本物の暗黒期に突入したライオンズは、最下位独走です。
そろそろライトファンは離れて行き、観客動員数にも影響が出て来そうです。
球団の営業の方も頭を悩ます弱さですが、ライオンズで営業をやると言う事はそういう事ですので、腕の見せ所です。
ソフトバンク戦は悪夢の連続でしたし、松井監督も厳しい立場になりました。
こうなってくると、本人からの希望で監督退任の可能性も出て来ます。
常勝チームであった西武ライオンズのシーズン途中での監督解任の歴史は浅く、初のシーズン途中での監督解任は2014年の第二次伊原政権です。
勝率.377、借金12、首位とのゲーム差12.5の最下位で、交流戦途中の6/4に休養を発表しました。
ライオンズは現在、借金14、勝率.325、首位と15.5ゲーム差は、デッドラインを突破しています。
ただ、昨年も同じことを書きました。
2023年シーズンは、交流戦で最下位が決まった6/17時点で、勝率.387、借金14、首位と11.5ゲーム差でした。
昨年は、戦力をまともに揃えられない球団、緊張感に欠けるチームと書きましたが、まさか2年連続で同じ事を書くとは思いませんでした。
しかも、昨年よりもだいぶ早くにデッドライン突破です。
球団が熱望した松井監督です。
球団も簡単には辞めさせないでしょうし、松井監督もその覚悟を持っているはずです。
ただ、個人的には指導者としての評価がイマイチに感じ懸念はありました。
暗黒期の入口の方になってしまうとは。。。
昨年は、山川穂高の事件もあったので、正直山川が復帰すればといった淡い期待はありました。
ただ、今年は何を待っているのでしょうか。。。
与えられた戦力で戦うのが現場指揮官の役割ですし、入れ替えベタなライオンズとすれば監督が変わることで改善できる点はありますが、結局は戦力が大事ですので、監督が変われば急にチームが強くなる訳ではありません。
ソフトバンクのような巨大戦力なら、色々なパターンを組めますが、ライオンズは工夫するしかありません。
シーズン途中での監督交代となれば内部人事でしょうから、そういった工夫が出来る人材が果たして今の首脳陣にいるのかと言えば微妙な所です。
ただ、来季の事を考えればこのままシーズンを無意味に送ることは避けたいので、後任を選出しその後任の意図に沿った今シーズンを送れるように軌道修正することは必要です。
また、この低迷を作った編成も軌道修正が必要です。
むしろ、監督よりも編成の責任は大きいです。
大人の世界では、責任=辞めるですが辞める辞めないに関わらず、編成のやり方は見直したいです。
渡辺GMは本気でチームを再建する気があるなら、自身がGM職に留まったとしても判断する人を変えるなり、判断基準を変えるなりしないと何も変わりません。
渡辺GMになってからドラフトが上手くいっていませんが、それ以前は上手くやっていましたので、そのノウハウをもう一度学びチームを変える努力をしてもらいたいです。
また、今季も諦めずに応援してくれるファンがいる訳ですし、打線のテコ入れは行いたいです。
昨年のクリスキー投手のように、来季も見据えた新外国人野手を獲得して、少しでも現場が戦えると想える環境を作ってもらいたいです。
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