2023年シーズンも、残り2試合となりました。

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スタメンは、

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【結果】

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消化試合ですので若手主体の試合となりましたが、山村選手がプロ初ヒットに初ホームランと良い結果を出しました。






【投手】

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エンス

4回5安打4失点と四球はないが空振りも少ない、イマイチな投球でした。

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3Aでは山本由伸クラスの成績を出していた事で、大きな期待と共に入団した昨年は二桁勝利をしましたが、今季は目立ったレベルアップがなく、また球種の少なさもあり対策を取られ勝てなくなりました。

特に昨年の課題であった打者3巡目が今季は早まり、2巡目には捕らえられるようになったのが先発としては厳しかったです。


ただ、ストレート主体のパワーピッチが出来れば空振りも取れていただけに、個人的には何度も書いてますが、1イニング限定の中継ぎやショートスターターを試したかったです。

同じく3巡目が課題の與座投手と組み合わせて起用すれば、もう少し戦力化出来たのではないかと思います。

おそらく契約は更新せず今季までだと思いますが、左の中継ぎパワーピッチャーは補強ポイントでもあるだけに、助っ人にファームのローテや消化試合を任せるくらいなら、中継ぎやショートスターターを試すだけ試してみれば良かったのにと、惜しい気持ちもあります。



青山

3回を5奪三振と素晴らしい投球でした。

開幕時は決め球がない投手でしたが、今季でスプリットが空振りの取れる球になりました。

今日はスプリット一辺倒になる中、カットでも空振りが取れたのは良かったですが、来季も中継ぎをやるならやはり課題はストレートです。制球が悪く、出力も物足りません。

オフは球速アップのトレーニングと共に、出力を高めても制球を乱さない投球フォームを作り固めて行きたいです。



大曲

1回3失点と厳しい結果です。

ファームで調子が良かった訳でもなく、消化試合要員として昇格させましたので仕方ない結果です。厳しい言い方ですが、1軍レベルにない投球でした。

オープン戦では唸るストレートに、今年こそはとロマンを感じましたが、制球難に加えて決め球もないことからイマイチな投球が続きます。150キロのストレートは魅力ですが、このままでは使えません。

制球難改善のために、思い切ってショートアームを試すくらいの劇的な改善がないと戦力化は難しいです。

昨年オフは、今井、隅田投手と共に鴻江トレーナーの元で自主トレをしましたが、大曲投手は結果を出せませんでした。

今年も投球フォームから見直し、再現性を高められるように土台から作り直したいです。






【野手】

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試合を振り返ると、


初回、

佐藤龍選手のホームランで先制です。


9月は24試合に出場しOPS.878と、好調が一時的でなく1ヶ月続きました。

今日もホームランに加えて2四球と、素晴らしい活躍です。

今季チームは低迷しましたが、来季に向けて佐藤龍選手の活躍は、野手では1番の収穫です。

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来季は、レギュラーを確実なものにするシーズンとなります。

以前は、ファームのプロスペクトながら自身の不祥事でチャンスを棒に振りましたが、今後こそチャンスをモノに出来るように、オフも気を抜かずにトレーニングしてもらいたいです。







2点ビハインドの4回は、

1アウト1、2塁から2塁ランナーの外崎選手が、3盗を決めます。

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タイミングは完全にアウトでしたが、タッチを躱す忍者スライディングでセーフです。この盗塁が効いて内野ゴロの間に1点返します。


ただこの場面、1塁ランナーの山村選手は2塁に進塁していませんでした。この辺は、まだまだ周りが見えていませんし、隙のない細かい野球が出来ていません。

また、結果的に得点に結びつきましたが、この場面の3盗はリスクとリターンが割に合いません。

足は速いに越したことはありませんが、結局足で出来るのはチャンスメイクまでです。得点力不足を解消するためには、足よりも長打の意識で松井監督は居てもらいたいです。

今季の走魂で走塁意識が高まったのなら、来季は長打を意識するようなスローガンにしてもらいたいです。







7回には、

今日スタメンの、高卒3年目山村選手がプロ初安打です。



さらに9回には、

プロ初ホームランも出ました。



新人合同自主トレでは見に来た首脳陣から、1人天才がいたと言わしめたポテンシャルを持った選手です。

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ただ、ファームで片鱗は見せるも安定せず、まだまだ1軍には物足りない成長速度ではありますが、良い経験をさせてもらえました。

高卒3年目ではありますが、同級生の長谷川選手の現在地と比べれば、満足の行く状況ではないと思います。

守備力は高くはないため、個人的には打撃特化させて、OBでもある石井義人選手のような打撃の良い内野手に育てたいです。

山村選手は、ちょっとヤンチャした過去もありますので、自覚と意識を持ってオフもトレーニングしてもらいたいです。








試合は、消化試合といった内容で敗戦です。

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良かったのは、このメンバーだと佐藤龍選手の存在が際立つ事が確認出来た事と、山村選手に結果と経験を積ませられた事、開幕頃は決め球に苦しんでいた青山投手のスプリットが機能するようになった事です。


補強がない分、若手の成長が必須のチームとしては若手の活躍はポジティブ要因ですが、反面、1軍クラスと比べるとまだまだ大きな差があるとも感じる試合でした。


若手の躍動にファンなら一喜一憂して良いですが、編成スタッフは一喜一憂せず、ライオンズの若手選手達は1軍クラスと比べてまだまだ大きな差がある現実を受け止めて、現実的に補強を進めてもらいたいです。



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