来季に向けたライオンズの補強が始まりました。

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FA撤退もあり、戦力外、そして助っ人補強が来季に向けた補強となります。


中でも、助っ人補強は来季の要です。


今季を見る限り、来季の飛躍に期待の持てる選手はいますが、全体的に投打ともに使える駒が足りていません。


チーム力が低いです。


育成しかないチームですので、根本的な解決をするには育成力を上げるしかありませんが、それには時間もかかります。


そのため、来季を考えれば助っ人補強はそのチーム力を少しでも上げられる可能性がある事から来季の要の補強となります。


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今季は歴史的得点力不足の野手に目が行きますが、中継ぎも同等くらいに不味い状態です。


そのため、指標的に三振が取れるリリーバーのラミレス投手獲得へ向かっています。


ただ、投手陣は今井、隅田、武内投手以外が軒並みリーグ平均以下の成績ですので、1人入った所で解決とは行きません。


K/9はリーグ平均7.10に対して6.86、BB/9はリーグ平均2.73に対して3.19と四球が多く三振が少ない投手陣となっています。


正直、この傾向は今季だけでなくずっと同じ状態です。


根本的な解決をするためにも、投手のスカウティングと育成は見直しです。


山本由伸が抜けても未だ高い投手力を誇るオリックスの投手育成は参考になりますので、指導者だけでなく分析チームやトレーナーも強化し、少しでもメソッドを取り入れてもらいたいです。


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また、ラミレス投手獲得となるとおそらくアブレイユ投手はリリースになると思いますので、そうなると戦力的にはプラマイゼロです。


中継ぎが弱いからテコ入れするのは当然ですが、1人、2人入った所で解決とは行かないのが現在のライオンズ投手陣です。


根本的な解決をするには、1人でも多く使える駒を増やすか補強するしかありません。


確実に戦力になる助っ人を補強するのは勿論ですが、それでも足りませんのでそうなると既存戦力の底上げです。


幸い、期待の投手はいます。


菅井、羽田、黒田、青山、山田、杉山投手と若手投手は楽しみな存在です。


中でも、菅井投手は開幕ローテ候補、羽田、黒田、山田投手は中継ぎとして戦力化出来るかも知れません。


ただ、まだタラレバ要素が強いです。


それに、菅井投手以外は本格化するのはもう少し先の可能性もあります。


育つまでの間、助っ人だけでなく既存投手の底上げは必須となりますが厳しい状況ではあります。


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思い切って山賊打線の時のように攻撃力を高める取り組みもしたい所ですが、こちらの方も時間がかかります。


個人的には、レギュラーと呼べる選手を複数人作れる見込みが立つまでは、ドラフト上位を野手で固めても良いと思います。


エースは無理でも即戦力中継ぎなら、ドラフト下位でも獲得は出来ます。ただ、レギュラークラスの野手となるとなかなか難しいです。


野球は投手とも言いますが、歴史的に黄金期を作るチームは野手が良いです。


近年は投高打低もあり投手力の強いオリックスが黄金期を作りましたが、過去を見れば野手の強いチームが黄金期を作っています。


当然、黄金期を作るくらいなので投手も良いのですが、野手の場合、レギュラーを作れれば数年間は補強ポイントから外れます。


そのため、まずは野手のレギュラー、そして投手はリーグ平均を超える使える駒を1人でも多く増やす取り組みが必要です。


来季は助っ人補強で何とか凌いで行くしかありませんが、数年後は日本人選手のレギュラーがいる中で、足りない所を助っ人補強と言う、本来のあるべき姿になるように取り組んでもらいたいです。



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