来季2年目のシーズンを迎える、甲子園のスターからライオンズのスターになってもらいたい山田陽翔投手です。


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ルーキーイヤーの今季は春先の練習試合から、アマチュア相手ではありますが2試合2回6奪三振の完璧な投球を見せるポテンシャルの高さを見せました。





ただそう甘くはなく、開幕しイースタンでは制球が乱れ炎上するなどもあり、今季は3軍メインでの登板となりました。2軍では3試合7.2回で与四球10と大荒れでした。


また、夏頃には内転筋や背中を痛めるなど怪我もあり登板を見送りましたが、シーズン後半には復帰しフェニックスリーグではイニングも投げられるまでには回復しています。


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3軍では11試合44.2回を投げて、防御率2.62、WHIP1.25、K%25.3、BB%8.4の成績です。



まだ突き抜けた成績ではありませんが、順調にキャリアは積めました。制球に加えてストレートの出力不足が課題でもありますが、高校時代から評価の高かった変化球が使える分、高卒1年目から投球を組み立てることが出来ています。



ただ、大きく育てるためにも現状のまとまった投球から進化させたいです。



1学年上のライオンズ黒田投手も、変化球が使えた分1年目の早い時期からファームで登板出来ていましたが、制球と出力面に課題がありました。ただ、2年目となる今季は最速157キロを出すなど出力面が大きく伸びましたので、山田投手もトレーニングにより球速を伸ばしたいです。


球速が伸びても制球出来なければ意味がないですが、まだ19歳の伸びしろ満載の投手ですし制球と出力の両立という高い目標を掲げて取り組んでもらいたいです。



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ファームの大石コーチも、まずは先発として育てるとの事です。




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ライオンズ期待の若手トリオ、羽田、黒田、菅井投手のように、間隔を取りながらも着実にステップアップさせていく方針です。


大石コーチも言うように、山田投手は変化球が使えるため先発としての引き出しもあり、スタミナが向上すればイニングを投げる事は思ったよりも早く出来ると思います。


ただ、目指す所はファームのイニングイーターではなく1軍ローテですので、高い出力を維持しつつ変化球も使える投球です。


ファーム相手なら、四球を減らし三振を量産するパフォーマンスを見せたいです。




一方で、先発だと出力不足が懸念されるため大石コーチとしては中継ぎ起用も頭に入っています。


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理想を言えば、大きくWARを稼げる可能性もある先発として育てたいです。ただ、先発として育てた結果、適性を考慮して中継ぎ起用となるのは構わないと思っています。


始めから中継ぎとは決めつけてやらせるのは個人的にはどうかなと思いますが、パフォーマンスを見ながら判断するなら良いです。


高校日本代表では守護神をやっていましたし、出来ない事はないと思いますが、チームとしては勝敗に大きく影響する先発投手は何人居ても困りません。


近い将来髙橋、平良投手が抜け、今井投手もFAが近いですので、まずは先発としての成長を見てから判断してもらいたいです。




羽田、黒田、菅井投手に加えて山田投手とファームには若い期待の投手が複数人おり楽しみでもありますが、ライオンズとしては以前の機体の若手であった渡邉、上間、井上投手のように期待しながらも伸び悩むという事がないように今回はモノにしたいです。


山田投手としては、先発起用なのかリリーフなのかと議論されるくらいに成長してくれるのが理想です。


投手の肘や肩は消耗品でもあるため、じっくり育てたいですがあまりのんびりはせず、少なくとも来シーズン終盤辺りには1軍デビュー出来るレベルまで成長をしてもらいたいです。




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