今オフのライオンズは、積極的な動きを見せています。



メジャー実績も豊富なアギラー選手を始め、アブレイユ投手、コルデロ選手と伸び盛りのメジャーリーガーも獲得しました。さらに、経験こそ少ないですがポテンシャルの高いヤン投手もオリックスとの争奪戦を制し獲得です。


ライオンズが争奪戦を制するのは珍しいです。タイミングが上手く行きました。


近年は、現場が使いやすいようにと中途半端なユーティリティ選手を獲得したり、予算の苦しさを現すような安めの外国人選手を獲得したりとありましたが、今オフはそれに比べれば頑張っています。



また、今までライオンズの戦力となっていた愛斗選手を現役ドラフト、宮川投手をトレードとライオンズにしては思い切った決断をし、チーム改革に乗り出しています。


獲得した選手の今のレベルを考えると損な気もしますが、元山選手のようにまだ伸びる可能性もある選手を獲得しましたので、後は育成をしっかりやりたいです。


外国人獲得、トレードと例年に比べれば、積極的に動いている今オフのライオンズです。渡辺GMも上手く行っていると話しています。



ただ、あくまで例年に比べればです。

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現状、支配下選手62名、人的補償で獲得しても63名と戦力が足りていません。


育成選手が26名もいますので、いざとなれば人数的には困ることはありませんが、戦力としてはイマイチです。


表向きは育成選手のために空けているとなっていますが、人件費抑制なのではないかと疑ってしまいます。


育成選手の事を考えれば、支配下枠を空けておくのはモチベーションに繋がると思いますが、森脇投手以外の選手はアピールしてこその支配下ですので、数合わせで支配下昇格はさせたくはないです。


2022年シーズンも支配下選手が少なく、育成からの昇格で枠を埋めましたが、滝澤、長谷川選手は戦力になりましたが、中熊選手は引退、赤上選手は育成に逆戻りとなっていますので、人数合わせで支配下昇格させるのではなく1軍戦力化を見越せるようになってから支配下昇格させたいです。



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狙っていた外国人選手をタイミング良く獲得出来たのは良かったですが、外国人補強に関しては未知数な部分も大きく、現段階で判断するのは難しいです。


蓋を開けたら野手は三振が増え、投手は与四球が増えたという結果になるかも知れません。


ただ、チームとして課題の長打力、奪三振能力を改善するために、そこに特化した外国人選手を補強するという方針が明確なのは良いと思います。


外国人選手は助っ人ですので、チームに足りない部分を補強するためのピースです。


どう使うのか分からないような、中途半端は外国人選手を補強するよりも、明確な方針が見えたのは良かった所だと思います。



十分とは言えませんが、来季が2年目となる松井監督は今季よりは戦力を揃えてもらいました。

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まだ戦力は足りませんが、打線の柱である山川選手がおらずその分の補強も対策も出来なかった今季と比べれば、戦力をどう活かすか戦い方を考えられる時間もあります。


球団としても、今季圧倒的な力で日本一となった阪神のように野手の四球の査定もアップさせる試みを始めました。


見逃し三振が増えるようでは意味はないですが、出塁への意識や控えめなスイング率、また好球必打に繋がるように現場は選手達を導きたいです。



足りない戦力をもっと補強してもらうことは難しいですので、工夫して戦わなくてはなりません。


最低限、データを活かしながら1、2軍の入れ替えを上手くやり、既存戦力を最大限使えるような采配をしてもらいたいです。




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