本拠地でのソフトバンク3連戦は、山川穂高vs西武ファンの異様な雰囲気のカードでした。
経緯が経緯だっただけに、西武ファンの想いがブーイングと言う形で爆発しました。
かつてない程の、ブーイングでした。
しかし、ブーイング=悪の風潮もありますので、やはり西武ファンが悪者扱いになってしまっています。
応援と言う形でしか想いを表現出来ないファンが、好き嫌いを表現したら山川穂高が可哀想となっているのは残念です。
山川穂高も大ブーイングされる覚悟を持って移籍をしてますし、ライオンズファンも我慢する必要もないです。
平日カードにも関わらず、たくさんのファンがレフトスタンドに訪れた初戦を見ても、おそらくこの関係性はライオンズファンしか分からないです。
むしろ、ここまで注目され盛り上がった事を考えれば、興行的には大成功です。
山川穂高がヒールに徹してくれたら、今後ずっと盛り上がるのですが、、、西武ファンが批判の的になってますし、今回で一段落となりそうです。
個人的には、昨年何度も書きましたが、ライオンズ所属の選手なら問題を起こしても応援しますし、移籍するなら応援しません。
そのため、もし山川穂高が残留してたら擁護派と批判派でライオンズファンが分かれていたでしょうけども、個人的には擁護派に回っていたでしょう。
選手の笑顔よりもチームの勝利が見たいため、ライオンズ所属の選手は戦力として応援します。
ただ、移籍したら話は別です。
戦力が他球団に渡る訳ですので、今まで有難うと言う感情ではなく倒すべき敵になります。それは、山川穂高も同じです。
なぜなら、山川穂高ファンではなく西武ファンだからです。
ただ、今回のブーイングで西武ファンが批判されるのは非常に残念です。
山川穂高に関しては、不起訴だったのにとか、FAは選手の権利だとか、挨拶しないくらいなんだとか、色々言われていますが、ライオンズファンが抱える気持ちは単純なものではないと思います。
一つの出来事が納得出来ない訳ではなく、昨年起きた様々な事の積み重ねです。一言で表わすのは難しいです。
あえて一言で言うなら、その様々な事の積み重ねでライオンズファンの多くが山川穂高を嫌いになったと言うことです。
嫌いになったからこそのブーイングでしたが、なかなか他球団ファンからは理解されないと思います。
ただ、球場まで見に行って好き嫌いを我慢する必要はないと思いますので、どちらかと言えばファンをそこまで追い詰めた事が問題です。
物議を醸した今回の件で、今後はそこまでの大ブーイングは起きないと思いますが、ライオンズファンが見たいのは山川穂高を抑えるだけでなくチームが勝つことです。
一部選手からは、ファンの気持ちを理解しつつもブーイングに難色を示しましたが、ファンの気持ちが分かるならまずはチームを勝利に導く事です。
非常に情けない今回の3連戦となりましたが、ライオンズの選手達は、ファンの事を少しでも想うなら次はやり返してくれることを願っています。
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