今オフのライオンズ外国人補強は、例年以上に積極的に動きました。



残留はボー投手のみとなり、残りは新外国人選手となりましたが、ライオンズに足りない長打力、奪三振能力と一芸に特化した外国人選手を獲得しました。



年俸で見ると、

【2023年】
エンス1.7億 ティノコ1億 マキノン9000万
ペイント8000万 ボー3500万 クリスキー4500万

【2024年】
アギラー2.1億 アブレイユ1.5億 コルデロ1億
ヤン7500万 ボー?


ボー投手の年俸が分かりませんが、今季の合計5.2億から来季は5.35億+ボーと外国人総年俸はアップしました。




これでオフの外国人補強は終わりになりそうですので、ここまで獲得しました支配下4名、育成2名の新外国人選手の紹介です。





アルバート・アブレイユ投手

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推定1.5億円


188cm86kgの28歳リリーフ右腕です。最速163キロの高速シンカーを軸にスライダー、チェンジアップを投げます。メジャー通算108試合、今季も45試合登板するなど、高いレベルでの実績も十分です。


強みは、イニング数を上回る奪三振能力です。

メジャー通算135.2イニングで136三振、今季も59イニングで61三振とメジャーで奪三振率9.31は期待が持てます。

また、GO/AOもメジャー通算で1.31とパワーのあるメジャーリーガー相手でもゴロを打たせる球威と、スライダーのキレがあるのは良い所です。


一方、課題は制球です。

高い奪三振能力を持っていますが、今季59イニングで35四球と与四球率5.34とかなり高くWHIPも1.47です。ライオンズ中継ぎ陣は、三振が少なく四球が多いのが弱みです。アブレイユ投手は制球に難はありますが、高い奪三振率を評価しての獲得となります。


メジャーでこれだけやれているので、空振りを奪える球の質は間違いないと思いますが、ストライクが入るかどうかです。

まだ28歳と伸びしろもあると思いますので、しっかり日本の野手に適応させて、僅差を任せられる投手になってもらいたいです。






ジェフリー・ヤン投手

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推定7500万円


最速159キロの左腕リリーバーです。

メジャー経験はありませんが、2A、3Aで奪三振率が脅威の16.1です。ド派手な奪三振パフォーマンスでも話題になりましたが、活躍出来れば人気も出そうです。


一方、57イニング54四死球と制球難でもあります。


メジャー経験もありませんし成績的には、ハマれば凄い投手になれる可能性のあるロマン型投手です。

ロマン型の投手ですが、直近のウインターリーグでは15.2回で24三振と高い奪三振率は維持したまま、3四球と制球がある程度抑えられている事から人気となり、争奪戦となりました。

ただ、ライオンズが求める即戦力左腕リリーバーになれるかどうかは投げてみないと分かりません。

まずは、戦力化しなければなりませんので、春季キャンプで、豊田コーチがしっかり修正したいです。






フランチー・コルデロ外野手

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推定1億円


191cm102kgの29歳外野手です。メジャーでも屈指の打球速度を誇る長距離砲です。今季はアブレイユ投手と共にヤンキースでプレイし、24試合で打率.188ながらも6HRとパワーは間違いない選手です。

3Aでは、82試合で打率.288、13HR、出塁率.403、長打率.476、OPS.879の好成績です。

3Aでの成績は、74試合で打率.281、15HR、OPS.913だったオグレディ選手に似ています。

オグレディ選手は、後半戦は弱点を突かれて対応出来ませんでしたがそれまでは良かっただけに、オグレディ選手よりもメジャー経験も多いコルデロ選手にはそれ以上の成績を期待したいです。



コルデロ選手の強みは長打力です。

打球速度も速く飛距離も出せる選手です。今季ライオンズは得点力不足でしたが、アプローチに加えて打球が弱い選手も多かったため、打球の面では打線のテコ入れになれそうです。今季メジャー24試合ながら6HRも打っているので、パワーは期待出来ます。


