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2025年10月

今季は不甲斐ないシーズンとなってしまった、青山美夏人投手です。

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ルーキーイヤーに守護神に大抜擢され、守護神としては機能しませんでしたが、中継ぎとして1軍シーズン完走を果たしました。


2年目は先発転向し、1軍で完封勝利を達成するなど3年目の飛躍に期待しましたが、、、今季は怪我もあり大きく出遅れました。


かつては、個人的には阪神村上投手のようなルートで飛躍してもらいたいと思った事もありましたが、、、


復帰後も3軍メインとなり、不完全燃焼のシーズンとなりました。


ただ、厳しい事を言えば、今季3軍メインとなったのは怪我と言うより単純に力不足です。


その主たる要因は、出力不足です。


オーソドックスな先発右腕として、ストレートの球速が140キロ程度では厳しいです。


良い時はカウントも空振りも取れるスプリットという武器があるため、何となく投球にはなってはいますが、この出力不足では近い将来頭打ちになります。


今季が良い例です。


この課題に関しては昨年も書きましたが、一向に改善しません。


特に心配なのは、本人があまりそこを目指さず緩急を使いたいと言っている所です。






今季を振り返り、来季に向けて球速アップに着手するかと思いましたが、、、


ウインターリーグ参戦のコメントを見る限り、あまりそこを目指してはなさそうです。



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スプリットが青山投手の武器なのは確かですが、緩急やメンタルを学ぶ前に、出力アップです。


軸となるストレートが使えないと、武器のスプリットも活かせません。


今季シーズン後半からは中継ぎ再転向となりましたが、青山投手のようなオーソドックスな右腕なら、先発でも中継ぎでも球速は必要です。


昨年も今年もテクニカルな部分に目が行ってますが、今の段階ならもっと脳筋で良いと思うのですが、、、
 

昨年オフにも書きましたが、目指すべき方向性がちょっと心配です。


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青山投手の場合、140後半のストレートを投げることも出来ます。ただ、そうなると制球を乱し四球連発となるのはルーキーイヤーもそうでした。


そのため制球を重視した結果、140キロ程度に球速が落ちています。


1軍では出力と制球の両立が求められますので、そこが出来るようにまずは出力を高められる身体を作りたいです。


青山投手はテクニカルな部分を意識していますが、順番としては身体が出来てから技術です。


スプリットと言う大きな武器があるにも関わらず、この出力不足は勿体ないです。


ルーキーイヤーから課題が変わらず、目指すべき方向性が心配な所は、個人的には悪い意味で松本航投手に通じるものを感じます。


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確かに、大学時代の青山投手の投球スタイルを考えれば、出力アップと言うより制球重視の方が向いているかも知れません。


実際、ルーキーイヤーに中継ぎを経験し、出力アップを意識しすぎるあまり四球を連発しました。


ただ、球速を追い求める事をしないのであれば、投球スタイルも変化させたいです。


これも昨年から書いてはいますが、ストレートが140キロ程度で物足りないなら、ストレートを捨ててカット、ツーシーム主体に変え、ゴロを打たせながらもスプリットで空振りも奪うスタイルも考えたいです。


亜大出身なだけあって、青山投手は投げる体力と根性はありますので、オリックス九里投手のようなタフなスタイルを目指すのも手段の一つだと思います。


個人的には、球速アップに着手するか、ストレートを捨てて投球スタイル自体を変えるかしたいと思っていますが、青山投手はどういう将来を考えているでしょうか。


少なくとも、昨年も今年も同じような事を書いていますので、来季は変わったと思わせる投球を見せてもらいたいです。




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ライオンズ左腕王国化に向けて、着々と進んでいます。

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かつては左投手が数える程しかいませんでしたが、随分増えました。


