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2024年02月

今季こそ飛躍したい渡邉勇太朗投手が、A班合流となります。





世間は大谷翔平結婚で賑わっていますが、ライオンズファン的には高校時代から大谷翔平っぽいと言われてきた渡邉勇太朗投手です。



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入団会見では、モノマネも披露しました。



高いポテンシャルからずっと期待されていますが、今季で6年目となります。


キャンプは残念ながらB班スタートとなりましたが、チャンスが訪れました。


渡邉投手も1軍ローテ候補ですし、課題のローテ5、6番手を埋めて欲しい投手です。


まずは1イニング登板との事ですが、結果よりも内容です。


明確な課題がある投手ですので、その課題を克服出来たのかどうかアピールしてもらいたいです。



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課題は、左打者へのストレートがアウトハイに抜ける事と、カット以外に安定した変化球がないことです。


基本のストレートが安定せず、ストライクを取るのに精一杯の制球では厳しいです。


また、変化球もカットは良いため右打者相手ならそれなりにやれますが、左となると上手く機能しないため左打者を苦手としています。


左打者の膝下へのカットや、低めのスプリットで空振りを奪うシーンもありましたが、イマイチ安定せずモノになっていません。



オフはお馴染みの髙橋光成投手らとトレーニングで、さらに強靭な身体を作りました。


また、変化球も新たに、スプリットをチェンジアップの様な握りにし改良しました。





毎年オフもしっかりトレーニングしていますので、後はそれを投球に活かさなければなりません。



一昨年までは、大きな身体を作ってもそれを投球に活かせず、ストレートの球速も140中盤程度と物足りなく、さらにイニングを重ねると落ちていく課題もありました。


ただ、これは昨年改善されましたので、今季は平均球速150キロを目指したいです。


改良を加えたスプリットも、チェンジアップのような握りにすれば球速も落ちますので、速いストレートに球速差もある落ちる球で三振を奪える投球を確立したいです。



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成長はしていますが、まだまだ三振が少なく四球の多い投手です。


個人的には、左打者へのインロー膝下へのカットが非常に良かったのでそれを安定させ、改良したスプリットと共に武器にしたいですが、それもこれも基本のストレートが安定してこそです。



対外試合はA班でチャンスを貰えましたので、まずは高い出力と制球を両立した上でゾーン率を上げられるようにしたいです。


欲を言えば、改良したスプリットでボール球を振らせられる投球まで出来れば完璧です。


大谷翔平は、その恵まれた体格をしっかり扱え世界的なプレイヤーになりましたが、渡邉投手もその大きな身体をそろそろ扱えるようになりたいです。


今回は1イニング登板との事ですので、少なくとも球速は150キロ出し四球は出さず、ストライク先行の投球を見せてもらいたいです。





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ドラ1武内投手が、対外試合初登板を果たしました。




結果は、山川穂高にホームランを打たれるなど、3回49球5安打3失点でした。



結果だけ見れば、期待値通りの結果とは行きませんでしたが、良い所も修正したい所も見えた意味のある登板になったと思います。



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良かった所は、最速152キロと球速が出ながらも制球が出来た所です。


軟投派のイメージもありましたが、躱すのではなくゾーン内に球威あるストレートが投げられます。


先日の紅白戦でもストレートの力がありゴロを量産しましたが、ソフトバンク戦でも打者を押し込むストレートが投げられていました。


まだ対戦する野手達は仕上がっていないという所もありますが、ゾーン率も高く出力を高めても制球が出来ている所は良い所です。



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一方で、なかなか空振りが取れなかった所は今後課題になりそうです。


武内投手も初実戦でしたし色々と試しながらではありますので、今後上げてくるかも知れませんが、奪三振能力が課題になる可能性はあります。


昨日は変化球が浮き気味でしたが、ゾーン内のストレートで押していける分、ボール球の変化球を振らせられるようになればと言った所です。


変化球の精度は、今後高めて行きたいです。


空振りを取るなら落ちる球が有効ですが、昨日は浮き気味だったチェンジアップや、まだ使っていないフォークといった変化球でボール球を振らせられればルーキーイヤーから勝てる投手になれそうです。



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ルーキーですし、ここまで心身共に疲労もある中、順調に初対外試合を迎えられたのは良かったと思います。


