です。




また、1塁守備も非常に良いです。



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1塁手のUZRは12球団で2位です。


守備力よりも打撃力が求められる1塁ですが、マキノン選手は打つことも出来ますので、アプローチが良く長打もあり、さらに守れるとなると山川選手の去就に関わらず残留最優先の選手です。


キャンプからチーム事情によりサードを守らせましたが、慣れていないポジションと言うこともあり、上手く行かず首脳陣は早々に見切りを付けましたが、結果的にその判断は良く、1塁手として存在感も大きくなっています。



昨年のオグレディ選手は、シーズン前半は助っ人と言える活躍でしたが、後半戦は対策を取られ打てなくなりました。


マキノン選手の場合は、アプローチの良さがあるため、ボール球を振りに行かずに待てる能力があることから、今季はシーズン通して活躍が出来ました。


ただ、来季は2年目となるため他球団も対策を見直し、来季は弱点をついてくる配球をしてくると思います。


普通に行けば、2年目は成績を落とす助っ人も多いですしその可能性は十分あると思いますが、マキノン選手は昨年初めてメジャーに昇格した伸び盛りの選手です。年齢的にも、まだ伸びる余地もあります。



来季は相手バッテリーから厳しい攻めをされると思いますが、マキノン選手の伸びしろを信じて、今季以上の成績を期待しています。


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本人はライオンズを好意的に捉えていると思いますが、外国人選手の場合は交渉相手は代理人です。


予算ありきのチームですので、成績以上の年俸を出す訳にも行きません。


そのため、自由契約になると他球団も狙って来るため契約がまとまるか不安はありますが、マキノン、外崎、源田、佐藤龍の内野手は強みになりますし、そこが固定されれば残りの補強は外野手に全て注ぎ込めます。


外野手に注ぎ込む程の補強費なんて、ライオンズは出さないという別問題はありますが、それは置いておいて、内野手の守備力はライオンズの強みでもありますので、そこは崩さずに来季を迎えたいです。




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2021年開幕ローテ投手の浜屋将太投手は、来季が正念場です。


ここ2シーズン1軍登板がありません。


2021年は先発左腕不足というチーム事情もありましたが、開幕ローテに抜擢される首脳陣からの期待値の高さもありました。


しかし、隅田、佐藤、エンス投手の加入、来季は武内投手と期待の左腕も次々に入団しますので、立場的にも期待の左腕から大きく離れて来ています。


元々は、荒れ球ながら140後半のストレートにチェンジアップで空振りを奪う事も出来る投手でしたが、荒れ球過ぎる事から四球から崩れて試合を作れない事も増えました。


かと言って、制球を重視しても大きく良くはならず、球速だけ落ちるという状態です。


当時の辻監督からも、球威で勝負するのかキレで勝負するのかと、浜屋投手の今後の投球の方向性に苦言を呈されました。


その後は怪我もあり2021年に手術をしましたが、復帰してから1軍登板はありません。


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今季のファームでは、17試合に登板し防御率4.68、WHIP1.50、K/BB1.43、QS53.3%とイニングは98イニングと投げられていますが、K/9は5.51、BB/9は3.86とキャリアを考えれば指標的にはイマイチです。


ファームでは制球重視にするために内海コーチからの助言もあり投球ファームも変え、キレで勝負するスタイルにしました。


ただ、それでも四球が多く、球速に至っては140キロを切る事もあるなど、なかなか先が見えません。出力、制球共に物足りません。


チームとしてはローテ6番手に、キャリア的にも渡邉、浜屋投手に入ってきてもらいたいという想いはあると思いますが、来季以降はそこに黒田、羽田投手も入ってくると思いますので、あまり悠長に待ってはいられません。


浜屋投手としては、来季に勝負を賭けたいです。



ただ、置かれた立場は微妙な立場です。


制度的に誰かは出さないとですので、可能性としては現役ドラフト候補にもなります。



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年々、左腕としての序列も下がってきている現状を考えれば、本人は先発希望ですが左キラーとなり生き残りをかけるのも手です。


