来季は沢村賞を狙う隅田知一郎投手です。



ルーキーイヤーから素晴らしい投球を見せていますが、毎年のように前年を超える成長を見せ、3年目となる今季は大きく飛躍しました。


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今季は序盤こそイマイチな投球でしたが、スプリットが機能し始めてからは圧巻の投球を続けました。


魔球レベルのチェンジアップとスプリットの投げ分けで空振りを量産です。


BB9は2.82→1.76と元々悪くない制球がさらに良くなり、K/BB3.12→4.40、WHIP1.25→1.09と向上しました。


制球の向上で余計なランナーを出さなくなったのは、平均投球回数6.90回にも繋がっています。


先発投手としてエースクラスの投球です。


課題の1つでもあったストレートは、145.9→146.2キロと球速アップしていますし、空振り率も上がっています。


変化球だけでなくストレートでも勝負出来る投手へと、成長を見せています。



入団時は、完成度は隅田、伸びしろは佐藤隼とも言われていました。


ただ、隅田投手は自分にも伸びしろは大きくあると思うと話していたのが今でも印象に残っています。


3年経った現在、有言実行です。


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今でも既にエース格ですが、目指すところはエース格ではなくエースです。


それになれる器でもあります。


ルーキーイヤーから極端に援護がなかったり、援護があっても勝ち切れなかったりと、やや勝ち運のなさはあります。


ルーキーイヤーはそれで悩み、投球のパフォーマンスも落としてしまった時期もありましたが、そういうメンタル的な所も成長しています。


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勝ち負けには運もあります。


分かっていても投手としては気になる所でしょうし、特にルーキーイヤーのトラウマもある隅田投手にとっては気になる部分です。


しかし、「徳をたくさん積もうと思います」の発言からは、勝ち負けは運だと割り切った様子も伺えるのは良かったです。


ただ、やはりエースとなると例え運だとしても、それを引き寄せる力は必要です。


そのためにも、さらなる成長を見せて圧倒的な投球を続けたいです。



具体的には、対左打者対策です。



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右打者相手は被打率.207と抑えていますが、左相手となると被打率.275と跳ね上がります。


左打者が苦手な左投手です。


基本、ストレートにスプリット、チェンジアップ、カーブの投手ですので縦変化中心です。


以前は、カットやスライダーもよく投げていましたが、あまり機能しなかったため頻度を極端に減らしました。


隅田投手が大きく成長した要因の1つは、横変化の頻度を減らし使える縦変化の変化球に絞った事もありますが、さらなるレベルアップのためには投球に横変化も加えたいです。


本人もその辺は自覚しています。


今季終盤は、封印したスライダー、カットも多投し来季への備えも見せていました。


ゾーン率も空振り率もまだ物足りませんが、投球に横変化も加われば対左打者対策にもなりますし、さらなる飛躍が見込めます。


まだまだ伸びしろのある投手です。


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毎年成長を見せてくれていますが、4年目となる来季はどこまで成長を見せてくれるか非常に楽しみな投手です。




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