右でも左でも能力の高い投手が優先ではありますが、左投手にはメリットもあります。


左投手の場合右投手よりも球速は出にくいですが、野球人口的に右投手の方が多いため、球速が出にくくてもその分相手打者の慣れも少ないです。


また、右打者からは遠く左打者からは近い角度から出る球筋は相手からすれば打ちにくさもあります。


勿論、ただ左手で投げているだけの左腕もいますが、近年のライオンズでは優秀な左腕も増えて来ました。


リリーフ左腕こそ少ないですが、隅田、武内投手を中心に、羽田、菅井、杉山、冨士、佐藤爽投手と先発左腕は豊富になって来ました。


若手左腕が成長すれば、稀に見る左腕王国の完成です。




さらに、今年のドラフトではドラ2岩城投手、育成4位濱岡投手、育成5位平口投手と新たな左腕も指名です。


中でも、奪三振率の低いライオンズ中継ぎ陣に、奪三振率が高くさらに左腕と、ライオンズに足りない部分を2つも兼ね備えた岩城投手の加入は楽しみです。


個人的には、パワーピッチが出来る左腕中継ぎを助っ人で欲しいと書いてきました。イメージ的には、かつてのランディ・ウィリアムス投手のような左腕中継ぎです。


ウィンゲンター、ラミレス投手の残留も決まり、左腕中継ぎ助っ人の獲得はなくなりましたが、ストレートで押していき三振も取れる岩城投手の獲得はライオンズにピンズド補強だと思います。


さらに、育成ではありますが、濱岡、平口投手も期待の持てるポテンシャルです。


濱岡投手はMLBスカウトも見に来るなど支配下指名の可能性もあった投手ですし、平口投手は最近ライオンズが育成力を発揮している、出力は課題だが制球の良い投手です。


上記に名前を挙げませんでしたが、来季育成3年目となる川下投手も奪三振能力の高い左腕です。


辻政権では左腕が数える程しかいないチームでしたが、段々と左腕が、特に期待の持てる左腕が増えて来ました。


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育成に力を入れているチームとして、武隈氏ら分析チームを積極的に使ったり、指導者も菊池雄星と二人三脚で投球フォームを作り上げた土肥コーチもファームに配置しました。


実績もある土肥コーチがファームにいるのは、左腕投手にとっては心強いです。


左腕は武器です。


ただ、左手で投げているだけでは武器にはなりませんので、武器になるような投球フォーム、出力、制球、変化球も身につけて行かなければなりません。


最近は、右でも左でもライオンズ投手陣は球速アップ成功者も多く、良い意味で脳筋になっています。


勿論、投球術も身につけて行かなければ勝てる投手にはなりませんが、まずはフィジカル強化しないと技術も乗っかりません。


ライオンズは高橋、今井、平良投手の影響もあり、支配下も育成も、投手陣に関しては意識高くトレーニング出来る風潮になっています。


その元を作ったのは左腕の菊池雄星ですので、左腕投手達もその流れを受けて、ライオンズに左腕王国を築き上げてもらいたいです。




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ライオンズは1次2次合わせて、支配下11選手に戦力外通告です。

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支配下枠の問題もあるため、残念ではありますが戦力外は仕方ないです。


その支配下枠ですが、今季支配下70名から11名が戦力外となったため、現在59名となりました。


ここに先日の支配下ドラフト選手が全員入団すれば、65名となります。


ここから、今季6名体制だった助っ人を例年通り5名に戻せば支配下64名。さらに、今井、高橋投手がポスティングによりメジャー移籍すれば62名となります。


助っ人6人→5人、今井、高橋投手W流出となれば最大8枠空くことになります。


現状、育成の宮澤、冨士投手と支配下入りが有力な選手が既にいますし、森脇、三浦、佐藤爽投手も可能性があります。


今季は、開幕前に黒木、仲田選手を支配下入りさせ支配下66名でスタートしましたが、シーズン中に支配下枠を空けるために山野辺、佐藤龍選手を金銭トレードを行い、最終的に黒木、仲田選手合わせて7人の育成選手が支配下入りしました。


今季ですら枠を空けたかった訳ですし、今季に比べて来季は今の段階から上げたい育成選手がいますので、支配下枠は空けたい所だと思います。
 

上げたい育成選手が既にいる事と支配下枠の事を考えると、現段階で62名にして開幕前に宮澤、冨士投手を上げて64名。残りの6枠の内1枠は緊急補強枠とし、5枠を育成選手で争うと言った所でしょうか。


戦力外からの獲得も欲しい所ですが、枠的にどうですかね。


ただ、戦力になる可能性がある野村大選手を戦力外にしてまで、獲得したい戦力外選手がいるかと言われれば、、、


育成で良ければ、投手も捕手も欲しい所です。


また、個人的には助っ人は5人体制ではなく今季同様に6人体制にしておきたいです。


入れ替えを上手くやれば問題ないですし、ポスティングとなればお金はあるはずです。


ただ、逆に言えば今井、高橋投手は移籍するんでしょうね。。。支配下枠を考えれば、そうなります。。。


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今井、高橋投手の案件は日本シリーズ後に正式に色々と決まるようですが、流出覚悟となります。


