未完の大器から飛躍が期待される、高卒2年目古川雄大選手です。



身体能力が高く、走攻守に高いポテンシャルを秘めている事から高校時代から評価が高く、ライオンズはドラ2で獲得した選手です。


素材型の高卒野手ですので、4、5年の時間はかかると思いますが、ドラフトがメイン補強手段となっているライオンズとしてはドラ2ですし外せません。


また、育成のライオンズと言うのであれば、ドラ2を育てられなければ意味がありません。




ルーキーイヤーの昨年は、ファームの熊代コーチからも守備は基礎からやり直しと厳しい評価でしたが、その守備は本人的にはものになって来たと手応えを感じています。



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今季はここまでイースタンにも31試合出場し、打率.273、1HR、OPS.713と打席数こそ少ないですが適応を見せ始めています。


ただ、三振率34.7%とまだまだ粗さのある不安定な打撃です。


成長はしていますが、まだ3軍メインの選手ですしまずは2軍のレギュラーを掴む所からです。


本来なら、来季高卒3年目になりますし1軍も視野に入れたい所ですが、まだまだそのレベルに達していないため、少なくとも2軍で200打席以上立ち三振率20%以下OPSも.700以上は出したいです。



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懸念されるのは、ライオンズが育てられるかです。


身体能力が高いアスリート型の素材を育てた事は、かつては秋山幸二選手、木村文紀選手などいましたが、あまり実績がありません。


ただ、ドラ2で獲得した選手ですので戦力化しなければ暗黒期からの脱却はありません。


ドラフトしか補強手段のないチームですので、ドラフト上位組を外す訳には行きません。


他球団を見れば、日ハムは万波選手や水谷選手、かつては糸井選手といったアスリート型の素材を育てています。


ライオンズは自前で企業などと連携し育成を考えていますが、他球団からも人材を引っ張り育成に活かしてもらいたいです。




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