育成選手に関する話題です。



球界のレジェンドでもあるソフトバンク和田投手から、ソフトバンクの育成選手へ苦言です。


奮起を促したいと言う想いからでしょうけども、這い上がりたいと言う気持ちが見えてくる育成選手が少ないとの事です。


千賀、甲斐選手ら育成から主力まで育て上げた過去もあるソフトバンクですが、近年は育成から主力となる選手が減ってきています。


その育成から這い上がり、今やメジャーリーガーの千賀投手も育成を含む若手選手へ苦言を呈しています。



「勝手に育て」が育成選手の根源と言う言葉は、来季26名もの育成選手を預かるライオンズとしても無視できない言葉です。



Screenshot_20230614-134836~2


ソフトバンクは今季54名もの育成選手が在籍しましたが、他球団と比べれば施設等ハード面は良いものの次々と大型補強を行うチームでもありますので、支配下への道は狭き門です。


当然、補強組より育成選手を優先することはありませんので、育成選手としてはモチベーションの低下に繋がります。



一方、ライオンズは流出が多く補強の少ないチームですので、支配下枠はいつも空いています。


さらに、予算の問題もあることからその空いた支配下枠を育成選手で埋めようともします。


現在支配下選手は62名です。人的補償で選手を獲得しても7枠も空いています。


育成選手にとっては、ライオンズのように一定数支配下枠を空けておいてくれる環境が望ましいですが、優勝を目指そうとしているチームとしては残念な編成です。



個人的には、支配下枠は優勝を目指すために必要な戦力を揃えるための枠ですので、育成のために空けておく枠ではないと思っています。


ライオンズのように人件費節約と疑ってしまうようなやり方よりも、ソフトバンクのように必要な戦力を揃えるために支配下枠を使う方が良いと思います。


ただ、野球選手の裾野狭まりへの対策と将来有望な若手選手を育成する観点から育成制度を導入した訳ですし、それならば支配下枠70名を拡大し育成昇格枠を作るなりしてもらいたいです。


育成選手に発破をかけても実際ソフトバンクだと狭き門ですし、逆にライオンズのように人件費節約に使ってしまう球団も出てきてしまいますし、育成選手のモチベーションと戦力とのバランスを取るためにも制度の改革に着手してもらいたいです。



Screenshot_20231221-183209~2



ただ、和田投手の言うように、育成選手の中には支配下枠が狭き門だという言い訳をする選手も少なからずいると思います。


確かに現行のルールだと育成選手にとっては支配下入りが厳しい球団もありますが、それでも飛びぬけた活躍をすれば支配下入りは出来ます。


もちろん、貪欲にギラギラしているだけでは支配下入りは出来ませんので、来季から26名もの育成選手を預かるライオンズとしては、勝手に育てではなく、指導者がしっかり導いてあげてもらいたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします










スポンサードリンク