立て直しを図るライオンズは、トレードによる血の入れ替えを敢行するでしょうか。

今シーズンは、歴史的大低迷と言うこともありシーズン中のトレードを2件も成立させました。
内1件は、ソフトバンクの和田毅人的補償拒否問題とも思えるお詫びトレードでしたが、何とかしようと言う球団の姿勢は見られました。
半年程度でトレードの成否は判断出来ませんが、若林、齋藤大選手を出し、松原、野村大選手を獲得した訳ですので、ライオンズとしては悪くないトレードです。
中でも、野村大選手はライオンズの選手の中でも有数な長打力を発揮していますし、もう一段階レベルが出来ればレギュラーの可能性もあります。
来季が非常に楽しみな選手です。

ただ、まだまだ戦力は足りません。
野村大選手のように、ファームで結果を出してもなかなか出番の少ない選手を獲得しライオンズで戦力化させる、第2の野村大選手獲得はあるでしょうか。
トレードをすれば良いわけではありませんが、一度上手くいくと二匹目のドジョウを取りに行く事は良くあることですので、可能性はあると思います。
注目されるのは、シーズン中にも噂のあった日ハム野村佑希選手です。
ファームでは、OPS1.000超えの圧倒的な成績を出しています。
日ハムでも期待をされている有力選手ですが、今季は1軍でも結果を出せず、ポジションを争う清宮選手が覚醒しかけていますし、今の日ハムだと出番が少なくなります。
投手補強をしたい日ハムですので、投手を交換要員として出せば可能性はゼロではありませんが、、、
シーズン中には、平井、水上、本田投手が度々トレード候補として名前が挙がりました。また、松本航投手もライオンズは育て切れていませんので、環境を変えると言う事も考えられます。
ただ、ライオンズも投手は補強ポイントでもありますので、そこまでの余裕はありませんが。。。

また、覚醒ありきでの獲得ではなく、勝敗に直結するような主力獲得のために、チームの主軸を任せる即戦力、DeNA筒香選手獲得を推す声もあります。
確かに、チームを変えるなら必要なのは即戦力です。
万が一、日ハムから野村佑選手を獲得出来たとしても育てられるかと言う問題もあります。
記事にあるように筒香選手なら問題となるのはコンディションですので、怪我さえなければ戦力化の可能性は高いです。
個人的には、NPB復帰の際に獲得してもらいたいとも書きました。
衰えたとは言え、NPB復帰2シーズン目になる来季コンディションさえ万全なら、ライオンズならまだまだ戦力化出来る長距離砲です。

ただ、トレードとなると難しいです。
筒香選手クラスとなると成績以上に付加価値も付いていますし、そもそもDeNAも出さないと思います。
ライオンズが、早ければ来季オフにもメジャーに行くしと割り切って高橋光成投手を出せば分かりませんが、、、
ただ、近年はそう言ったドライな手法を取って来なかったですので、ファンからの反発も強そうです。
今季は不調だったとは言え、先発陣も万全ではないライオンズですので、普通にやれればローテは任せられる投手を出すのは難しい所です。

大型トレードとなると、黄金時代にダイエーとの秋山幸二選手を含む3対3のトレードが思い返されますが、ファンとしては想い入れも強い選手を放出となりますので衝撃も強いです。
昔と比べFAが導入されたことにより大型トレードも減りましたし、そこまでの思い切った手法を保守的なライオンズが取るかどうかです。
逆に、保守的なライオンズが思い切った事をやるなら今しかありません。
球団がライオンズの未来をどう考え、そのためにどういう動きをするのか今オフは注目です。

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