本来のエース髙橋光成投手が、未だ勝てていません。
ファーム調整からの復帰戦だった昨日も、エースとは呼べない投球でした。
これからの若手投手だったり、ローテ5、6番手クラスならまだしも、チームの柱であるべき投手ですので求めるレベルも当然高くなります。
また、本人はポスティングによるメジャー移籍を希望しています。
昨年までのパフォーマンスでも、メジャーとなると物足りなさが残る中で劣化していては話になりません。
少なくとも昨年並みのパフォーマンスに戻し、そこにプラスアルファして始めてメジャーですので、髙橋光成投手としては最低限昨年並みに戻したいです。
ただ、昨年との比較をすれば当然成績は悪化していますが、内容的には大きくは変化していません。
球速、空振り率共に若干落ち、それに伴い三振やゴロ率も落ち内容的にも微妙にはなっています。
ただ、球速は1キロ程度減、空振り率もほぼ昨年並みです。
スライダーのカウント率が10%程度落ちているのでそこは改善ポイントですが、それによりここまでパフォーマンスを落とすとなると寂しい投球です。
ストレート、フォークに関しては大きく変化はしていないとなると、厳しい言い方をすれば髙橋光成投手はこの程度だったと言う考えもあると思います。
ただ、ライオンズのエースと呼ばれる投手ですのでこの程度で終わるとは思っていません。
元々、ストレート、フォーク、スライダーの3球種が基本の球種の少ない投手ですので、スライダーの精度を高められればもう少し見れる投球にはなると思います。
四隅を突く投手ではなくゾーン内でバラつきながらも大胆に勝負する投手ですので、球威、キレを戻し力強い投球を取り戻してもらいたいです。
今季の不調は、オフに行った肉体改造の失敗とも言われています。
投球のメカニカル的な部分の詳細データが分からないので、この辺はなんとも言えない所ですが、今季はずっと不調ですので肉体改造の失敗も要因の一つだとは思います。
メジャー仕様に身体を作りましたが、それを活かした投球が出来ていません。
ファーム降格になった時に、一旦身体を絞って元に戻すのか、それともメジャー仕様の身体を活かす投球を再度作るのか、髙橋光成投手の判断に注目したいと書きましたが、昨日の投球を見る限りどちらの判断もしていないように感じます。
抹消前と変化を感じません。
昨日の試合中に脇腹を痛めましたので、今後登板がどうなるか分かりませんが、少なくとも復調の兆しを見せるシーズンにはしてもらいたいです。
↑↑ポチッとお願いします
スポンサードリンク