毎年のように、この時期現役ドラフト候補に挙がる山野辺翔選手です。

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現役ドラフトだけでなく、トレードや戦力外にもいつも名前が挙がりながらも謎の残留力のある、名誉放出候補とも言える選手です。


活躍できないと良い背番号が変わってしまう選手も多い中、背番号も入団以来ずっと一桁を死守しています。


だからこそヘイトも集めやすい選手ですが、今季は地味ながらも戦力になれたと言えるシーズンでした。


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内外野守れるユーティリティ性が重宝され、キャリアハイとなる90打席17安打を放ちました。


90打席なら元山選手よりも起用されていますので、脇役としてはまずまずの活躍でした。


山野辺選手の場合、攻守共に落ち着きがないと感じるプレイが課題でもあります。


守備走塁ではポカが多く、野球脳の部分に疑問がありましたし、打撃ではファームではアプローチが良いものの1軍となるとブンブン丸になってしまいます。


今季はそれが少し良くなりました。


顕著なのは四球数ですが、2019年〜2023年の1軍199打席でたったの5四球でしたが、今季は90打席で5四球です。


ファームではアプローチも打球も成績も良いのですが、1軍だと何でもかんでも振ってしまう打撃に変わってしまっていましたが、少しは落ち着いた打撃が出来るようになっています。


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来季は、プロ7年目の31歳になるシーズンです。


ユーティリティ選手なら他にも複数人いますので、キャリア的にも伸びしろも少ないですし優先起用はされません。


それに、今季の活躍から現役ドラフトはないとの見方もありますが、活躍したからこそ他球団からの需要もあると踏んで放出もあり得ます。


ただ、残留力の高さから来季もライオンズの選手として残るでしょうし、残ったからには貢献してくれると思います。



入団時は、外崎選手のような選手に成長することを期待され、ファームではその片鱗を見せる打撃も出来ていました。


ただ1軍だと、悪い意味で人が変わったかのようなプレイになってしまう状態が何年も続いています。


それが今季は少し良くなりましたが、来季もバックアップ選手として、出場すればそこそこ活躍はするレベルにはなりたいです。


若手を1軍の置物にするくらいならファームで試合に出したいですし、そのためには山野辺選手のようなキャリアのあるユーティリティ選手が、常に1軍にいられるコンディションにしなければなりません。


野手の便利屋として、来季も存在感を出して行きたいです。



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