今季は不完全燃焼に終わった與座海斗投手です。


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2022年に10勝を挙げましたが、昨年は2勝、今年は1勝と成績を見ても分かるように、年々パフォーマンスを落としています。


今季はファームのローテを回していましたが、イマイチな内容が続き1軍に呼ばれても結果を出せませんでしたが、最終登板となった9/30の先発では8回8奪三振2失点とようやく好投を見せました。


今季はオフに高橋光成投手らと自主トレを共にし筋力アップをしましたが、その作った大きな身体を活かせませんでした。


10勝をあげた時の與座投手は、球速も130キロ超えを連発していましたし、制球面も四球を出さない投球が出来ていました。


三振を奪うスタイルではありませんが、左右高低や緩急を使って抑える投球に欠かせないストレートの球威と精度が、今季はずっとイマイチでした。


今季好投を見せた投球では平均球速131キロと球威もあり、ゾーン率も7割近くありましたので、2022年の頃の投球に近い内容でしたので、この投球を安定して出せるようにしたいです。



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昨年オフは体重増をしましたが、来季に向けて今年はどうするでしょうか。


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個人的には体重増が駄目な訳ではなく、その新しい身体に合った投球フォームを作れなかった事が不調の原因だと思います。


作ったつもりでも身体に染み込んでおらず、旧フォームのままで投げづらさを感じているなら練習、技術不足です。


今季は体重を落としてからパフォーマンスも上がった事を考えると、キャリア的にものんびり身体作りをしているキャリアではないですし、與座投手に合っている体重で来季は臨んだ方が良さそうです。



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また、何度も書いていますが、與座投手は使い方に工夫も必要な起用法次第の投手です。


対左打者、3巡目と言う明確な課題があります。


対左はアンダースローの宿命ですし、相手が慣れてくる3巡目もよほど良い時でないと危なくなります。


来季のローテは6枚まである程度名前も出る陣容になりそうですので、それならば半人前の先発投手と組み合わせて2人で試合を作るという日も作りたいです。


與座+羽田、與座+杉山と左腕と組み合わせ7回まで投げるような起用であれば、與座投手の良さも出せますし若い投手のチャレンジの場も作れます。


アンダースローという特異なフォームはメリットもデメリットもありますが、起用に工夫のしがいもある投手ですので、西口監督、豊田コーチで最大限活かせる起用を試みてもらいたいです。


ただ、今後開かれる現役ドラフトに選ばれる可能性もある立場です。


どうなるか分かりませんが、使い方次第では戦力となる選手ですし、ライオンズで戦力となってもらいたいです。



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