今年で2回目となる現役ドラフトは、いよいよ今週となりました。


メジャーのルール5のように、埋もれている選手が飼い殺しとならず活躍の場を増やすために昨年からNPBでも導入しましたが、制度的にはルール5には遠く及ばす、まだまだ見直す点も多いのがこの現役ドラフトです。


何より、自動的に対象選手になる訳ではないため、ファンとしては自分の推しが選ばれるかも知れない不安と寂しさが残る制度となっています。


また、戦力的にもNPBだと球団が選手を放出するという制度ですので、実質戦力外当落線上の選手の交換にとどまります。


しかし、昨年の現役ドラフトでは、予想に反して名前も知っているような伸び悩んでいる選手が現役ドラフトにかかり、昨年は阪神大竹選手、中日細川選手と現役ドラフトでの移籍を機に覚醒しました。


ライオンズファンとしては寂しさは残りますが、実際にやってみたら野球ファンとしては意外と面白かったというのが本音です。



そして、今季の現役ドラフトは今月8日に行われます。



スポーツ各紙からは、現役ドラフトに出されるであろう選手予想も行われています。


ライオンズでは、浜屋投手、宮川投手、山野辺選手、岸選手辺りの名前が出ています。


キャリア的にも若手ではなく、岸選手以外はファームでは良くても1軍では戦力化出来ていない選手達です。


指名順を考えると、ある程度戦力として見込まれる可能性のある選手を出さなければなりませんので、1.5軍クラスの選手が選ばれます。


個人的には、1.5軍クラスで名前もある程度知られ需要もありそうな選手且つ、現首脳陣からの評価があまり高くない選手という視点から、先日退団した呉選手は怪しいと思っていました。今年はファームで無双しても出番が少なかったですし、正直戦力外の可能性も考えました。



他には、ボー投手や青山投手が先発挑戦してる事を見ても、スポーツ各紙が言うように宮川投手や浜屋投手は怪しいです。



また、ライオンズは内野手達が複数人外野練習をしていますので、そろそろ既存外野手達は見極めの時期に入ります。そのため、1.5軍クラスの伸び悩んでいる外野手という所で言えば、若林選手や高木渉選手も怪しいです。


ちなみに、毎年のように現役ドラフトにも、戦力外にも、トレード候補にも名前が上がる山野辺選手は、可能性としては最もありそうですが首脳陣が重宝していますので意外とないのかも知れません。



ライオンズファンとしては、覚醒するならライオンズでして欲しいですし、どの選手もライオンズに入団したのなら最後までライオンズの選手で居てもらいたいです。



ただ、選手の事を考えれば球団に残ること以上に、選手として活躍の場は欲しいです。



現役ドラフトは、大竹、細川選手のような例は稀であり、成功例よりも失敗例の方が多いですが、現役ドラフトに放出する決断をした球団の評価より、獲得する移籍先の球団の評価の方が高い訳ですので、チャンスはあります。



寂しさは残りますが、やるのであれば少しでも戦力化出来る有意義なモノにしたいですので、ライオンズとしても需要のありそうな選手を出さなければなりません。




昨年は、1.5軍クラスではなく2軍クラスの松岡投手を出しましたが、年齢的に若い所が評価されて指名順も早くなり、実績のある陽川選手獲得に結び付きました。


今季だけ見れば、結果的に戦力的には成功とも失敗とも言えないですが、今年は戦力化出来る可能性のある選手を獲得したいです。


ポジションを問わず目ぼしい選手優先の指名を基本にし、指名順的に目ぼしい選手がもう居なければ、流石にライオンズが不足している捕手はいないでしょうから、数が居て困ることはない投手を獲得したいです。




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