2025年シーズン開幕まで、2週間となりました。

ライオンズはキャンプから若手や新戦力中心に色々と試して来ましたが、そろそろ見極めの時期になります。
長いシーズンですので開幕が全てではなく、シーズンを送る中で成長を見せる選手、逆に期待外れに終わる選手と出ますが、まずは目先の開幕の戦力を整えなければなりません。
西口監督はある程度決まりつつあると話していますので、基本は現1軍メンバーから何人か絞り開幕を迎える事になると思います。
そうなると気になるのは、現1軍メンバーにいる育成選手です。
仲田、モンテル、黒木、ロペス選手がキャンプから1軍メンバーとして参加しています。
それぞれ光るものがある選手達ですが、枠の問題もありますし時期の問題もありますので、全員を開幕前に支配下とは行きません。
現状、開幕前に支配下入りし開幕ベンチ入りの可能性があるのは、内容的には仲田、黒木選手です。

西口政権の目玉の一つでもあるセカンド争いは、期待された滝澤、児玉選手が守備要員からまだ抜け出せず、現状は平沢、仲田選手が開幕セカンド候補です。
西口監督が推す滝澤選手の打力が上がれば変わって来ますが、競争を促しておいて内容は問わないとなると競争にはなりませんので、滝澤選手のここまでの内容なら平沢、仲田選手のどちらかが開幕セカンドスタメンです。
仲田選手は西口監督からの評価も高いですし、試合に出れば走攻守の何かしらはチームに貢献していますので、開幕前支配下有力です。

黒木投手は、昨年の実績からは正直期待値は低かったですが、キャンプ、オープン戦で評価を上げました。
制球は良いが出力不足が否めませんでしたが、先日は最速153キロと復活をアピールです。
立場的に仕上がりを早めていると言う事もありますが、昨年にはない速いストレートが投げられているのは身体の状態の良さが伺えます。
現状勝ちパ候補と言うよりも、リリーフB班筆頭と言った立場ですが、中継ぎは勝ちパだけでなくどんな場面でも投げる中継ぎ投手も必要です。
リリーフB班が試合を作り直したり落ち着かせたりすることで、逆転勝ちへの道筋を作れます。
逆転出来る程の打力があるのかと言われれば、、、正直微妙ですが、勝ち筋は複数作らないと昨年の二の舞となります。
昨年は、先発が7回を最少失点に抑えて打線の反撃を祈ると言う、神頼み的な勝ち筋しかありませんでしたので、先発が崩れた場合でも勝ち筋を作るためにもリリーフB班も重要です。
以前で言えば、ビハインドでもリード時でもどんな場面でも投げた森脇投手の様な存在が理想です。
黒木投手はそのポジションを狙いたいですが、育成には復活待ちの森脇投手もいます。
昨年までは森脇投手の復活を待つ方針でしたが、体制も変わりどう判断するのかは注目です。

開幕前の支配下となると、昨年ブランドン選手がオープン戦最終戦後に支配下復帰が発表されました。
仲田、黒木選手共にルーキーではありませんし、支配下になっても気負うことなく出来るでしょうから、開幕前支配下があるとすれば同じくらいの時期になりそうです。
現時点である程度決めているとは思いますが、残りのオープン戦も出番があればいつも通りアピールするつもりでプレイしてもらいたいです。

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