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2024年01月

今季のパリーグは、支配下新外国人選手が20名と大幅補強です。


 

昨季上位4球団の支配下新外国人選手は、以下の通りです。

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4連覇を目指すオリックスは、山本、山崎投手が抜けた投手を中心に補強しました。


ソフトバンクは補強ポイントである右の長距離砲、ロッテも補強ポイントの内野手を獲得です。ソフトバンクは先発が足りませんが、モイネロ投手の先発転向が決まりましたので、それを見込んでいると思います。


楽天は、守護神松井投手の抜けた穴を則本投手で埋めるようですので、先発を補強しました。楽天も先発が強い訳ではないため、則本投手の抜けたローテをどうするのか見ものです。


ソフトバンク、ロッテ、楽天は日本での実績のある外国人選手を獲得し、あまり大きな冒険はしませんでした。






一方、昨季下位のライオンズ、日ハムは積極補強です。


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両チームともに、外国人選手の出来がチームの行方を左右します。


ライオンズは、ボー投手以外全員新外国人選手です。ボー投手はあまり助っ人としての活躍はしていませんでしので、実質全員新外国人の蓋を開けてみないと分からない陣容です。


また、日ハムはFAも含めると良い補強をしました。中でも、バーヘイゲン投手が期待通りのパフォーマンスを見せれば、エース上沢投手の穴を埋められます。


エスコン効果もあり、多額の予算も使って良い補強をしていますが、ライオンズ同様に蓋を開けてみないと分からない陣容です。


ギャンブル要素が高めですが、ライオンズファンとしては外国人選手が当たりであってほしいです。




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ライオンズは昨年に続いて、他球団よりも遅らせてキャンプインとなります。






長年プロ野球は、2/1がキャンプスタートとなっていました。


野球協約により、12/1〜1/31までは試合をしたりコーチが指導したりは出来ませんので、それが解禁された2/1からキャンプインが慣例です。


しかしライオンズは、昨今の選手のトレーニングスタイルに配慮し、その慣例を変えようとしています。




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昨年はWBCの影響も考慮して遅らせましたが、松井監督は手応えがあったようで今年も2/6スタートとなります。



第2次伊原政権の時のように、怪我人を出さないためにゆとりキャンプにし、結果調整が遅れたでは困りますが、2/6スタートのキャンプは2年目となりますし、バージョンアップした内容でキャンプが行えればと思います。


ただ、キャンプインの時期の正解は分からなくても、少なくとも何を優先させるべきなのかは松井監督がキャンプインを遅らせた意図を明確に選手示さなければです。



個人的には、キャンプはオフに選手が出来ない事優先でチームプレイの習熟です。


ライオンズは走攻守共にまだまだ稚拙なプレイも見られますので、そこはキャンプで徹底させたいです。


個人の能力を上げるための取り組みも必要ですが、戦力的に足りないライオンズでは個の力勝負で他球団を上回ることは難しいため、チームプレイのミスを減らすために時間を使いたいです。


個人で出来ることはオフに、チームでしか出来ない事はキャンプでとしたいです。



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昨年キャンプインを遅らせた時には、新たな常識となるかなんて報道もされましたが、今のところ大きな変化はありません。



ただ、唯一オリックスはキャンプインを1日遅らせ2/2スタートとなります。






コンディション優先で第3クールまでは3勤1休とし、さらにお客さんが多く集まる土日を休養日にしないためのスケジューリングです。


コンディション優先に、ファンもたくさん集めたいという方針です。


試合の勝敗はキャンプの出来以上に戦力の差ですので、松井監督の言うように何が正解かは分かりません。ただ、キャンプの明確な方針は必要です。


ちなみに、ライオンズは練習量も欲しいのでオリックスのように3勤1休では物足りませんが、ファンがたくさん集まりやすい土日を休養日にしないオリックスの試みは、個人的には良いと思います。



地域貢献に新たなファン獲得も、球団にとっては大事なことです。



まずは怪我をしないことが優先されますが、ソフトバンクやオリックスと比べて自力に劣るライオンズとしては、開幕から一気に行けるように明確な方針の元、充実したキャンプが遅れるようにしてもらいたいです。




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投手中心ドラフトだったこともあり投手に注目ルーキーが多いですが、野手でも早速期待を持たせるアピールをしているルーキーもいます。

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個人的にも期待している、支配下唯一の野手ルーキー村田選手はスケールの大きさを感じる選手です。




