ライオンズは借金6と、重苦しい雰囲気が続いています。

打線の柱がトラブルにより離脱、かと言ってテコ入れのための入れ替えはせずに調子の悪い選手が1軍で好調の選手が2軍、また球団も森友哉の抜けた打線の穴を補強出来なかった事もあり、そもそもの戦力の駒が少ないという厳しい状況です。
中でも、山川穂高選手の離脱は戦力のみならず、球団にとっても暗い影を落としています。

色々な記事で弁護士の見解が載っていますが、今回の相当処分が付けられた書類送検では、不起訴となる可能性が高いのではないかとの見解です。
起訴、不起訴どちらになるかは山川選手の今後を考えても重要な事です。
ただ球団としては、起訴、不起訴に関わらずそれ以前にここまでネガティブなニュースで世間を騒がせた事実が大きいです。
球団も西武グループの一つであり一企業です。
特に西武ライオンズは、西武ホールディングスのシンボルだと後藤オーナーも述べているように、イメージも大切となります。こういう事件になってしまうと、スポンサーにも顔向け出来ません。
スポンサーが集まらなければ球団経営も厳しくなり、そうなれば補強も出来ずますますチームが弱くなってしまいます。
チームが弱くなれば、今回のイメージダウンと合わせて客足も遠のく負の連鎖です。
6月には株主総会も迫っている中、おそらくこの件に付いて企業としてどういう対応を取るかの質問も出るでしょうし、山川選手や球団責任者に対して、厳しい処分を下さなければならない状況になりそうです。
一昔前であれば、政・経済界に絶大な力を持っていた堤オーナーに加えて、球界の寝技師とも言われた根本管理部長の手腕で揉み消せたかも知れません。
ネットが普及する前でしたし、時代的にもおそらく揉み消せたでしょう。ただ、今の時代はそうは行きません。選手個々で自重しなければなりません。
ライオンズはコンプライアンスに厳しいと言われていますが、選手の主体性に任せた結果、毎年のように何かしらのトラブルが報道されています。
昔のように、選手のプライベートまで管理するのは難しいですが、野球ファンとしては野球選手は試合に出てなんぼです。プロ野球選手でいられる期間は普通のサラリーマンの半分もない訳ですし、グラウンドで躍動する姿を見せるために、遊びは程々にしたいです。
おそらく今回の事件で、西武選手達には緊張感が走ったと思います。もし遊び歩いている選手がいたら、今からでも遅くないので自重し野球に邁進したいです。
ライオンズファンとしたら、これ以上野球以外の部分でトラブルが起こらないように、野球でファンを楽しませてもらいたいです。

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