ライオンズは、オープン戦2位の好成績で開幕を迎えます。

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オープン戦が良かったから、シーズンも良いとは限りません。


ただ、昨年の大きな課題だった外野手とリリーフに改善の兆しがあるのは良い傾向です。


中でも、昨年は泣いた外国人選手が今の所機能している所は、シーズンが楽しみになります。


FA補強がないチームですので、戦力アップをするには既存戦力の底上げと外国人選手獲得になります。


即戦力となると外国人選手になりますので、ここが機能するかどうかはライオンズにとっては重要です。


ボー投手はWBC予選から帰国後投げていませんが、セデーニョ、ネビン、ウィンゲンター、ラミレスの新外国人選手はオープン戦でも順調に調整出来ました。


中でも、ネビン、ウィンゲンター選手は非常に良い結果も出しました。



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ネビン選手は、チャンスに強くオープン戦打点王となりました。


得点圏打率は運もあると思っていますので、高くても低くてもそこまで気にはしていませんが、打点を稼げる打撃が出来た事は価値があります。


オープン戦は、打率.351、OPS.864と良く打ちました。三振率が10%以下と言うのが特に良いです。


思ったよりも打球が上がらないのは気になっていましたが、オープン戦最終戦ではバウアー投手の速いストレートを引っ張っての長打もありました。


メジャーでも変化球打ちは上手く速いストレートを苦手としていましたので、高めの速いストレートを差し込まれずに弾き返せたのは良い傾向です。


個人的には、セデーニョ選手はメヒア、ネビン選手はマキノン選手の上位互換を目指してもらいたいと思っています。


昨年のライオンズ打線にはいなかったランナーを返せる打者ですので、開幕からフル稼働してもらいたいです。


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ウィンゲンター投手はオープン戦6回10奪三振、K%は41.7%と圧巻の成績です。


成績的には、全盛期サファテ投手を彷彿とさせる圧倒ぶりです。


ストレートは150キロ中盤を連発し空振りも取れ、武器のスライダーはボール球を振らせるキレもあります。


成績だけでなく、内容も非常に良いです。


制球がアバウトのため、ある程度四球は出すと思いますが、オープン戦ではバタバタせずに後続を抑えています。


シーズンに入れば、ランナーを動かしたり、しつこい打撃をしたりとイライラさせるような攻撃もしてくると思いますが、古賀悠選手がしっかり手綱を握って行きたいです。


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課題の得点力不足と中継ぎ改善のためにテコ入れした新戦力が機能したのは、オープン戦の収穫です。


シーズンでどうなるかはありますが、このくらいの打撃、投球が出来る事が確認できたのは良かったです。


あとは、既存戦力の底上げです。


昨年野手は、佐藤龍、野村大選手が好成績でしたが、今は両者共にレギュラーから外れています。


ただ、この2人の打力を捨てるほどの余裕はないチームです。


まだ、佐藤龍、野村大も控えていると考えると、逆に余力を残している感が出ますが、、、


ライオンズとしては、2人が打線に居なくてもある程度得点が取れる打線の構築は必要です。


佐藤龍、野村大選手がスタメンに入り完全体のライオンズとなった時に、得点力不足も解消となるように、今使われている選手達はしっかり成長に結びつけてもらいたいです。



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