今の時期は、結果よりも内容ですので、良い所も修正したい所も見えたのは良い実戦登板になったと思います。


山川穂高にホームランを打たれた後も果敢にインコースに投げられたのは、技術的にもメンタル的にも並のルーキーではないと思いますので、開幕までに色々と試しながらシーズンで大きく成長をしたいです。




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ライオンズの新外国人選手4人は、今日のソフトバンク戦が初対外試合でした。

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まだ1試合ですし、ここから状態を上げていく段階ですので評価するには早いですが、本日の内容です。





ヤン投手

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1回1四球無失点


四球は出しましたが、崩れることなく抑えました。最速155キロと球速も出ていましたが、この時期から飛ばしすぎないように抑えながら調整したいです。

紅白戦では三振も奪えていましたので、力はある投手だと思います。

練習試合、オープン戦では出力を上げてもゾーン内に投げられるように調整したいです。






アブレイユ投手

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1回1四球無失点


ヤン投手同様に課題の四球は出しましたが、無失点に抑えました。

持ち球や投球スタイル的にも、昨年在籍したティノコ投手っぽいのは懸念されますが、キャリアはティノコ投手以上ですので、そのポテンシャルを信じたいです。

今の所、そのポテンシャルを見せてはいませんが、7割くらいの状態には開幕までに持って行きたいです。


メジャーでの投球スタイル的には、ストレート、スライダーで空振りを奪えるかがバロメーターです。

オープン戦中盤くらいにはそういう投球も見せてもらいたいです。






コルデロ選手

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空三振、四球、ニゴロ


外へのスライダーと、高めのストレートへの対応がまだまだです。

低めのボール球を見逃して四球を選べたのは良かったですが、速いストレートを持っている投手もパ・リーグは多いですので、高めのストレートへの対応は対策しておきたいです。

まずい守備もありましたが、それを我慢出来るかどうかは打ててこそです。

練習試合、オープン戦は結果よりも内容ですので、結果は出なくても良いので、ボール球を振らないアプローチ面や高めのストレートへの対応、そして長所でもある強い打球を打てる状態にすることを目的に取り組みたいです。






アギラー選手

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中安、四球、左飛


コンパクトにヒットを打ったり、押し出しの四球を選んだりと初戦から上々のスタートとなりました。

アプローチ面は良い所も見せられましたので、長打も打てる所を今後は見せて行きたいです。

その部分に期待して、ある程度活躍が見込めるマキノン選手へ積極的に残留交渉しませんでしたので、期待するのはマキノン選手以上の成績です。

成績的に、キャリアハイから年々落としていますので劣化も心配される所ですが、飛ばす力はまだあると思いますので、少しでも打席に立ち日本のバッテリーの配球を学んで行きたいです。






まずは戦力として見込んでいる4選手が、怪我なく実戦デビュー出来たのは良かったです。


昨年は、マキノン選手以外の助っ人が敗戦処理をしたり、ファームのローテを回したりと助っ人じゃなくても良い役割りとなってしまいました。


FA補強に消極的なライオンズが、唯一即戦力を獲得出来るチャンスは新外国人選手です。


今季こそは、チームの主力を担う助っ人らしい活躍が出来るように、飛ばしすぎることなく調整してもらいたいです。




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宮崎アイビーでのソフトバンク戦です。

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今オフ話題を独占した、両チームの初対戦となります。



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オフの話題の中心にいた選手達も勢揃いとなりましたが、今日は武内投手の対外試合デビューでもあります。



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色々あった両チームですので変な雰囲気にはなりますが、武内投手にとってはあくまで調整登板ですので、臆することなく自分の投球を見せてもらいたいです。




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【結果】

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【投手】

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武内

最速154キロと球速は出ていましたが、空振りが取れず苦労しました。変化球も全体的に高く3失点です。

また、あの人にも甘いチェンジアップをホームランにされてしまいました。


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四球で崩れるタイプではなさそうですし、ストレートは球威もありゴロを打たせていたのは良かったですが、変化球の制球がイマイチでしたので修正し、空振りを奪えるようにしたいです。



