来日7年目となる、DeNAエスコバー投手が退団となりそうです。
日ハムからトレードでDeNAに移籍してから、開花した中継ぎ投手です。
ロングもこなすタフな投手でもあり、2019年には74試合もの登板をし、DeNAのシーズン2位という躍進に大きく貢献しました。

最速163キロの快速球投手です。
制球に課題はありますが、ストレートで押していけるパワーピッチャーとなれば、ライオンズの補強ポイントでもあります。
ライオンズは佐々木投手がトミージョン手術、公文投手が引退となり、中継ぎ左腕は佐藤隼投手のみです。
個人的には、あまり左右に拘りすぎると、以前のドラ1齋藤大投手指名のように、能力よりも利き手を気にする獲得となってしまいますので、左右に関わらず空振りが取れる投手を後ろに回すで良いと思います。
とは言え、現場は左右を気にしますし、相手の目先を変えるためにも左投手は居ないよりも居たほうが良いです。
ライオンズは中継ぎ補強が必須ですが、空振りの取れる投手、出来ればストレートで押していけるパワーピッチャー、欲を言えば左腕だと有り難いです。
そんな中で、左の中継ぎパワーピッチャーであるエスコバー投手がDeNA退団となれば、ライオンズとしては補強ポイントに合致する投手となります。

日本での実績もあり補強ポイントではありますが、懸念もあります。
まず、年俸が今季推定2億と高額です。
DeNAでは今までの積み重ねもあっての評価でもありますが、勤続疲労も出てくる新規のリリーフ投手に払う年俸としては高額です。
予算的に余裕のある球団なら別ですが、ライオンズはコスパを考えると難しいです。
さらに、2019年をピークに年々成績が下がっているのも気になります。
先日、KBO移籍の可能性を噂されたエンス投手の年俸をエスコバーに回せば、払えないことはありませんが、高い買い物になる可能性もあります。
懸念がある中でも、一か八かで高額な年俸を払うリスクは取りづらいです。今は円安ですので、ドルで支払う外国人獲得には今まで以上にお金がかかりますので、慎重になると思います。
そのため、同じ一か八かで良いならその半分の年俸で左右に拘らずに、空振り率の高い新外国人中継ぎ投手を補強したほうがとも思います。
予算に限りもあるため、欲しい能力に関してあれもこれもとは行きませんが、ライオンズ中継ぎ陣は四球が多く三振が少ないため、その足りない部分を埋める補強としての外国人なら、空振りが取れる中継ぎ投手が優先です。
個人的には、昨年のスミス投手のようなストレートで空振りの取れる中継ぎ投手が欲しいです。
それが左なら尚良いのですが、そういう外国人投手を連れてこれるように期待をしたいです。

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