高校通算140本塁打の怪物も、今ドラフトから解禁です。
スタンフォード大・佐々木麟太郎選手です。
花巻東時代、ドラフトにかかればドラ1確実と言われた怪物が、大学2年ではありますが今ドラフトで指名が解禁となりました。
ただ、指名をするのにも入団するまでのハードルが高いです。

まだ即戦力になるかも分からない選手に、じっくり育成する事も難しく、そもそも指名しても入団するかも分からない状況です。
また、日本人大砲はどの球団も欲しいと思いますが、ポジション的に1塁専と言う部分はチーム事情も考えなくてはなりません。
そして、最も大事なのは本人が今後をどう考えているのかです。
NPB入りを決断するには時期尚早と思っているかも知れませんし、逆に環境的に日本に戻りたいと思っているかも知れません。
視察した各球団の球団幹部やスカウト達は、そこまでフォロー出来ているか次第で指名の有無になりそうです。

ライオンズは、佐々木麟太郎選手をずっと追っています。
花巻東時代にNPB入りを明言していれば、高い確率でドラフト1位指名していたと思います。
当時は、4番ファーストの山川穂高流出決定的でしたし、スター不在のチームとして佐々木麟太郎選手を注視していました。
ただ、それは叶わず渡米しましたが、渡米後もライオンズは追いかけています。
しかし、あれから状況も変わり、今は1塁にはネビン選手がいますし、他に足りないポジションも複数ある中、その候補者がドラフト1位候補にいます。
何より、渡辺体制から広池体制に変わりました。
ライオンズはずっと追いかけていたとは言え、今回は佐々木麟太郎選手指名を回避すると思いますが、どうなるでしょうか。

個人的には、ドラフト1位はエース候補、4番候補、二遊間のレギュラークラスが良いと思っています。
投手の軸、打線の軸、守備の軸と成り得る選手達です。
守備の軸はセンターラインが大事ですので、二遊間だけでなく捕手でも良いと思います。
その考えで言えば、佐々木麟太郎選手は打線の軸に成り得る選手です。ただ、1塁専と言うのと高校時代怪我がちだったのは気になります。
当時も書きましたが、怪我に関しては能力低下を引き起こしますし、安定した打撃の妨げにもなります。
また、今回に関しては指名しても入団するか分からないと言う状況は、人材不足の再建期のライオンズとしてはちょっと難しいです。
一昔前の剛腕根本陸夫氏がいた頃のライオンズなら、渡米はライオンズに入団するための裏技だったりしたのですが、今のライオンズにそんな囲う程の資金力はありません。
それに、戦力が1人でも多く欲しい再建期の現在に、来るかどうかも分からない選手に一か八かで賭けるのはリスクが大きいです。
佐々木麟太郎選手に関しては、広池本部長は「調査中」との事ですが、、、
広池体制になってから、簡単に情報が出なくなりましたので、ドラフト当日どうなるのか楽しみです。
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