ドラ2渡部聖選手と同学年の長谷川選手は、ライバル心メラメラです。
ライオンズ若手野手のプロスペクトとして、ここ数年課題の外野レギュラー最有力候補に挙げられながらも、もう一つ伸び悩んでいます。
同学年のルーキー渡部聖選手が注目されていますが、対抗心から長谷川選手もレベルアップしてもらいたいです。
覚醒には競争も必要ですので、長谷川選手にとっては良いライバルが入ってくれました。
長谷川選手はファームでは十分な結果も出していますし、5年目となる今季はファームの時のように1軍で飛び抜けた活躍を見せたいシーズンです。

外野は秋山翔吾が抜けて以降、3ポジション全てが空いている状態です。
さらに、レギュラー最有力候補だった愛斗、鈴木選手がレギュラーを掴めずにライオンズを去り、昨年からは長谷川、蛭間選手が最有力候補となりました。
誰もレギュラーを掴めてない状態が5年も続き、レギュラー争いの中で世代交代が起こる異常事態です。
長谷川、蛭間選手は育てばチームの主力になり得る、完成形の天井が高いポテンシャルを持っていると思います。
ただ、チームとしてもいつまでも成長を待っている訳にもいきませんので、今季は内野レギュラー候補だった平沼選手、即戦力ドラ2渡部聖選手、新外国人ネビン選手を外野手として起用し穴埋めを行う予定です。
現状のスタメン予想でも、長谷川選手は優先される立場ではない厳しい状況です。
ただ、長谷川選手は春季キャンプは1軍スタートですし、何よりライオンズ野手のプロスペクトです。
ここが育たなければライオンズの野手育成の未来もありませんので、球団としても何とか主力に育て上げたいです。

課題は打球面の不安定さです。ライオンズの若手に多いですが、打球が弱いです。
アプローチ面は以前と比べると落ち着いて来ましたが、打球の改善は必須です。
中でも、長谷川選手はストレートに力負けする課題があります。
本人もオフに動作解析をするなど対策をし、意識的に取り組んでいます。

昨年は前半戦こそ良い所がありませんでしたが、8月以降は課題の打球面も良化し、1軍でもやれる力を少しづつ見せています。
1番で起用されたシーズン終盤はOPSも.650と、まだ物足りませんが、結果も出始めています。
あと一歩ですので、今季それを叶えたいです。
また、打席でもう少し頭も使えると出塁率も伸びてくると思います。
気負いすぎるのか、チャンスで打席に入ると難しいボール球に手を出しストライクを見逃す場面も見られます。
打席で迷っていては結果も出ません。
本人が試合の中で相手バッテリーの配球を理解し、腹をくくり狙い球を絞り対応出来れば良いのですが、まずはコーチがしっかりアドバイスして学ばせながら対応させたいです。

長谷川選手は、ポカもありますが華のあるプレイをする選手です。
戦力化するなら派手さはなくても基本に堅実の方が良いですが、今のライオンズにこういう選手は少ないですしファンを惹きつける魅力は大事にしたいです。
どことなく中島裕之っぽさもある選手ですし、ライオンズの次世代スターとなれるように、今季でレギュラーを掴んでもらいたいです。

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