ライオンズは現在支配下選手61名です。
おそらく投手1名、野手2名の外国人選手補強はありますが、それでも支配下選手64名です。
昨年は支配下選手のために枠を空けてスタートしましたが、今季はさらに育成選手が増えましたし、昨年と同様の形となりそうです。
つまり、昨年以上の補強はなしです。
セデーニョ選手獲得合意との報道もありますが、とりあえず正式発表までは待ちたい所です。
後藤オーナーは、圧倒的最下位のライオンズに関して改革すると明言し、コーチ人事では珍しく外部から積極的に招聘しました。
他球団ファンからすれば珍しくもないと思いますが、例年ライオンズのコーチ人事は内部人事です。
辻監督も連れて来られたのは馬場コーチだけでしたし、松井監督も平石コーチくらいでした。
積極的に外部のコーチを連れて来る動きや、FA参戦との報道から今オフは違うと思いましたが、一転FA撤退となってからは何やらいつも通りのオフになって来ました。
オフの支配下補強は、いつも通り助っ人のみとなりそうです。
今からでも使える中継ぎを増やすために、ローテから平良海馬を中継ぎに回すくらいなら、FA福谷投手獲得に動いても良いと思いますが、FA撤退を明言しましたので多分ないです。
変な所は頑固な球団です。
外国人選手以外の補強で考えられるのは、トレードと育成からの支配下昇格です。
育成にも期待の持てる選手は何人かいます。
森脇投手、佐々木投手、仲田選手、モンテル選手、ロペス投手などは戦力化出来る可能性のある選手です。
また、個人的には育成ルーキー佐藤爽投手も、2軍でやれる所を見せられれば早期支配下入りもあると思っています。
ただ、良い選手はいますが正直、昨年の菅井投手のようにすぐにでもと言える選手は今の段階ではいません。
しいてあげれば仲田選手ですが、育成で獲得したからには2軍で結果を出してからです。
育成からの支配下入りは、今の段階では補強ではなく補充に感じますので、オフの補強となり得るのは後はトレードになります。
與座投手、渡部健選手、水上投手辺りは現役ドラフト候補にもなりましたが、トレードの駒になるかも知れません。
また、もう少し使える中継ぎを獲得するために、先発に困っているチーム相手に松本投手を使って左腕中継ぎ獲得に動くかも知れません。
やれることはありますが、どこまで球団が動くかです。
トレードとなると中心的に動くプロ担当の編成も、体制が急遽代わった事で機能していないとも報道されていましたし。。。
元々、後手後手になりがちな球団でもありますので、のんびりしてるかも知れないのは不安です。
一応、他の補強手段としてメジャーからのNPB復帰組もいます。
本人の意向次第ではありますが、FA並の選手を補償なしで獲得出来るチャンスでもあります。
中でも上沢投手は、日本復帰に心が傾いているとも言われています。
一昨年までは、高橋光成投手のような成績でしたし、1年で大きく衰えた事はないと思います。
獲得出来れば、確実に1つローテを埋められます。
戦力的には欲しいです。
ただ、個人的な気持ちとしてはポスティングから僅か1年ですので日ハムに戻るのが筋だと思います。
強奪と言われようが、チーム強化には補強は欠かせません。
たくさんの文句を言われても、山川穂高を獲得したソフトバンクは優勝したことで周りを黙らせました。
勝敗を競うスポーツですので、当然勝ったもの勝ちです。
ただ、今後上沢投手同様に主力のポスティングを控えるライオンズファンとしては、気持ち的には上沢投手にはちゃんと日ハムに戻って欲しいです。
ソフトバンクが獲得調査をしてますが、どうなりますか。。。
他にも去就が不透明な選手として、藤浪晋太郎投手もいます。
あくまでメジャーを目指す姿勢は変わりませんが、力のある投手ですし澤村投手のように中継ぎとして戦力になる可能性もあります。
三振は取れるが制球難のアブレイユ、ヤン投手を昨年獲得しましたし、同じようなパワーピッチャーを獲得したと思えば、金額にもよりますが外国人枠を使わない分良いと思います。
最近のライオンズは甲子園のスターを集めだしましたし、大阪桐蔭出身となれば選手にもコーチにもいますので馴染みはあります。
獲得となれば、いつものライオンズとは違うと言う部分を見せられます。
FA参戦しないライオンズが補強出来る手段は限られますので、メジャーからのNPB復帰組にも目を光らせてもらいたいです。
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