侍ジャパンでは、ライオンズ2021年ドラフト組が活躍をしました。



2021年ドラ1隅田投手、ドラ2佐藤隼投手、ドラ3古賀選手と未来のライオンズを担う選手達が躍動しました。


FA補強のないライオンズにとっては、ドラフトの成否はチーム力に直結します。


その中で、2021年ドラフト組の活躍、特に即戦力と見込んで獲得した上位選手が順調に成長している姿は来季以降にも期待が持てます。


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他にも、羽田、黒田投手もファームの期待の若手投手となっていますし、育成の古市、滝澤、菅井選手も将来が楽しみな選手になっています。


2021年ドラフトは、上位で即戦力、下位や育成は将来性という方針での指名でドラフト後の評価も高かったですが、上位が即戦力として機能しているのはチームとしても大きいです。



勿論、来季以降伸び悩みもあるかも知れませんが、今の所は成功と言って良いドラフトとなりました。


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2021年ドラフト組の活躍はポジティブ要素ですが、ドラフトは4、5年経ってから評価される事が多いです。



ドラフトが補強のメイン手段となっているライオンズとしては、4、5年前の2018年、2019年ドラフト組がチームの主力になっていなくてはなりませんが、、、



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今季5年目を迎えた2018年ドラフト組は、松本、森脇、佐藤龍選手が戦力化出来ました。


松本投手は今季不調でしたが、昨年まではローテを守っていましたし、物足りなさは感じるかも知れませんが、ドラフト1位として成功となります。


ドラフト2位の渡邉投手が、来季1軍ローテに入れるようなら悪くはないドラフトとなります。


ただ、2018年ドラフト組はまだチームの主力とはなっていないですし、その兆候は見られません。


今季覚醒の兆しを見せた佐藤龍選手には、サードのレギュラーを確固たるものにしてもらいたいです。






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今季4年目を迎えた2019年ドラフト組は、厳しい状況です。


岸、柘植選手が下位指名ながらも1軍戦力となっていますが、脇役の域を出ません。


やはり、主力候補として指名した上位3人が機能していないのは、チームとしても苦しいです。


この年は、佐々木朗希投手を抽選で外し、即戦力に切り替えて宮川投手を指名しましたが、現状の宮川投手はドラフト1位としての期待に応えられていません。


奪三振能力は高いのですが、制球難から中継ぎとしては敗戦処理から抜け出せず、今季は先発転向しましたが出力、制球共に不十分です。


チームの主力になれそうな成績の選手もおらず、まだここから覚醒する選手がいるかも知れませんが、現実的には失敗ドラフトです。


ライオンズは、ドラフトの失敗はチーム力に直結しますので、脇役だとしても戦力化出来るように奮起してもらいたいです。





ドラフト指名選手全員が戦力となるのは難しいですが、キャリア的にもこの2018年、2019年ドラフト組からチームの主力を1人でも生み出さないとチームは停滞します。


2019年ドラフト組はちょっと厳しいですが、2018年ドラフト組から松本、渡邉、佐藤龍選手の3人はチームの主力として来季は大きくWARを稼げる選手になってもらいたいです。





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