ライオンズは球団史上ワースト記録を更新しました。

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シーズン85敗目に到達です。


流石に100敗は回避出来そうですが、このワースト記録はまだ伸びます。


今季は何もかもワーストとなりそうですので、シーズン中から様々なワースト記録が報じられて来ましたが、まだ生まれる前の記録だったり、あまり知らない球団名が出て来たりと、近年にはない稀に見る大低迷です。



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責任は選手、首脳陣、球団全てにあります。


当然、全員責任は感じているでしょうから、責任の所在を明らかにすることよりも、この状況からどう脱却するかという今後が大事になります。


ただ、球団の顔でもある監督、そしてGMを一手に引き受けた、渡辺GM兼監督への風当たりは強くなります。


個人的には現役時代から好きでしたし、引退後も対話を重視しメッセージ性の強い発信力もあり、何よりポジティブな明るいイメージもある渡辺GMは、ライオンズにかかせない人材だと思っています。


しかし、流石に今季の大低迷は今季だけの話ではなく、これまでの編成の結果でもありますので、退任は免れません。


また、もしかするとあえて強気な発言をしているだけかも知れませんが、ちょっとズレた発言も目立つようになって来ましたし、来季もGMとしてだと難しいと感じます。



昨日の試合後のコメントでは、


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打球が弱くアプローチも良くなく、平均得点も近年にはない歴史的に低迷している数値が出ていますので、他球団とは目に見える差です。


球団として、スイングスピードや角度を高める練習を徹底するなど打撃改革も必要な状況です。


出来れば、実績のある打撃コーチを呼びたい所ですが、内部昇格しか出来ない予算なら名コーチと呼ばれた土井正博時代を知っている田辺氏を現場に戻したいです。



また、ミスが多いのも基礎練習を疎かにした結果です。


渡辺監督も、自主性に任せた松井キャンプの弊害を不安視していたからこそ、シーズン中に異例の小技の全体練習をしたくらいですし、分かっていると思います。


選手だけでなく、練習量と指導力の問題です。




また、ちょっと前のインタビューでは、

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以前も書きましたが、どこの球団にもこんな時期があるなんてことはありません。





他球団にもあるのはちょっと打てなくなった程度であり、今季のライオンズは歴史的な得点力不足です。



平均得点のNPB歴代ワースト記録は、

1位1955年大洋 2.23
2位2024年西武 2.32
3位1962年国鉄 2.34
4位1965年サンケイ 2.37
5位1956年大洋 2.45




稀に見る得点力不足は他球団にもあるにはありますが、一体いつの時代と比べているのでしょうか。



生まれる前の記録、もう存在しない球団名と並べて他球団にもあるとは、、、


データが普及し、選手のプレイが数値により可視化出来る時代になっているからこそ、近年は昔ほど対策が取れないことはないのですが、ライオンズは前時代的なままです。



ポジティブ思考の渡辺GMだからこその強気な発言なら良いのですが、それが本音でその思考で編成されると厳しいです。


今季も、タラレバや希望的観測で編成してしまったのが大きな失敗に繋がりました。


渡辺GMだけが編成を決めている訳ではありませんが、トップの思考は他の幹部にも影響を与えていますので、希望的観測で編成する風潮は変えなければなりませんし、そのためには関わる人も変えなくてはなりません。



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残り試合も少なくなり、来季の組閣も裏で動いて行かなくてはなりません。


個人的には何度も書いているように、GM職、またはそれに準ずる役職の人材を先に決め、その人材が現場を任せられると判断した方に監督をしてもらいたいです。


監督の噂は次々と出ますがGMとなると何もないため、もしかすると内部昇格になるかも知れませんが、今季のこの大低迷でいつもと同じサラリーマン的人事異動で済ませるなんでことは許されません。


球団の本気度を見せてもらいたいです。




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