ライオンズ育成改革の一環「若獅子リフレクション」です。




土日祝日のカーミニークでの試合では、勝っても負けてもインタビューを行っています。


狙いは、主体的に行動できる選手の育成と言語化能力の高い選手の育成です。


試合後にインタビューをすることで、選手の本音の部分を引き出すとともに、自身の気付きにもなります。また、それらを伝える言語化能力も鍛えています。



言語化能力を鍛えることで、適切な指導が出来、選手が成長していく起点を作ろうとしています。


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また、同時に主体性を伸ばす取り組みも行っています。


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他にも、アプリを使って振り返りも行っています。


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成長させるには、自分がどんな選手なのかを自分自身が知ることから始まります。


気付きが生まれれば、それを鍛えた言語化能力を活かし伝え、アプリで確認して認識にズレがあれば修正も出来ると言う取り組みです。


当然、それをまとめる人財開発チームの手腕が重要になりますが、この取り組みが何人の戦力を作れるのかは注目です。


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この取り組みの成果を感じている選手としては、村田選手、奥村選手の名前を挙げています。




村田選手に関しては、少しの間でしたが1軍でのプレイやコメントを見ていて、打撃スタイル的に豪快なイメージがありますが、実際は分析も出来る賢そうな印象を受けました。


1軍での試合を見ていて、若手に対して何度も頭を使ってプレイしてほしいと書いていましたので、考えられる選手は今後が楽しみです。

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奥村選手は、個人的には身体能力を活かしたフットワークの良い選手と言う印象で、外野版山野辺選手と評しています。


ただ、山野辺選手っぽくてもポカは似せないで貰いたいので、考えられる力は今の内からこうやって付けて行ってもらいたいです。

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即効性のあるものではないため、どのくらい意味があるかは今後の選手の活躍次第です。


ただ、一流選手はトレーニングも含めて自分の野球哲学を持っています。


考えられない選手、野球に関して頭の悪い選手は一流になれません。


若い内から、身体能力任せのプレイではなく頭もそこに加えてプレイする習慣をつけたいです。


プロ野球選手としてのスタートを、単に身体を鍛えるだけでなく頭を使わせる癖を付けるのは、土台作りとしては良いと思ってます。


しかし、プロには稀に超人的な力を持った選手が大して考えなくても感覚的に出来てしまったり、ちょっと変わった考えを持っていても成功していたりしています。


いわゆる、天才と言う選手です。


ライオンズも、その一握りの天才を見つけられれば良いのですが、そう上手くは行きませんので、そこそこの才能を持った選手をモノにしていく取り組みは必要です。


1人の天才を引き当てる確率よりも、全体的に戦力を底上げしていく方が可能に出来る可能性も高いです。


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後は、技術的な指導をしっかり出来る指導者も必要です。


意識を変えれば行動が変わりますが、その行動の効果が薄い取り組みでは意味も薄いです。


言語化能力や自主性を高め、自分でレベルアップする術を探し身に着けられる事は理想ですが、しばらくは球団が手取り足取りが良いと思います。


名コーチを連れてこれないため、指導者も自前で育てる傾向がありますが、ドライブラインのような外部の企業も使いながら、レベルアップさせていく事も必要です。


今井、隅田投手らは名トレーナーと呼ばれる鴻江氏にオフに師事しましたが、そういった誰がどこに学びに行けば良いのかと言う仲介も球団がアドバイス出来ればと思います。


最終的には、ライオンズ指導者が技術的な指導もレベルアップさせて指導しなければなりませんが、それまでは外部を上手く使い選手をレベルアップさせたいです。




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