出力、制球共に物足りませんが、ファームではスライダーが機能する試合もありましたし、ストレートも球速の割に空振りが取れたりという試合もありました。


引退した公文投手のように、左打者のインコースにストレート、外にスライダーを投げ分ける事が出来れば可能性はあります。


そのポジションは、育成の齋藤大投手が狙っていますしファームで結果も出していますが、球速が物足りないという課題がありますので、浜屋投手が生き残りをかけるためにそこに参戦するのも考えたいです。


キャリア的には、先発でも中継ぎでもどちらでも良いので、来季にでも1軍戦力化しなければ厳しい立場です。左腕という特性を活かして、ライオンズの戦力になれるように出力、制球面のレベルアップと両立を果たしてもらいたいです。



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後藤オーナーは、大砲&クローザー補強を明言しました。



お金の事は心配しなくて良いとの事です。


有り難い言葉ですが、今までの事もあるので少し疑ってしまいます。


秋山翔吾獲得に全力を尽くすと言いながらも、安い年俸と短い契約期間を提示して逃しましたし、今までの外国人獲得でも微妙な選手を連れてきています。


オーナーはその気でも、球団の方で予算を抑えているのかも知れません。


ただ、球団待望の松井稼頭央監督を誕生させながらも、まともな戦力を揃えていませんので、今回はオーナーのお金の心配はしなくて良いとの言葉通り受けとり、しっかり外国人補強をしたいです。



ただ、心配なのは大砲&クローザーとありますが、まさか1人ずつではないですよね。


ボー、マキノン選手は残留するとして、後は大砲候補の外野手、クローザー候補の投手だと外国人は4人になってしまいます。KBO移籍の噂があるエンス投手が一転残留となれば人数的には合いますが、どうなるでしょうか。