一方、課題はコンタクトです。

三振率も高く当たれば飛ぶけど当たるかどうかといった所ですが、今季は3Aで三振率22%と改善が見られますし、四球率も15%と高いです。

三振は多くなると思いますが、四球率の高さからも壊滅的な選球眼ではなさそうです。







ヘスス・アギラー内野手

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推定2.1億


メジャー通算114HRと実績十分の大砲です。

2018年にはメジャーで35HRを放ちキャリアハイとなりました。そこから成績は落ち33歳となりましたが、それでもこの実績の選手をライオンズが連れてこられるとは思いませんでした。

今季はメジャー36試合で5HRと全盛期と比べれば衰えて来ましたが、今季の3Aでは56試合で打率.271、5HR、34打点、OPS.753と平凡ながらも、三振率20.3%、四球率14.1%とアプローチ面は悪くないです。

強い打球も打て選球眼も壊滅的ではありませんので、まだまだやれる選手だと思います。


マキノン選手のように打てて守れてWARも稼げるタイプではないですが、最低限の1塁守備は出来ますし長打力はありますので、どちらかと言えば山川選手の代わりと言った所です。

ホームランに期待をしたいです。




支配下外国人選手は、毎年発表順にスケールダウンしますので正直あまり期待していませんでしたが、実績や指標的にも期待したくなる選手を獲得しました。

今季のライオンズは打線は長打が不足し中継ぎは三振が少なかったため、長打力、奪三振能力に特化した外国人選手を獲得です。チームに足りない部分を埋めるのが助っ人ですので、補強としては良い補強だと思います。

勿論、結果的に長打を求めて三振数が増えたり、奪三振を求めて与四球数が増える可能性はありますが、ハマれば面白い選手たちです。後は、現場が上手く指導し起用していきたいです。






続いて育成の新外国人選手です。



アンソニー・ガルシア外野手

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元ヤンキースのプロスペクトとして期待もされた、ドミニカ出身の23歳です。


右投げスイッチヒッターで、両翼と1塁を守れます。ライオンズは外野手として獲得です。

今季はハイAで、打率.193、OPS.662です。三振率が37%と高いですが、打球速度、飛距離と良いものを持っているパワーヒッターです。

また、昨年は四球率20%と三振も多いですが四球も多いタイプですので、アプローチ面も悪くはないです。率が伸びてきませんが、長打率は4割を超えていますので、ハマれば面白い素材です。

198センチと大柄ではありますが足もあるようですので、身体能力高めの素材型パワーヒッターと言った所です。





ビクター・ロペス投手

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実績的にはまだまだの投手ですが、193cm102kgの大柄な体格から投げるストレートは最速154キロとの事ですので、伸びしろを買ったのでしょう。


今季は、アトランティックリーグで8試合17.2回を投げて、防御率6.62、WHIP1.70、15三振、6四球です。

即戦力としては難しい素材型の投手ではありますが、球速はあるようです。

まだまだ伸びしろがあるという判断であれば、投球フォームから作り上げて、最速160キロのパワーピッチャーに仕上げたいです。




支配下選手同様に、育成外国人選手も野手なら飛距離やスイングスピード、投手なら粗削りながらも出力の高さに可能性があると言った、日本人にはないパワータイプを獲得です。

チームとして外国人選手に求めるものが、巧打や制球ではなく長打や球速といった外国人特有の爆発力ということだと思います。

育成選手ですので、ロマンを求めるのは良いと思いますので、後は育てられるかどうかです。

特に投手に関しては、中塚、大曲、松岡投手といったロマン型投手を育てられていませんので、ロペス投手のようにこれぞ育成と言った素材を育てられるかは微妙な所ではありますが、こういう投手を戦力化出来るノウハウを作れれば今後のスカウティング、育成にも大きな影響を与えますので、モノにさせたいです。






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