来季への期待も大きな佐藤隼輔 投手です。
侍ジャパンでは良い所を見せられませんでしたが、今季は中継ぎに転向し大きな成長を見せたシーズンでした。
47試合に登板し、防御率2.50、19HPとシーズン前半はセットアッパーとして大きな戦力となりました。
昨年からストレートで押していくパワーピッチが持ち味でしたが、今季は最速155キロと球速も上がり球威で押していく投球が出来ました。
シーズン後半は疲労や課題を露呈する場面も増えましたが、ポテンシャルの高さは見せられたシーズンだったと思います。

課題は制球です。
ストレートの球速は上がりましたが、BB/9は3.63と高く四球が多いです。侍ジャパンでも見れらましたが、ストレートが制御出来ない所は改善しなくてはなりません。
また、奪三振能力も課題です。
球威あるストレートは大きな武器ですが、空振り率7.47%とストレートゴリ押しの投球をするには物足りないです。この辺は、変化球も交えて空振りを奪っていかなくてはなりませんが、その変化球にも課題があります。
変化球では右打者に多く使うチェンジアップは空振り率27.27%ですが、左打者に多く使うスライダーは空振り率7.69%となっており、この結果からも対右打者.188と抑えているのに対して対左打者は.274と打たれています。
昨年オフにはカーブ習得を目指しましたが上手くいかなかったようですので、今季はパームとツーシームを習得中です。
パームは、母校の筑波大の監督からのアドバイスもあり取り組んでいます。今季1球だけ投げましたが、柳田選手から空振りを奪っていますので、モノになれば対左の決め球にもなり得ます。
また、ツーシームは同僚で同じ左腕の佐々木健投手から教えてもらったようです。佐々木投手のツーシームは、空振りを奪うと言うよりも左打者のインコースに投げ込み打球を詰まらせるボールです。佐藤投手にはカウント球の変化球も欲しい所ですので、習得出来れば投球の幅も拡がります。
本人も言うように、来季も中継ぎ起用になると思います。中継ぎをやるなら勝パを担える投手になってもらいたいです。
変化球も大事ですが、武器である球威あるストレートをまずは制球出来るようにしなければ変化球も活きません。高い出力でも、制球を乱さないように工夫してもらいたいです。

個人的には、能力が高くイニングも投げられる投手ですので、本当は先発をやってもらいたいです。
来季は中継ぎだと思いますが、スライダー、チェンジアップに加えて、パーム、チェンジアップと球種も増えれば将来的な先発再転向も見えてきます。
左で150キロを超えるストレートが投げられるのは大きな魅力ですので、その魅力を最大限に活かすための投球を確立させてもらいたいです。
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