台湾ウインターリーグが終了しました。

ライオンズからは、コンディション不良の奥村選手を除く、黒田投手、山田投手、村田選手、モンテル選手の4選手が参戦しました。
相手のレベルは違いますが、来季に向けた期待や課題の見える機会になったと思います。
黒田投手

11試合12回 防御率5.25 11三振6四球
今季は140キロそこそこと球速が上がらず伸び悩んでいましたが、本リーグでは150キロを連発するなど復調傾向です。
先発だとイニングを重ねると露骨に球速が下がりますが、1イニング程度の中継ぎ登板では持ち味を発揮出来ています。
ただ、本リーグでも疲れからか後半の登板では球速が140後半にまで落ちていました。
体力面の強化と共にフォームを固め、150キロを安定して出せるようにしたいです。
それが出来れば、最速158キロ右腕がブルペンに加わりますので期待したいです。
山田投手

9試合11回 防御率0.82 19三振14四球
イニングを上回る奪三振に四球数と、以前の今井達也を見ているような成績です。
ただ、奪三振が多いのはポジ要素です。
投球フォームを森脇投手を参考に変え、投球スタイルもカット、ツーシーム主体にしたことが形になってきました。
後は、制球ですので新フォームを固め再現性を高めて行きたいです。
高校日本代表では守護神を担った投手です。
制球がまとまれば三振が取れるため、ブルペンでも戦力になれる投手ですので、来季は1軍にチャレンジしたいです。
村田選手

打率.260 OPS.671
序盤は良かったですが徐々に尻つぼみとなりました。本塁打も0です。
本リーグでは、四球率10.5%と選球眼は悪くはないのですが、三振率29.8%と高いですのでボール球に手を出さないようにレベルアップしたいです。
また、打球の強さはファームでも屈指の選手ではありますが、当てにいってしまう傾向もあります。
本リーグでも、当てに行き反対方向にポテンヒットなども見られました。
タイプは違うと言え、セデーニョ選手はほぼ引っ張りでも打球の強さや角度からヒットやホームランを打っていますので、村田選手も打球の強さを活かすなら引っ張る打球を増やしたいです。
反対方向にも打てる選手ではありますが、強い打球で反対方向なら良いですが現状では当ててしまっています。
個人的には、来季は開幕1軍ではなく開幕スタメンを狙って欲しい選手です。
そのくらいの打球の強さは持っていますので、才能を1軍で開花できるように期待しています。
モンテル選手

打率.300 OPS.784
盗塁も8個決め、守備でも足を活かしたり強肩を披露したりと躍動しました。
課題の長打も出ていましたし、まさに伸び盛りと言った選手です。
西口監督が推している選手ですし、支配下入りは目前です。
ただ、今季のファームでは見た目の成績は良かったですが、三振率20.1%、四球率2.8%と出塁タイプにしては三振が多く四球が少ないです。
この辺のボール球の見極めも含めてもう一段階レベルアップし、それから支配下入りしたいです。
4人共に、現状はファームの選手ではありますが、来季1軍で戦力になってもらいたい選手です。
その可能性もある選手です。
出来たこと出来なかった事を整理し、オフのトレーニングに活かしてもらいたいです。
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