新戦力が注目されるキャンプですが、コーチにも新任コーチがいます。阿部内野守備走塁コーチです。
純粋な新任ではなく、黒田内野守備走塁コーチとの入れ替えで2軍から1軍コーチとなりましたが、ミスも多い走塁面はテコ入れが必須です。
現役時代は守備の人でしたし、児玉選手と同様に内野のユーティリティ選手でした。
名門横浜高校出身で、高校時代は横浜の小倉部長からは歴代No.1ショートとも、将来は名指導者になるとも称された選手です。
ただ、何故かライオンズは打撃コーチとして長らく1軍コーチにおいていました。
振り返れば、現内野守備走塁コーチの阿部コーチと、現役時代外野守備走塁コーチの赤田コーチの2人が1軍打撃コーチをやっていたのは、当時から不思議でした。
名選手が名コーチになる訳ではありませんので、もしかすると球団的には指導力が高いと評価しているのかも知れませんが、それならば結果を見せなくてはなりません。
昨年までの黒田内野守備走塁コーチは、最近は精彩を欠いていましたが、1軍コーチ就任当初は3塁コーチャーとして判断力が良かったです。
また、退団しましたが佐藤友昭コーチは、相手投手の癖を盗む天才として、盗塁成功率の向上に一役買いました。
阿部、赤田コーチにもそういった実績が欲しいです。
個人的には、データ分析に加えて、それを選手に伝え実行させられるプロになってもらいたいです。
まだ若いですし、昔ながらの経験と感覚で伝えるコーチではなく、根拠のある指導が出来る理論派になってもらいたいです。
目先の事で言えば、赤田コーチはミスも多い長谷川選手や将来のある蛭間選手に、外野手としての基礎を徹底して覚えさせたいです。
また、阿部コーチはポカの多いサードの佐藤龍世選手の守備改善に加えて、ユーティリティ選手達がすぐに試合に出ても活躍できるようなコンディショニングの管理をトレーナーと連携して行いたいです。
個人的には、盗塁の優先度はそこまで高くはないので、目立つプレイではなく、ミスを減らすための基礎を徹底させられるようにしてもらいたいです。
ライオンズは先日、将来的には指導者ライセンス制を目指すと発表しました。
阿部コーチは、2014年からライオンズのコーチをやっていますので、今年でコーチ歴10年にもなります。
球団も相当評価していますので、いずれはその新しいシステムにも携わるかも知れません。
長くコーチをやっているので、優秀な面があるのだと思いますが、それを何かしら結果を出して証明させたいです。
試合に出るのは選手ですが、選手の成長や試合の勝利に導くのは指導者の役目です。
ライオンズファンとしては昨年のモヤモヤもあり、今季こそ優勝したいですので、その一役を買うコーチとしての活躍を期待したいです。
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