巨人からトレード加入した、松原聖弥選手の現在地です。



開花はしませんでしたが、ポテンシャルの高い若林楽人選手を出してまでライオンズが欲した選手です。


2021年は1軍で135試合に出場し、打率.274、OPS.755とレギュラーとして活躍しました。


翌年からは成績も下降し1軍での活躍も減りましたが、ファームではここ3年OPS.700前後を残し健在ぶりを見せています。


ファームでは無双レベルの選手ですので、ライオンズへの移籍をきっかけに飛躍させたい選手ですが、結果を残せず現在はファーム調整中です。



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ファームでは控えめなスイング率で、BB%も昨年はファームで21.1%とアプローチ面の優秀さもある選手です。


ただ、ライオンズに来てパ・リーグの投手への適応や、結果を残したい焦りからか良さを出せていません。


アプローチも崩れ、72打席で23三振5四球と30%を超える高い三振率となっています。



打球面に関しては、反対方向に強い打球を打てる選手ですが、ライオンズに来てからも打球の強さはライオンズの中では上位の選手です。


ただ、良い当たりをしても正面だったりファインプレイでアウトになったりと運がないです。BABIP.190と極端に低くなっています。



打球の強さはあっても結果が出ないことで焦りアプローチを悪くし、あまり対戦しないパ・リーグの投手相手に適応しようと悪いアプローチのまま試合に出たことでフォームも崩してしまったと言う現状です。



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今は、巨人時代に面識のある小関コーチと打撃フォームを修正中です。


ファーム降格後は、まだ三振は多いですが四球率は20%程度と元のアプローチの良さに戻してきています。


人気のあった若林楽人選手とのトレードですので、高い期待をかけられがちですが、松原選手の方が1軍での成績が良く、その頃の状態に戻せれば若林選手よりも活躍出来る可能性も秘めています。


ライオンズ打線はアプローチも打球も物足りないチームではありますが、それらをテコ入れする選手としてはうってつけだと思っています。


ファームでしっかり調整し、次に1軍に上がったら結果よりも松原選手らしさを出せる内容重視で臨んでもらいたいです。


パ・リーグの野球に適応し、ライオンズに新しい風を吹かせられるように活躍を期待したいです。





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