ライオンズは、おそらくオフの補強は終わりとなりこの戦力でシーズンに挑むことになりそうです。

例年通り、FAは参戦せず助っ人補強が基本となり、その助っ人は投手3人、野手2人とこちらも例年通りです。
圧倒的最下位になりながらも例年通りと言うのは寂しさもありますが、助っ人補強に関しては意図の見える補強を行いました。
投手はリリーフの奪三振率の向上、野手は長打力に加えて若さを重視しました。
欲を言えば、先発の助っ人も欲しい所でしたが、、、シーズン中の追加補強はあるでしょうか。
助っ人の場合、上手く行くかどうかはやってみないと分かりませんが、球団として明確な意図が見えたのは良かったと思います。

ボー、ガルシア、ロペス投手と既存外国人選手の年俸が分かりませんが、仮に合わせて5000万くらいだとすれば、今の所のチーム総年俸は31億弱です。
2024年シーズンは32億弱、2023年シーズンは33億弱ですので、年々1億ずつ下がっています。
一昨年も昨年も下位に低迷していますので、選手の年俸が下がるのは当然です。
ただ、この下がった要因は森、山川らのFA流出や高額年俸者の引退によるものが大きいです。
下位に低迷しているから選手の年俸も下がりますと言う、選手に危機感を与えるものにはなっていません。
何度か書いていますが、チーム強化には補強と育成はセットです。
上位争いをするチームにするには、チーム総年俸の予算を上げて育成だけでなく補強も行いたいです。
ソフトバンク並みは無理ですが、せめて他球団並みの35億程度には上げたいです。

観客動員も伸びず、堅実路線の球団体質もありますので難しいのは分かりますが、予算を上げないと補強は出来ません。
今季は、おそらくチーム総年俸31億弱でスタートすることになると思いますが、今オフには高橋光成投手のポスティング、もしかすると平良海馬投手のポスティングもあります。
今オフのFA市場に誰が出るかは分かりませんが、補強の候補となる選手に対してはシーズン中から徹底マークしたいです。
また、助っ人達が万が一機能しない状況となれば、シーズン中の追加の補強も視野に入れたいです。
先発に不安もありますので、今ならNPBキャリア組、シーズン中の獲得なら来季以降も見据えて年齢的に若くイニングも投げられる先発候補が欲しいです。
シーズン中の獲得となれば、来季契約延長するかどうかの見極めとお試しにもなります。
そして、今なら確実にローテを埋めることが出来、今井、隅田、武内、高橋光成投手と遜色ない先発投手が市場に出るかも知れません。
バウアー投手は安くはありませんし、もしNPB復帰となっても古巣DeNAが基本だとは思います。
それに、MLBへの想いも強いのでMLBサイドからは拒絶されている現状でも諦めきれないと思いますが、、、
ただ、確実にローテは埋まりますし、平良海馬中継ぎ転向の穴も埋まります。

問題は条件です。
一昨年はDeNAと4億で契約しましたが、実際は契約解除したドジャースから29億貰っていました。
DeNAは10億とも言われる条件で契約延長を望みましたが、そこまで出せる球団が他にも2、3球団ありますのでライオンズはちょっと、、、
万が一、弱いチームを立て直したいとか言う変わり者且つ4億で良いなら、ライオンズとしては欲しいです。
都合の良い話にはなりますが、それだけ確実にローテを埋められる投手は価値がありますし欲しいです。
それに、今季のチーム総年俸31億に4億を出せば、個人的には望んでいる35億にもなります。
西口監督へのご祝儀補強を期待したいです。

ライオンズは、渡辺体制から広池体制に代わりましたが、オーナーは一緒ですので現実的には予算の大きな増額は望めません。
ただ、せめて他球団並には出して貰えるように交渉したいです。
ライオンズも、FAやメジャーからのNPB復帰組が補強の選択肢となる球団になってもらいたいです。

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