おしゃれより野球と言った武骨なキャラが早速好評ですが、練習熱心なのは良い所です。


高いレベルでの経験も少ないため、プロでどこまで出来るかはまだ分かりませんが、打撃練習を見ても身体の大きい背番号99と言う所にメヒアを想起させ期待をしてしまいます。



高めのストレートの対応を中村選手に聞いてみたいとのことですが、パワーピッチャーも多いパリーグで、高めのストレートを打てるかは1軍でやれるかどうかの目安の1つにもなります。


キャンプは中村選手と同じB班ですので、臆することなく聞いてもらいたいです。



村田選手は大卒ですが素材型下位指名選手ですので、じっくり育成になると思いますが、打てれば十分戦力として1年目からのチャンスもある球団です。


焦る必要はないですが来年くらいに1軍へとは思わず、1年目から1軍を狙う勢いで練習に取り組んでもらいたいです。


大きい身体を活かしコントロールできる打撃フォームを作り、ホームランを量産できるような選手になってもらいたいです。







そして、村田選手以上に評価を集めているのは育成の奥村選手です。




小柄ながらスクワット240キロと、パワフルさもあります。屋外での打撃練習でも柵越えを見せていました。


右の外野手となると、愛斗選手が抜け若林選手は手術明けですのでチャンスはあります。


ただ欲しいのは補充ではなく補強です。


駒数だけなら外野オプション組もいますので、レギュラーになれる可能性がなければ支配下入りは難しいです。


フットワークが良く、小柄ながらパンチ力もあるスタイルは山野辺選手っぽいですが、奥村選手は身体能力に頼りすぎずに頭も使ったプレイが出来るように成長したいです。



年齢的には24歳とじっくり育成とは行きませんので、1年目からファームで外野レギュラーとなりOPS.800以上出してアピールしたいです。





新人合同自主トレも終わり、いよいよキャンプインとなります。


ルーキー達の伸びしろは戦力の底上げとなりますので、1人でも多く1軍戦力になれるように練習に取り組んでもらいたいです。





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選手会は改めてFA短縮、人的補償の撤廃をNPBへ求めました。




選手会はSB和田人的補償騒動を利用して、かねてから望んでいた要求を通そうとしています。


相変わらず強硬な姿勢です。


FA短縮となると、高卒選手を根気強く育てようとする球団も減るかも知れませんね。少なくとも、FA獲得が難しい予算的に劣るライオンズは大卒中心となりそうです。


選手会の望む6年となると、ライオンズで言えば高卒で最速で取得した森友哉は、2020年オフにFAとなりますのでだいぶ早いです。


正捕手としてこれからと言うときにFAですので、我慢して育てるだけ育てて、育ったらサヨナラになります。


現状もそういう感じにはなっていますが、それよりも早く残念な気持ちにさせられる事になります。


選手会が望むように補償もないのであれば、ライオンズは何も得るものがありません。



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選手会は選手のための組織ではありますが、今回の要求はファンの声に耳を傾ける事もありません。


ファンやOBの方の中でも、制度的な事に詳しく戦力均衡も考えた代案も出ていたりしますので、個人的には選手会の要求よりも、そちらの方がしっくり来ます。


また、FA制度改革をやるなら同時にドラフト改革にも着手し、取る球団視点ではなく取られる球団視点でも考えないと、戦力が偏る懸念もあります。


さらに、今回の人的補償騒動を挙げるなら、そもそも山川穂高FAは怪しい事が多いです。


そちらにも目を向けて、タンパリングもしっかり取り締まらないと有望株を根こそぎ金満球団に取られてしまいます。


選手会は、何故補償が必要なのかという事を確認したらしいので、補償自体いらないという考えのようですが。。。


メジャーを模して制度を作るのであれば、都合の良い事だけでピックアップするのでなく、その補填のための制度も取り入れてもらいたいです。



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個人的には、人的補償は可哀想とかいう、何故かFAで取られた球団が悪者みたいになる謎の風潮が少なからずありますので、そんな事を言われるくらいならドラフト指名権譲渡など他の補償の方が良いです。


プロ野球を楽しむためにも戦力均衡の観点からも、何かしら戦力補強となる補償は必要です。同時に補強手段となる、ドラフト改革も並行して行わなければなりません。



ただ、ドラフト指名権譲渡だとFAの時期的に翌シーズンは抜けた選手の補強が出来ません。


誰がFAするか直前まで分からないため、補強の目星を付けるのも難しいですので、6年でFAにするくらいなら自動FAの方が良いです。その分、今まで以上に編成は大事になってきますが。


