松本投手は、オープン戦同様に厳しい投球となりました。

ストライク率が45%とカウントを取るのが精一杯でしたし、かと言って凄いストレートを投げていた訳でもなく、空振り率はなんと2%と散々な投球でした。
髙橋、今井投手と共に3本柱と呼ばれた投手としては、残念な状況です。

勝負球もカウント球もストレートと言われるくらい、スピンの効いた空振りの取れるストレートが武器でしたが、昨年、今年と空振りが取れなくなって来ています。
かと言って変化球も、カット、スプリット、スライダー、カーブとイマイチでカウント球にも決め球にも出来ない精度です。
オフのトレーニングで、ストレート、変化球とレベルアップを期待しましたが、球速は上がらず変化球も代わり映えのない状況では厳しいです。
2021年、2022年とローテ投手として結果も残しましたし、ポテンシャルの低い投手ではありません。
何年も戦っているため相手打者達も慣れが出て来てはいると思いますが、それを上回る成長が出来ないのはもどかしいです。

変化球が課題と言われながらも、入団してからあまり変化のない状況を考えると、やはり得意のストレートを伸ばしたいです。
ストレートを軸に出来れば、アクセント程度だったとしても変化球も活きてきますし、今までもそのスタイルで勝ってきた投手です。
髙橋、今井投手と球速アップに成功し、ストレートの球威も増している現状を見ると、3人の中でもストレートが最も良かった松本投手が伸び悩んでいるのは残念です。
もうシーズンも始まっているので、今からトレーニングをし直す事は出来ませんが、今のパフォーマンスで1軍ローテは厳しいです。
辻政権下では、一時期中継ぎを経験し力一杯ストレートを投げられる状態にしてから先発復帰をさせましたが、まずはストレートを自信を持ってゾーン内に投げ込めるように再調整させたいです。
今でも150キロは投げられますので、常時そのくらいの出力でゾーン内に投げ込められるようにしたいです。
変化球で躱す投球が出来る訳ではありませんし、カーブ、スライダーとカウント球にしたい変化球が機能していない現状を考えれば、松本投手がゾーンで勝負出来る球はストレートです。
與座投手の調子もイマイチではありますが、このまま松本投手に1軍ローテをやらせるには厳しい状況ですし、ファームでは浜屋投手の調子も良いので、與座、浜屋投手の内コンディションの良い方を来週先発させたいです。
力はある投手ですので、復調してくれると信じていますので、ファームで自分の投球を見直してもらいたいです。

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