3番打者の重要性を検証した、非常に面白い記事です。



NPBでは長らく、3番、4番は打線の花形です。


今でもその傾向は強く、むしろ松井秀喜氏が巨人在籍中は3番最強説なる言葉も生まれるなど、3番を重視している傾向もあります。


ライオンズでも3番打者は、森友哉、浅村栄斗、中島裕之、松井稼頭央、秋山幸二とチームのスター選手が担うことも多いです。


NPBでその傾向を強めたのは、V9時代のONです。


歴代最強バッター王貞治が3番、プロ野球のスター長嶋茂雄が4番です。


たくさんのプロ野球少年にそれが刻み込まれ、その伝統が脈々と受け継がれています。


ただ、現代野球ではデータの重要性が認知され、その側面から3番最強説は本当に有効なのかを検証したのが上記記事です。



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結論で言えば、1〜5番に打てる選手を配置するのは当然として、3番はその中でも期待値の最も低い選手で良いとのデータが出ました。


重視するべきは1、2、4番で次いで5番、最後が3番です。


3番は2アウトで回って来ることが多く当然打席数も1、2番より劣ります。さらに、ランナーを置いた状態で回って来ることも4、5番よりも少ないです。


打席数の多い1、2番、ランナーを置いての打席が多い4、5番と比べると3番の重要性は低いとの結論です。


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個人的な好みで言えば、2番強打者が好みです。


そのため、2番と4番に長打が打てる選手を配置する打順を組みたい所です。


データ以上に好みが強いですが、山賊打線の時なら秋山、浅村の1、2番に、4番山川と言う打線だったら見ていて面白いです。


ただ、今のライオンズ打線だと打順云々の前の段階ですので、とにかく打てる可能性のある選手を1番から並べたいです。


今の調子なら、1番から源田、蛭間、外崎、山村、野村大選手と言った所ですが、迫力不足は否めませんし、蛭間選手にバントさせそうなので難しい所です。


渡辺監督は、古き良き打順を組む傾向が強く、中でも2番は小技タイプを置きたがります。


今年は仕方ないですが、来季監督になるライオンズ新監督はデータも重視し根拠のあるスタメン、打順を組める方になってもらいたいです。




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