高橋光成投手が巻き返しを誓いました。
今季は体重を7キロ増やし、さらなるレベルアップを図りましたが、その身体を扱えずにまさかの今季0勝で終わりました。
メジャー移籍を希望している投手ですので、メジャーを見込んだその大きな身体を扱えるようにするのか、それとも体重を落とすのか注目していましたが、体重を落とす選択をしたようです。
現在は7キロ減の105キロとの事で、昨年オフに増やした分を減らしました。
今季は制球がやや乱れる場面もありましたが、球速や空振り率など極端に悪くなった訳ではありません。
ただ、何度か書いていますが、レベルアップのために肉体改造をしながらも変わらなかった事が問題です。
高橋光成投手は、ライオンズの本来のエースです。
しかし、メジャーとなると物足りなさもあります。一時期は、その成績で行くのかとマスコミに批判された事もありました。
だからこそ、さらなるレベルアップを図ったのにも関わらず上手く行きませんでした。
今季後半はパフォーマンスも悪くなかったですが、正直見ていても、これが今出来る精一杯と言った投球でした。
今出来る範囲での投球は見せられたとは思いますが、高みを目指している投手としては寂しい結果です。
本人も、身体が思うように使えないもどかしさを感じているような投球でした。
そのため、昨年レベルまで身体を戻す選択は良いと思います。
あくまで個人的にはですが、112キロの大きな身体を扱えるようになった高橋光成投手も見たかったです。
フォークに依存するのでなく、155キロ以上の球威あるストレートを連発するパワフルな投球も見てみたかったです。
ただ、再来年には海外FAを取得、また来オフにポスティングの可能性もある投手としては一か八かに賭ける事は出来ません。
現実的な判断だと思います。
まずは扱える身体に戻し、その上で個々の球のレベルアップにより指標的にも向上させたいです。
具体的には、例年120前後の奪三振数ですがメジャーへアピールするためにも、150奪三振は取れるようにしたいです。
だいたい例年K/BBは2点台の投手ですが、150三振に四球も50以下に抑えれば、3点台になりますので良いアピールになると思います。
それに、高橋光成投手がそこまでのパフォーマンスを見せれば、戦力的にも大きなプラスになります。
フォーク、スライダーと落ちる変化球が良い投手ですので、ストレートの球速を上げストレートやカットでも勝負出来るレベルになれば期待も持てます。
今はライオンズのエースは今井投手ですが、本来のエース高橋光成復活により、高いレベルでのエース争いをしてもらいたいです。
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