クリスキー投手が来季も残留の見通しとの報道です。
今季途中加入し8/23と終盤に初登板しながらも、推定4500万円という高額な契約条件でしたし、やはり来季も考えての契約です。
スポーツ各紙によっては来季未定の報道の方が多いですが、来季も契約するために高額な契約をしたと思いますので怪我がなければ残留でしょう。

守護神増田達至投手の衰えも顕著で、だましだましやってはいましたが、夏場に失速しその代わりを務めました。
速いストレートを投げ、決め球のスプリットは空振りもカウントも取れる大きな武器である所を見せました。
ただ、来季も守護神をやれるかと言えば、今季のパフォーマンスでは厳しいと見ています。
確かにスプリットは非常に良いですが、制球難から四球が多く不安定です。今季も四球からランナーを貯める場面は多々ありました。
また、強みである空振りを奪う投球も徐々に出来なくなっています。
今季はまだ相手も慣れていないですし対策も固まっていなかった中での投球でしたので、スプリット一辺倒でも抑えましたが、来季は相手も対策を固めて来ます。
今季同様のパフォーマンスだと、来季はやられるシーンも増えてくると思います。
その中で、来季も勝ちパの1人として活躍するには、ストレートがポイントです。
元々、制球はアバウトながらストレート、スプリットで空振りが取れる投手という触れ込みでしたが、スプリットは噂通りでしたが、ストレートで空振りが取れません。
もちろん、制球難が改善されるのが理想ではありますが、それが出来ないからメジャーに定着出来ない訳ですので、それならば強みであるストレートを伸ばしたいです。
制球はアバウトなのは仕方ないですが、せめてゾーン内で暴れる程度にまとめ、球速をもう少し上げて150中盤くらい出せればと言った所です。

ライオンズの中継ぎ陣は、今季の成績を見ても非常に良くないです。
四球が少なく三振が多いのが理想ではありますが、ライオンズ中継ぎ陣はその逆を行ってます。
クリスキー投手も四球が多く、デビュー以降徐々に三振も取れなくなって来ているので、残留させるにも判断が難しい所になっています。
投手にとって、最もリスクが少ないアウトは三振です。次いで内野フライ、内野ゴロです。
ライオンズでは、その三振が取れる中継ぎ投手が少ないです。実は先発も少ないのですが、チームロン毛とYouTuberのお陰で先発はだいぶ改善されています。
昨年で言えば、水上投手は三振は少ないのですが内野フライが多く、打球管理に優れた投手でした。
水上投手くらい打球管理が優秀なら、三振が取れなくても問題ないですが、打球の行方を完全に管理するのは難しいですし、そもそも今年の水上投手は絶不調でした。
そういう状況ですので、クリスキー投手を残留させるなら、スプリットに加えてストレートでも空振りが取れるようにしてもらいたいです。
コンビを組むであろう古賀捕手も、今季でだいたい分かったでしょうから、スプリット一辺倒にならないように上手くリードをしたいです。

今季終盤に加入したことを日本野球への慣らしと考えれば、来季は本格稼働となりますが、対戦する相手も本格的に攻略してきます。
現状のパフォーマンスでは来季も守護神は厳しいですので、レベルアップは必須です。
個人的には、勝ちパを担える中継ぎ投手の補強は必須ですが、クリスキー投手よりも三振が取れる投手、出来れば左腕のパワーピッチャーが欲しいのですが、ライオンズとしては来季も見込んでその分のお金も出してクリスキー投手を獲得したでしょうから、残留させると思います。
残留させるのであれば、来季もライオンズの一員として優勝を目指すピースとなるためにも、しっかり準備しレベルアップしたいです。

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