注目度高まる、ドラ5ルーキー篠 原響投手です。
ドラフト指名時のスカウトの「投げっぷりが良い」のコメントに不安を覚えましたが、蓋を開けて見ると、第2の山本由伸のような物凄いルーキーでした。
高卒ではありますが、早い時期から実戦にも入り、高卒ルーキーとは思えぬ異次元のパフォーマンスを見せています。
現状、イースタン6試合27.1回を投げて防御率2.30、21三振、2四球、K/BBは驚異の10.50です。
正直、すぐに1軍でも行けそうな雰囲気を見せています。
ただ、この辺はライオンズ球団は冷静です。
今季はじっくりファームで育成し、お試し1軍をするなら早くても高橋光成投手のルーキーイヤーのように夏場頃と、育成プランを立てています。
ファン的には早く1軍で見てみたいと思ってしまいますが、将来のエース候補ですので大事に育てたいです。

篠原投手が優れている所は、高卒のこの時期から出力と制球が高いレベルで両立出来ている所です。
球は速いが制球難、制球は良いが出力不足というのがファームのみならず1軍投手でもいる中、150キロを超えるストレートを狙った所に投げられているのは圧巻です。
変化球もスライダー、チェンジアップと制球もキレもあり、特に右打者に対してはアウトローのストレート、スライダーで抑え込んでいます。
しいて挙げるなら左打者に対しての投球ですが、チェンジアップが低目に決まれば三振も取れています。
また、先日のDeNA戦で見せた筒香選手へのインコースストレートのように、インコースにも果敢に投げられる制球とメンタルはズバ抜けています。
唸るストレート
— DAZN Japan BASEBALL⚾️ (@DAZNJPNBaseball) May 16, 2025
ワクワクが止まらない高卒ルーキー
篠原響が見逃し三振を奪う
⚾プロ野球 ファーム(2025/5/16)
🆚西武×DeNA
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ストレートで勝負出来るのは、大きな武器です。

潮崎SDは、松坂大輔のようだと評しています。

イニングを投げる先発投手としては、ゲームメイク能力も必要ですので、力を抜いたり入れたりが出来るのは頼もしいです。
まだ、ファームでは27.1回で33被安打と多いですが、手の抜きどころを学び、1軍の固い守備力が加わればこの辺も抑えられると思います。
松坂大輔の背番号18は空いています。
篠原投手が、18番を付けてエースとして投げる未来を期待しています。

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