増田

球速は140そこそこと、今年はキャンプから飛ばしていたので、例年のこの時期よりは球速が出ているとは言え、復調を思わせる程ではないです。

ここからだと思いますので、オープン戦中盤から後半にはストレートの球速を上げ、空振りも取れる状態を目指したいです。



平井

シュートで空振りも奪いましたが、スライダーが生命線の投手ですので、徐々にスライダーで空振りが取れるようにしたいです。



ヤン

最速155キロと球速は出ていましたので、開幕までにある程度ゾーン内で散らばる程度の制球を身に着けたいです。



アブレイユ

四球は出しましたが崩れず無失点です。最速155キロと球速は出ていましたが、ストレートと決め球のスライダーで空振りが取れる状態に徐々に上げて行きたいです。



水上

僅か4球で抑えました。変化球のみでしたが、昨年5キロも落としたストレートの球速が、どこまで戻っているのか今後注目です。






【野手】

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西川選手が先頭打者ホームランです。



長打でもアピール出来たのは良かったです。高めのストレートをしっかり捕らえました。

ただ、その後の打席では高めのストレートに空振りをする場面もありましたので、速いストレートにも対応出来るようにレベルアップしたいです。





コルデロ、アギラー選手が対外試合初出場です。


コルデロ選手は空三振、四球、二ゴロでした。四球を選べたのは良かったですが、外のスライダーをしっかり見極められるようにしたいです。また、まずい守備もありましたのでシーズンでは減らしたいです。


アギラー選手は中安、四球、左飛でした。コルデロ選手同様に四球を選べたのは良かったです。今後は少しでも打席に立ち、強い打球を打てる状態にすると共に日本野球に慣らして行きたいです。





8安打6四球ながらも、10三振で3得点止まりです。


四球を多く選べたのは良かったですが、もう少し長打も欲しいです。野手はここからだと思いますので、今後に期待したいです。





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佐藤隼輔投手は、新しい投球スタイルで今季は臨む事になります。




昨年までは、ストレート、スライダー、チェンジアップの投手でしたが、大学時代評価を上げたスライダーがプロでは機能せず苦しい投球になる時も多々あったため、今季は課題の変化球に手を入れました。


キャンプでも試していた、パーム、ツーシームを加えて投球を組みてて行きます。







昨年は最速155キロと自己最速も更新し、ストレートゴリ押しのパワーピッチが出来る投手です。


左腕で150キロを超えるのは大きな武器です。


ただ、制球と変化球に課題があるため、狙い球が絞られやすく、何か使える変化球があればという所でしたので、パーム、ツーシームが使えるようになると大きいです。



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元々は、スライダーが武器の投手でした。


大学時代もそのスライダーでドラ1候補にもなりましたが、やはり怪我でおかしくなったようです。


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大学時代は怪我も多く、ドラ1確実とも言われながらもドラ1で指名されなかったのは、これらが理由だったのでしょう。



プロに入り肘の不安も少なくなってきましたが、本人的にはあの頃のスライダーを追い求めないという事です。



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投球内容はストレートゴリ押しの脳筋のようなスタイルですが、実際はクレバーな投手です。


自分の強みを知っているからこそストレート中心になりますし、また弱みも分かっているからこそ新変化球に挑戦です。



ただ、大事なのは基本の制球です。


佐藤隼投手の場合、球威あるストレートを投げられますが制球が荒れる事もあります。



現在は変化球に目が向いていますが、ちゃんと制球にも意識は向いています。



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エイヤーと適当に投げるのではなく、ちゃんと頭も使って投げられる投手です。


ただ、使える球が少なかったからこそ選択肢が少なく頭を使う以前の問題でしたので、新変化球が機能すれば本領発揮となる可能性もあります。




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個人的には、将来的には先発に再転向してもらいたいポテンシャルがある投手だと思っています。


大学時代に痛めた肘は不安が全くなくなった訳ではありませんし、中継ぎで何年もやれる投手は稀です。


イニングを投げられる能力はありますし、使える球種が増えれば先発としてやっていける投手だと思います。また、頭も使える投手ですので球種が増えればイニングを投げさせたい想いもあります。


一昨年は、カーブにチャレンジしながらもモノになりませんでしたが、今季こそは課題の変化球をクリアーし将来のもっと大きな飛躍へと繋げてもらいたいです。




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