同じ長距離砲のガルシア選手支配下入りにより、いよいよ立場も苦しくなってきた渡部健人選手です。
中村、山川と連なるライオンズの長距離砲の系譜を受け継ぐべき2020年ドラ1ですが、伸び悩み苦しんでいます。
昨年は1ヵ月だけでしたが、それでも1ヵ月1軍で戦力になりました。ボール球に手を出さず三振率を抑え、打球も強い打球が打てていました。
今季はいよいよ覚醒へと繋げたかったですが、今季の1軍では三振率が高く打球も内野フライばかりと弱くファーム抹消となり、その後は1度も声がかかりません。
チームとしたは、想定していた1塁アギラー選手が機能しなかったことを受け、その代わりに渡部選手ではなく山村選手やトレード獲得した野村大選手で戦う選択をしています。
ドラ1と言えども、もう無条件でチャンスを与えなくなりました。渡部選手としては正念場です。

渡部選手は、アプローチ面、打球面と課題がありますが、ファームではOPS.824、三振率20%程度と徐々に状態を上げてきています。
ただ現状、1塁は野村大選手、3塁は山村選手と渡辺監督も期待する選手がスタメンです。また、ガルシア選手支配下入りにより指名打者もチャンスが少なくなって来ました。
さらに、リハビリ中ですがルーキー村田選手も長距離砲として期待をされている選手です。

もう、渡部選手の成長をじっくり待っていられる余裕も減って来ています。
しかし、渡部選手はライオンズ打線に欲しい長打力を持っている選手です。
本来は、来季いるかいないか分からない外国人選手よりも渡部選手を育てたいのが本音です。
個人的にもアギラー選手獲得時に、渡部選手と競争しシーズン終盤には渡部選手がアギラー選手からレギュラーを奪うのが理想的と書いてきました。かつての山川、メヒアの関係性を望みました。
が、両方機能しなかったという残念な現状となっています。
本人も、飛躍するためのきっかけが精神論となっています。

確かに、気持ちは大事です。
打席でゆとりがないからボール球でも振りに行ってしまう訳ですが、それは気持ち以上に技術不足だからです。
これだけの体格を持ちながら何故打球が弱いのか、狙い球をちゃんと絞れているのか、またその絞り方は適切なのかなど、課題の改善のための技術的な修正が必須の選手です。
自信を持つには、無理にポジティブ思考になろうとするのではなく、これだけ必死にやったのだから大丈夫だと練習量から自信をつけなければなりません。
毎年のように打撃フォームを模索していますが、ファームでも良かったり悪かったり不安定ですので、最低限打撃フォームを固めて再現性は高めたいです。

渡部選手の育成の成否は、ライオンズの今後に大きく影響します。
上手く育成出来れば出塁タイプになれる選手はいますが、長打力となると限られます。
それこそ、外国人補強により長打力を賄いたいですが、外国人頼みはリスクを伴う事は今季を見れば明らかです。
球団は野村大選手やガルシア選手と補強し優先起用していますが、渡部選手としては諦めずにファームで結果を出し続けなければなりません。
4番を担えるポテンシャルで言えば、野村大、ガルシア選手よりも渡部選手ですので、コーチ陣も球団も渡部選手覚醒のために尽力してもらいたいです。
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