かつての新人王、水上由伸投手は崖っぷちとなっています。


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2022年は勝ちパの一角を担い、60試合を投げ最優秀中継ぎ、新人王とタイトルも獲得しました。


翌年は平良投手の先発転向、増田投手の衰えもあり守護神として期待をされましたが、キャンプから球速が上がらず絶不調のままシーズンを終えました。再起を期した今季も低調です。。。


ここ2年満足な結果を出せていないとなると、立場も厳しくなってきます。


中継ぎが足りないライオンズですので、すぐに投げられる水上投手はそれでも重宝されるかも知れませんが、森脇、佐々木投手が支配下復帰の見込みが付けばいよいよ今のままでは危ういです。


現状の評価では、現役ドラフト候補にも名前が挙がるようにもなっています。


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元々、三振を取るタイプではなく、キレのあるストレートにスライダー、シュートと横の揺さぶりでゴロを打たせる投手です。


2022年はゴロ率42.2%と優秀な打球管理能力を見せていましたが、2023年は37.5%、2024年は39.5%と並みになってしまっています。



要因として挙げられるのは、球速の低下です。


2022年は平均でも145キロのストレートに武器のスライダーも130キロ出ていましたが、2023年は平均で142キロ、2024年も143キロと球速が戻りません。


2023年は130キロ台だった時もあったため、故障を疑いました。正直今でもどこか悪いのではないかと思っています。



ただ、本人は身体は万全を強調していますので怪我に関しては一安心ですが、逆にそれで戻らないのは不安が大きいです。


武隈氏からは、2022年60試合投げた疲労が抜けきれず、無意識的に楽な投げ方をしてしまっていると指摘を受けたこともありました。


武隈氏も現役時代は便利屋として、毎年のように酷使されていましたので説得力もある指摘です。


ただ、ここ2年ずっと低調な様子をみると、その楽な投げ方が染みついてしまっているか、トレーニングの方向性が違うのではないかとも思います。


球速低下により、横の揺さぶりをしても相手バッターは対応出来てしまっていますので、やはり球速を戻す、と言うよりもアップさせるつもりでオフはレベルアップに取り組んでもらいたいです。


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幸いなのは、ここ2年満足なパフォーマンスが出せない中でも、本人は悲壮感がないことです。


そのメンタルは中継ぎ向きですので、後はパフォーマンスが上がれば勝ちパが1つ埋まります。


悲壮感がないのは良い事ですが今オフに関しては必死さが必要です。明るい中でも懸命にトレーニングをしてもらいたいです。




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