現行の選手が宣言する制度だと、宣言のしづらさがあると言うのであれば、自動FAの方がよっぽど良いですが、そこは議論に上がらず選手会の一方的な要求のみです。



流石に選手会の要求は通らないと思いますが、より良い制度にするのであれば、選手会、オーナー、NPBがバランス良く存在するためにも、熱意と行動力のある人材をNPBに入れて権限も持たせたいです。




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キャンプインも近づき、各紙現時点での予想オーダーも報じられるようになって来ました。






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この予想では、長谷川選手の外野守備に稚拙さもあることから、センターではなくライトで予想しています。


松井監督は保守的な采配が多いですので、このような布陣になるかも知れませんね。



実際は、キャンプ、オープン戦での仕上がり具合を見てから判断となりますが、個人的には以前から書いているように、もう少し攻撃的な、そして下位で育てたい若手にキャリアを積ませられるような打順が見たいと思っています。



1佐藤龍(三)
2コルデロ(左)
3外崎(二)
4アギラー(一)
5中村(指)
6蛭間(右)
7長谷川(中)
8古賀(捕)
9源田(遊)



1番は足よりも出塁率ですので、出塁率の高い佐藤龍選手を1番。個人的には、今季の野手のキーマンだと思っています。


逆に活躍出来なければ、今季の打線は厳しくなりますので、何とかレギュラーを掴んでもらいたいです。


2番からはバントよりも、長打もある選手を置き得点力を高めたいのでコルデロ、外崎、アギラー選手と並び、育てたい若手である蛭間、長谷川選手は下位で起用です。


得点力不足を解消するためにも、上位に打撃の期待値が高い選手を固めて並べたいです。


ただ、外国人頼み感は否めず、コルデロ、アギラー選手が結果を出してくれないと苦しいです。


特にライオンズの弱みである外野は、コルデロ選手だけでなく蛭間、長谷川選手とシーズン通してとなると未知数な陣容ですが、最低でも誰か1人はレギュラーとして固定出来るシーズンにしたいです。



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投手陣は、髙橋、今井、平良、隅田投手はローテ決定的。残りを、松本、與座、渡邉、武内投手で開幕ローテを争う形になります。


他にも、青山、羽田、黒田投手と言った期待の若い先発投手もいますので、谷間のローテを任せたいです。


以前と比べると、先発が出来る駒は揃いましたがまだ半人前の先発投手も多く、ローテ5、6番手は弱みとなっています。


松本、與座投手の復調に期待しつつも、若い投手の頑張りは必要になって来ます。


第2先発的な起用で半人前の先発投手2人で1試合など取り入れながら、リリーフ負担を増やしすぎない運用をしてもらいたいです。





そのリリーフですが、平井投手残留、アブレイユ、ヤン投手を獲得したことで駒は居ます。


後は、誰が使えるかの判断となります。


ライオンズ中継ぎ陣は、三振が少なく四球が多いですが、理想は三振が取れる投手が勝ちパです。


アブレイユ、ヤン投手は奪三振能力が高いですが、与四球も多いですのでキャンプ、オープン戦で確認や修正が必要です。


また、豆田、佐藤隼投手とポテンシャルの高い投手も候補となりますが、飛躍することが必須です。


復調すれば、実績もあり安定した投球が出来る水上投手が後ろにハマってくれればと思いますが、外国人投手が適応出来れば、若手投手が飛躍すれば、さらには復調すればと言った、タラレバが多く勝ちパは現状未知数です。



昨年の実績で言えば、甲斐野、アブレイユ、田村投手で後ろを担い、右の平井投手、左のヤン投手は場面に合わせたジョーカー的な起用が出来ればと思います。



一昨年の、水上、平良、増田投手の勝ちパのように、固定出来る程の成績を出せれば良いのですが、現状は未知数な部分が大きいので、開幕前にある程度決めて運用したとしても上手く行かなければ、豆田、佐藤隼投手を勝ちパに入れるなど、柔軟な運用が求められると思います。



前半戦は色々と試しながらとなりますが、後半戦には勝ちパ構築が出来、安定した戦いが出来ればと思います。


昨季同様に、豊田コーチの手腕が重要になって来ます。


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今オフは、例年に比べれば積極的に動きました。


ただ、戦力としては優勝候補に挙げられるソフトバンクやオリックスには劣ります。


楽観視出来る戦力ではありませんが、それでもファンとしては優勝が見たいです。


キャンプでは、チームとしてのレベルアップは勿論の事、戦力層が薄い分怪我人を出さないように準備、ケアは徹底してもらいたいです。




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