ポスティングとなれば多額なお金が入る予定ですので、せめて補強費に回して戦力アップを目指してもらいたいです。




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フェニックスリーグ最終戦はハンファとの対戦です。

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【結果】

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【投手】

冨士 3回4三振無失点
杉山 3回3安打1死球6三振1失点
木瀬 1回1安打1四球2三振無失点
シンクレア 1回1三振無失点
豆田 1回1安打2三振無失点



冨士、杉山投手が好投です。

来季は、1軍先発入りしてもらいたい両者が好投です。

冨士投手はシーズン後半、フェニックスリーグとずっと良いので、怪我さえなければ開幕前には支配下入りさせたいです。


杉山投手は今季は伸び悩みましたが、課題の出力をアップさせるためにオフはトレーニングに励みたいです。

来季は高卒3年目となりますが、ドラフト上位投手としては1軍戦力化が早すぎる訳でもありません。

それだけのポテンシャルを秘めた投手ですので、来季はお試しではなく実力でローテに入りたいです。



【野手】

林、谷口選手のタイムリーで得点しています。



林選手は、来季は1軍デビューからの戦力化したいです。

今季はコンディション不良もあり、プロに慣れるシーズンとなりましたが、来季は1軍外野手争いに食い込みたいシーズンです。

ロマン型選手ですので時間はかかるかも知れませんが、フルスイングする割に意外と三振も少ないので、上手く行けば戦力化も出来る選手です。

オフは、離脱をしない身体作りを食事も含めて考え取り組んでもらいたいです。



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ライオンズは田村投手、元山選手、野村大選手に戦力外通告を行いました。



支配下枠の問題もあり、追加の戦力外を出さざるを得ませんが、残念ながら3選手が戦力外です。


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田村投手は、一昨年シーズン途中から守護神を務めるなど、素晴らしい活躍を見せました。


カウントも空振りも取れるフォークが、魔球レベルでした。


背番号も20に昇格しこれからと言った所でしたが、昨年、今年と低調に終わり戦力外となりました。


敗戦処理から這い上がりかけましたが、非常に残念です。


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元山選手は今季も1軍で重宝されましたが、安定した活躍を残せずに戦力外です。


来季も守備型チームで行くなら別の選手だったかも知れませんが、、、


ドラフトを見る限り、タイプ的に似ている高松選手が戦力外かと思いましたが、意外な人選でした。


ドラフトで二遊間も複数人取りましたし、来季だけでなく将来を考えた際に構想外になったのかなとも思います。


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野村大選手は、なって欲しくはなかったですが、個人的には予想通りになってしまいました。




田村、元山選手と比べるとレギュラーに近い選手ですので、勿体ない気持ちが大きいです。


昨年は、チーム実質トップの長打力を1軍で記録した打力の高い選手です。


ただ、西口政権からの評価が低く、キャンプは何故か2軍スタートでしたし、どれだけ打っても守備を理由に使われませんでした。


今季に関しては怪我もあり、満足なプレイが出来ませんでしたが、手術を行い痛みがなくなりましたので、来季は穴になっているサードレギュラー争いに入る選手だと思っていましたが、、、


手術後ですので育成打診もあるかも知れませんが、普通にやれれば戦力になる選手ですので、他球団に取られるかも知れませんね。


せめて、育成で残したい選手ですが。。。


ただ、ライオンズでは何故か評価が低いので、野村大選手としては新天地の方が良いかも知れません。


支配下枠を空けなければなりませんが、他にいるだろうと言う想いもあり、惜しい気持ちが大きいです。


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どんな場面でも投げてくれライオンズのブルペンを長きに渡り支えた田村投手、ムードメーカーでもありチームを裏からも支えた元山選手、将来の中軸候補として夢を見させてくれた野村大選手が去ることになりました。


先日戦力外となった松原選手もですが、元山、野村大選手と渡辺体制の色合いも強かった選手が続けて戦力外です。


チームの転換期と言う印象です。


戦力的に見れば、野村大選手を放出するならサードのテコ入れは必須です。


山村選手や渡部選手のコンバートで対応と言っても、使えるサードが未知数過ぎます。


新外国人選手は、サード兼指名打者ですかね。


個人的には当たって欲しくなかった予想通りでもあり、惜しい気持ちも大きい戦力外となりました。



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