今井達也投手が、侍ジャパンで圧倒的な投球を見せました。




オランダとの試合で、ストレートの最速は158キロ、スライダーはキレキレで2回3奪三振です。


力感のない新フォームも馴染んで来ており、開幕に向けて良い状態となって来ました。



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2回3奪三振と内容も良い投球でしたが、内容だけでなくストレート、スライダーそれぞれの球を見ても異質な投手です。


ストレートはシュート回転する球筋ですが、球速の割に回転数が少なくツーシームのように変化します。相手からすれば、ミートしづらい球筋です。


当然、今井投手も制球のしづらさはありますが、もう何年もこの球筋で投げ制球を乱していた投手ですので、本人なりに扱えています。


元々、ストライクさえ入ればと言われていた投手でしたが、キャリアと研究を重ねてその異質なストレートを扱えるようになったのは飛躍の一因です。



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また、本人もどこに曲がるか分からないと言うスライダーは、横に曲がるスライダー、落ちるスライダーだけでなく反対方向に変化するスライダーも投げます。


中でも、反対方向に変化するスライダーは非常に珍しいです。


今井投手は、ジャイロスライダーとも言われるスライダー使いですが、反対方向にも変化するとなるとこれを相手が狙うのは難しいです。


今季から立ち投げのようなスタイルに変えましたが、上から投げおろせる分、そのスライダーも変化しやすくなっているように思えます。


昨年エース級の投手に成長しましたが、そこからさらに一段階上げられるのは素晴らしい投手です。



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ここまでのレベルになると、さらなる高みを目指してメジャー移籍が現実的になって来ました。


今井達也がメジャー相手に三振を奪いまくる姿を見たい気持ちもありますが、同時にライオンズファンとしては寂しさも出てきます。


やっぱりメジャーに行くんでしょうね。。。


ただ、その前にライオンズの選手として目先のシーズンです。


これだけの投手がいながら、最下位争いしていては情けないです。


チームは数年先を見据えているとも言われていますが、数年先はおそらく今井投手はいません。


今井、平良、高橋光成投手がいる間に、優勝を目指してもらいたいです。




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