近年のライオンズは、投手3人、野手2人が定番ですので、ボー、マキノン選手に加えて中継ぎ2人、野手1人だとは思いますが、人数を減らすことだけは避けたいです。


ライオンズだと、予想の斜め上を行くことがありますので心配はありますが、オーナーが補強を約束したのですしその言葉に甘えたいです。


予算がないためFA補強は出来ないのであれば、外国人補強くらいはしっかり予算を使いたいです。今オフは山川マネーもあります。



個人的には、ボー、マキノン選手の残留に加えて、先発1、中継ぎ1、外野手2の合わせて6人を補強してもらいたいです。


ライオンズの補強ポイントは、先発ローテ5、6番手、空振りの取れる中継ぎ、そして外野手です。


ドラフトで投手を多く指名しましたが、ドラフトは本来数年後を考えたものです。即戦力と言われていても、来季から大きく計算するのはルーキー達には酷です。


即戦力なら助っ人です。


先発は頭数はいますが居て困る事はありませんし、もし全てが上手く行き先発が足りる事態が起これば、中継ぎに回せば良いです。


中継ぎから先発よりも、先発から中継ぎの方がシーズン中の転向もしやすいです。スミス投手もそれで上手く行きました。


ただ、先発確約をしないと有力な外国人を連れてこれない恐れもありますので、そこはスカウトが上手く交渉してもらうしかありません。




また、中継ぎはクローザー候補が欲しいです。


ライオンズの中継ぎは四球が多く三振が少ないため、そこを変えられる投手が良いです。


欲を言えば、左腕のパワーピッチャーが欲しいです。


外国人特有の、角度のある150キロ超えのストレートが左から来れば大きな武器になります。


ただ、左腕に拘ると微妙な投手を連れて来る事もありますので、大前提として右でも左でも空振りの取れる投手です。


3Aでは山本由伸クラスの成績を出していたエンス投手のように、指標的に良い投手を獲得したいです。





そして、野手は外野手です。


先日も書きましたが、既存外野手の成長に期待はしていますが、もう4年もレギュラーが出て来ていませんので、そろそろ待っているだけでなく動きたいです。


外野3ポジション全て空いているという、上位を目指すならもう待っていられない状況ですので、思い切って2人獲得してもらいたいです。


打撃ではなく、守備でも走塁でも何かしらプラスとなる外野のレギュラーが欲しいですが、外野はやはり打力が必要です。助っ人なら尚更です。


化けること前提なのは育成選手に任せて、野手も投手同様に指標的な部分を見て、アプローチ面や打球の強さの良い選手を獲得したいです。





正直、オーナーからの補強の約束は毎年あるので、大きな期待は出来ませんが、松井監督が少しは工夫してやり繰り出来るくらいの戦力は揃えたいです。


今季を見ていても、松井采配に疑問を感じる場面も多々ありますが、それ以前に戦力を揃えなければなりません。


この戦力だと監督以前に編成の問題です。


今オフはしっかり外国人補強を行い、戦力が足りないと言い訳出来ない編成にしてもらいたいです。




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楽天を戦力外になった、西川遥輝選手のヤクルト入りが決まりました。



今季は不調でしたが、ファームでは圧倒していますしまだまだ老け込む歳ではありません。


個人的には、ポジション的に新外国人との兼ね合いもありますが、このまま外野手は現状維持の戦力で良いとは思わないため、ライオンズも獲得に動いてもらいたかった選手です。


もし獲得しても、シーズン通してのレギュラーは難しいと思いますが、それでも秋山翔吾が去って4年間未だに伸び悩んでいる既存外野手達よりは、実績もある西川選手を獲得してみても無駄にはならないと思います。


懸念される問題はありますが、今回ヤクルトは1600万円と安く契約出来ましたので、これならライオンズも欲しかったです。



ちなみに、契約更改を終えたライオンズ既存外野手達の年俸は、愛斗選手2900万、鈴木選手2300万、岸選手1650万、西川愛也選手1100万です。


西川選手は戦力外なのでライオンズの既存外野手達とは立場が違いますが、この年俸で獲得出来たのなら失敗だったとしてもリスクは低いですし、獲得に向かいたかったです。


既存外野手達は現状、どんぐりの背比べとなってますが、西川選手獲得によりこのどんぐりが1人増えるだけになったとしても、枠も空いていますしこの年俸なら諦めもつきます。


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渡辺GMの口ぶりからは、外野手のテコ入れは新外国人のみとなりそうですが、他に補強をしなかった分、打撃に期待の持てる選手を連れてきてもらいたいです。



今季は、比較的空振りが少なく意外と長打もあるという評判のペイトン選手を獲得しましたが、適応出来ずに去りました。アプローチ面に特化した訳でもなく、かと言って長打に特化した訳でもなく中途半端となってしまいました。


また、スピードがあり守れるとの評判もありましたが、ペイトン選手に限らず外国人選手の守れるとの評価はあまり当てにはなりません。


中でも、ここ数年前まではユーティリティ選手で失敗していますので、そういう選手は避けたいです。



ライオンズは、ゴロピッチャーのウルフ投手→ニール投手のように、外国人で成功するとしばらく同じようなタイプの選手を獲得する傾向があります。


今季はパワーはそれほどだがアプローチ面の良いとの評判のマキノン選手で成功しましたので、もしかすると同様のタイプを獲得するかも知れません。


個人的には、既存外野手を考えると、外野手のWARが少しでもプラスになればどんなタイプでも良いと思います。


ただ、打線に欲しいのはゴリゴリの長打タイプの外国人です。


バットに当たらなければ意味がないですが、コンタクトに優れていたとしても、外国人の場合日本に来ると空振り率が上がる選手も多いですし、それならば長打の期待値の高いパワーヒッターも欲しいです。


そのため、第2のマキノン選手としてアプローチ面が優秀な外野手に加えて、ホームランを量産出来る可能性もある外野手と2人欲しいです。


長谷川、蛭間選手の成長に期待はしていますが、外国人2人欲しいくらい今のライオンズの外野は悲惨な状況ですし、成長を待っているだけでは何も変わらないのは、ここ4年見ていて分かりました。


編成も、待っているだけでなく動かなくてはなりません。


おそらく、山川マネーも得ることが出来ますので、マキノン選手+外国人外野手を2人獲得し、少しでも現場が工夫して采配が出来るような陣容を用意してもらいたいです。



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